超小径リアイゲオXX
マシンガレージ48台目。
超小径XX「二年ぶりにリア提灯マシンで行きましょう蛍光イエローXX。」仕様。

約二年前、赤ポリカXXでリアヒクオマシンを作っておりましたが、久しぶりにリアヒクオ(提灯)マシンを作ってみようと考えました。
これにも訳がありまして…
今までXのメインマシンとして、26mmの中径X、23mmの超小径Xと二台体制でレース等に挑戦していたのですが、この二台にもっと差別化ができないかな?と考えていまして…。
そこで、両方フロント提灯だったのを片方リア提灯に変更してみよう、と考えた訳です。
上面

下面

前から

後ろ

左右


フロントセクション

いつもとホントに変わらないフロント回り。
まぁ今回はフロントにイゲオを搭載していない為、更にシンプルな仕上がりになっています。
また、このマシンのフロントブレーキにも新基準のブレーキを付けています。

この方式にすると、TMブレーキよりも強力なブレーキを掛けられる + 巻きブレーキと違い、つんのめり防止テープで前側を覆わなくていい + 寿命が比較的長いといいことづくめです。
リアセクション

リアイゲオの為、パーツがリアに集中しています。
しかしイゲオ構造はパーツ点数を少なくシンプルに出来るため、そこそこ軽量に仕上げります。
また、今回はリアAパーツの押さえをリアバンパーと一体で押さえるように変更し、パーツ点数の削減・軽量化を図っています。

イゲオ

今回は13・19mmローラー用マルチ補強プレートを使用し、イゲオアームを制作。
低くする場合、通常のヒクオ構造だとホイールの間を通すのに苦労しますね。
そこで皆さん「組継ぎヒクオアーム」を作って通していると思いますが、イゲオ構造でしたら特に苦労しなくてもホイールの間ギリギリを通せるため、構造や形をシンプルに軽く仕上げることができます。
これはイゲオのアドバンテージだと思っています。
イゲオの制作ですが、これを作る場合左右のバランスやアームの傾き、左右のアームの開き具合等、最初は左右対称に制作するのに非常に苦労しました。
ですが、最近確実に奇麗に作る方法を思いついたんですよ。
シャーシを治具として直接使っちゃうんです。


こうやってアームをヒンジに固定してしまい、まずは開き具合を調整・左右の角度の整合をしてしまいます。
イゲオは開き具合を加工で自由に調整できるため、ちょっとだけの開口角度からガバァッと開く超大角度までどんな角度にもお好みに調整できます。
調整したらここに横のアームを通し・・・

左右の位置調整、水平出しをします。

水平を出したらこれを仮接着し、動かなくなったらアームを外して本接着します。
この方法で制作するとビシッと奇麗なアームを組み立てる事ができます。
ちなみに開口角度ですが。


この程度にかなり控えめにしています。
フロント・リアタイヤ

フロントには赤いハードタイヤを縮ませた23mm超小径の物を。
リアはホワイトハード小径オフセットトレッドタイヤを加工して23mmに。
今回駆動をちょっと弄ってみました。

カウンターの軸壁に蓋をし、カウンター軸をモーター側に押しています。
Xやその他のシャーシってカウンター軸のタイヤ側には何もストッパーが付いていない為、押されるとカウンターギアが壁に押し付けられるような感じなんですよね。
そこでカウンター軸をモーター側に押すことによって、ギアが壁側になるべく行かないようにし、余裕を作ってみることにしました。
これがどうなるか・・・まだテスト走行ができていないのでわかりませんが(汗
さて、このようなマシンで久々にリア提灯マシンを作ってみましたが、リア提灯にはフロント提灯にはないメリット・デメリットがあります。
メリットですが、リア提灯の場合特にリフター等を使用しなくてもアームが勝手に開くため、安定した効きを期待できることです。
以前作った時は何も開くように工作していませんでしたが、がばぁっとダイナミックに開いていて驚いた記憶があります。
デメリットですが・・・リア提灯の場合アーム類が長くなってしまうのでどうしても構造的に重くなってしまう事、そしてジャンプ直後にコースをくぐる様なレイアウトの場合だと破損の確立が非常に高いという事ですね(汗
進行方向に対して口を開くように動作するので、ジャンプの着地直後に下にくぐるレイアウトだと動作したアームがそれに引っかかり、アームを派手に折ってしまうんですよね(汗
このようなレイアウトの場合は使用しない方が賢明だと考えています。
さて、こんなマシンを作ってみましたが現在はコロナウイルスでサーキットに行けない為、テスト走行が全くできないのが残念です(泣
走らせられるようになったらどんなもんだか見てみたいですね。
超小径XX「二年ぶりにリア提灯マシンで行きましょう蛍光イエローXX。」仕様。

約二年前、赤ポリカXXでリアヒクオマシンを作っておりましたが、久しぶりにリアヒクオ(提灯)マシンを作ってみようと考えました。
これにも訳がありまして…
今までXのメインマシンとして、26mmの中径X、23mmの超小径Xと二台体制でレース等に挑戦していたのですが、この二台にもっと差別化ができないかな?と考えていまして…。
そこで、両方フロント提灯だったのを片方リア提灯に変更してみよう、と考えた訳です。
上面

下面

前から

後ろ

左右


フロントセクション

いつもとホントに変わらないフロント回り。
まぁ今回はフロントにイゲオを搭載していない為、更にシンプルな仕上がりになっています。
また、このマシンのフロントブレーキにも新基準のブレーキを付けています。

この方式にすると、TMブレーキよりも強力なブレーキを掛けられる + 巻きブレーキと違い、つんのめり防止テープで前側を覆わなくていい + 寿命が比較的長いといいことづくめです。
リアセクション

リアイゲオの為、パーツがリアに集中しています。
しかしイゲオ構造はパーツ点数を少なくシンプルに出来るため、そこそこ軽量に仕上げります。
また、今回はリアAパーツの押さえをリアバンパーと一体で押さえるように変更し、パーツ点数の削減・軽量化を図っています。

イゲオ

今回は13・19mmローラー用マルチ補強プレートを使用し、イゲオアームを制作。
低くする場合、通常のヒクオ構造だとホイールの間を通すのに苦労しますね。
そこで皆さん「組継ぎヒクオアーム」を作って通していると思いますが、イゲオ構造でしたら特に苦労しなくてもホイールの間ギリギリを通せるため、構造や形をシンプルに軽く仕上げることができます。
これはイゲオのアドバンテージだと思っています。
イゲオの制作ですが、これを作る場合左右のバランスやアームの傾き、左右のアームの開き具合等、最初は左右対称に制作するのに非常に苦労しました。
ですが、最近確実に奇麗に作る方法を思いついたんですよ。
シャーシを治具として直接使っちゃうんです。


こうやってアームをヒンジに固定してしまい、まずは開き具合を調整・左右の角度の整合をしてしまいます。
イゲオは開き具合を加工で自由に調整できるため、ちょっとだけの開口角度からガバァッと開く超大角度までどんな角度にもお好みに調整できます。
調整したらここに横のアームを通し・・・

左右の位置調整、水平出しをします。

水平を出したらこれを仮接着し、動かなくなったらアームを外して本接着します。
この方法で制作するとビシッと奇麗なアームを組み立てる事ができます。
ちなみに開口角度ですが。


この程度にかなり控えめにしています。
フロント・リアタイヤ

フロントには赤いハードタイヤを縮ませた23mm超小径の物を。
リアはホワイトハード小径オフセットトレッドタイヤを加工して23mmに。
今回駆動をちょっと弄ってみました。

カウンターの軸壁に蓋をし、カウンター軸をモーター側に押しています。
Xやその他のシャーシってカウンター軸のタイヤ側には何もストッパーが付いていない為、押されるとカウンターギアが壁に押し付けられるような感じなんですよね。
そこでカウンター軸をモーター側に押すことによって、ギアが壁側になるべく行かないようにし、余裕を作ってみることにしました。
これがどうなるか・・・まだテスト走行ができていないのでわかりませんが(汗
さて、このようなマシンで久々にリア提灯マシンを作ってみましたが、リア提灯にはフロント提灯にはないメリット・デメリットがあります。
メリットですが、リア提灯の場合特にリフター等を使用しなくてもアームが勝手に開くため、安定した効きを期待できることです。
以前作った時は何も開くように工作していませんでしたが、がばぁっとダイナミックに開いていて驚いた記憶があります。
デメリットですが・・・リア提灯の場合アーム類が長くなってしまうのでどうしても構造的に重くなってしまう事、そしてジャンプ直後にコースをくぐる様なレイアウトの場合だと破損の確立が非常に高いという事ですね(汗
進行方向に対して口を開くように動作するので、ジャンプの着地直後に下にくぐるレイアウトだと動作したアームがそれに引っかかり、アームを派手に折ってしまうんですよね(汗
このようなレイアウトの場合は使用しない方が賢明だと考えています。
さて、こんなマシンを作ってみましたが現在はコロナウイルスでサーキットに行けない為、テスト走行が全くできないのが残念です(泣
走らせられるようになったらどんなもんだか見てみたいですね。
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蛍光イエローMA
マシンガレージ47台目。
超小径MA「普通に超小径で作ってみようじゃん」仕様。

前々からMAの戦闘力の高さは認知しておりますが、今度は超小径で制作してみました。
特に奇抜なギミックや新機構等は積んでいませんが、基本に忠実なマシンを制作することを意識しました。
上面

下面

今回のMAでもバッサリ肉抜きし、剛性を落としています。
MAの肉抜きってクッッッソ面倒なので、正直あんまりやりたくないんですが剛性があまりにも高すぎるんでしょうがないんですよね…
前から

後ろ

左右


フロントセクション

今回のフロント提灯ではイゲオ構造は使用せず、ホントに普通の提灯構造で組んでみました。
この方が重量的には軽量に作れる気がしますので、重量が気になるMAではこの構造の方が軽量に仕上がるのではないかと思います。
カーボン + ハトメ仕込みにより動作もカッチリしているのでいい感じですかね。
また、バンパーから直接提灯を生やした場合バンパーとギアカバーの高低差により提灯の動作範囲が極端に狭くなってしまう為、提灯をちょっと浮かせた位置から伸ばしています。
リアセクション

特に変わったことはありませんが、リアローラーをちょっと弄っています。
19mm系、というか520ベアリングを軸受けに使用しているローラーって520をかなり強く圧入していることが多く、ベアリングの動きが阻害されて回らないものが多いんですよね。
そこで今回から520を一旦ローラーから外し、4.99mmのソリッドリーマーでローラー穴を広げ、ネジロックで520を固定するという手法を施しています。
この方法は昔からかなりポピュラーな方法でしたが、昔は金欠でしたので・・・(汗
この加工をすると、全く回らなかったローラーがシャーシャー回るようになります。
よくよく考えてみれば、「良く回るローラーを探す」よりもローラー軸を「回るように加工」した方が結果的に節約になる、という事に最近気づくという・・・
ちなみに使用しているのは・・・
リーマ
ネジロック
タイヤ

フロントはローフリクションのハーフタイヤ23mm。
リアはオフセットトレッドタイヤのハードイエローのハーフタイヤ23mm。
リアタイヤはノーマル黒で制作するとすぐに擦り減ってしまって径が小さくなってしまうので、最低でもハードタイヤ以上ですね・・・。
ハードタイヤほどの硬さでしたら十分なグリップが確保できます。
また、多くのミニ四駆のシャーシではタイヤ径が24mmを下回るとシャーシ底面の車高が1mmを割ってしまい、レギュレーション違反となります。
そんな時はタイヤ径を大きくするか、シャーシ底面を削り落とす必要がありますが、削り落とす場合はこのような物があると便利。


巨大なダイヤモンドヤスリ、もとい、砥石です。
これを使用するとシャーシを掴みながらゴリゴリ底面を削ることが出来るので非常に楽です。
自分が使用しているのはこれですね。
ギア周り

全くの無加工です。
MA、MSのギア周りは弄る必要が無いですね。
モーターは35,000rpm程のマッハダッシュPROです。
重量

102.8g。
う~~ん…やっぱりMAで100gを切るのは中々難しいですね・・・。
今回はカーボンをフルに活用して制作しましたが。
あと、マスダンパーの重量を減らしていけば100gを切るのはできると思いますが、ダッシュ系でトバすマシンですとこれ以上マスダンパーを軽くすると安定性が極端に低下するため、これがいっぱいいっぱいですね(;´Д`)
さて、このマシン、お宝あっとマーケット町田店のコースで走らせてきました。
全体の速度は非常に満足できる出来です。
ウチのマシンの中でもかなり上位に入る速度ですね。
ただ、燃費がめちゃくちゃ悪い・・・(汗
一回走らせた後に連続で走らせようとすると明らかに速度が落ちているのがわかります。
私のモーターの作り方で慣らしていると、速度は出るけど電力食いモーターになってしまうような傾向がありますね・・・。
タイムアタックや3レーンレースでしたら十分に戦えるマシンですが、時と場合・レース形式によっては凄く不利になりえるマシンですね。
まぁとても普通に速いマシンですので、大会参加も視野に入れて調整していきたいと思います。
超小径MA「普通に超小径で作ってみようじゃん」仕様。

前々からMAの戦闘力の高さは認知しておりますが、今度は超小径で制作してみました。
特に奇抜なギミックや新機構等は積んでいませんが、基本に忠実なマシンを制作することを意識しました。
上面

下面

今回のMAでもバッサリ肉抜きし、剛性を落としています。
MAの肉抜きってクッッッソ面倒なので、正直あんまりやりたくないんですが剛性があまりにも高すぎるんでしょうがないんですよね…
前から

後ろ

左右


フロントセクション

今回のフロント提灯ではイゲオ構造は使用せず、ホントに普通の提灯構造で組んでみました。
この方が重量的には軽量に作れる気がしますので、重量が気になるMAではこの構造の方が軽量に仕上がるのではないかと思います。
カーボン + ハトメ仕込みにより動作もカッチリしているのでいい感じですかね。
また、バンパーから直接提灯を生やした場合バンパーとギアカバーの高低差により提灯の動作範囲が極端に狭くなってしまう為、提灯をちょっと浮かせた位置から伸ばしています。
リアセクション

特に変わったことはありませんが、リアローラーをちょっと弄っています。
19mm系、というか520ベアリングを軸受けに使用しているローラーって520をかなり強く圧入していることが多く、ベアリングの動きが阻害されて回らないものが多いんですよね。
そこで今回から520を一旦ローラーから外し、4.99mmのソリッドリーマーでローラー穴を広げ、ネジロックで520を固定するという手法を施しています。
この方法は昔からかなりポピュラーな方法でしたが、昔は金欠でしたので・・・(汗
この加工をすると、全く回らなかったローラーがシャーシャー回るようになります。
よくよく考えてみれば、「良く回るローラーを探す」よりもローラー軸を「回るように加工」した方が結果的に節約になる、という事に最近気づくという・・・
ちなみに使用しているのは・・・
リーマ
ネジロック
タイヤ

フロントはローフリクションのハーフタイヤ23mm。
リアはオフセットトレッドタイヤのハードイエローのハーフタイヤ23mm。
リアタイヤはノーマル黒で制作するとすぐに擦り減ってしまって径が小さくなってしまうので、最低でもハードタイヤ以上ですね・・・。
ハードタイヤほどの硬さでしたら十分なグリップが確保できます。
また、多くのミニ四駆のシャーシではタイヤ径が24mmを下回るとシャーシ底面の車高が1mmを割ってしまい、レギュレーション違反となります。
そんな時はタイヤ径を大きくするか、シャーシ底面を削り落とす必要がありますが、削り落とす場合はこのような物があると便利。


巨大なダイヤモンドヤスリ、もとい、砥石です。
これを使用するとシャーシを掴みながらゴリゴリ底面を削ることが出来るので非常に楽です。
自分が使用しているのはこれですね。
ギア周り

全くの無加工です。
MA、MSのギア周りは弄る必要が無いですね。
モーターは35,000rpm程のマッハダッシュPROです。
重量

102.8g。
う~~ん…やっぱりMAで100gを切るのは中々難しいですね・・・。
今回はカーボンをフルに活用して制作しましたが。
あと、マスダンパーの重量を減らしていけば100gを切るのはできると思いますが、ダッシュ系でトバすマシンですとこれ以上マスダンパーを軽くすると安定性が極端に低下するため、これがいっぱいいっぱいですね(;´Д`)
さて、このマシン、お宝あっとマーケット町田店のコースで走らせてきました。
全体の速度は非常に満足できる出来です。
ウチのマシンの中でもかなり上位に入る速度ですね。
ただ、燃費がめちゃくちゃ悪い・・・(汗
一回走らせた後に連続で走らせようとすると明らかに速度が落ちているのがわかります。
私のモーターの作り方で慣らしていると、速度は出るけど電力食いモーターになってしまうような傾向がありますね・・・。
タイムアタックや3レーンレースでしたら十分に戦えるマシンですが、時と場合・レース形式によっては凄く不利になりえるマシンですね。
まぁとても普通に速いマシンですので、大会参加も視野に入れて調整していきたいと思います。
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