まてぃぇぅ流 モーター慣らしの方法
皆様ご無沙汰しております。
どうもまてぃぇぅです。
以前ツイッターで言っていましたが、久しぶりの記事はこれにします。
まてぃぇぅ流モーター慣らし
「ミニ四駆の基礎 Ver,2018」では「各自勉強し経験を積んでいただきたい」と書きましたが、もうその記事からだいぶ時間が経っておりますので・・・
ここではまてぃぇぅがいつもどのようにしてモーターを作っているかを書きたいと思います。
※注意※
以下の方法は恐らく、現時点での「速い人たち」のしているモーター慣らしの方法に比べて古いやり方だと思います。
ですが自分としては以下の方法で満足のいく速度が出せているやり方でありますので、紹介していきたいと思います。
また、自分の中でこの方法を確立しているのはカーボンブラシモーターのみとなっており、銅ブラシモーターはまだ研究中です。
まず、新品のモーターを用意しました。

ハイパーダッシュ3のJ-CUP2019です。
未開封だったものを開けました。全く選別などはしていません。
それの他に、こんな物を用意します。

呉工業のCRC226、それからベアリングオイルです。
ベアリングオイルはタミヤのVGベアリングオイルとかでもいいと思います。
写真の物は昔、イエローサブマリンの大会に出場した時にジャンケン大会の景品としてもらった物ですが、恐らくスクワット辺りのベアリングオイルなんじゃないかと・・・・
元からラベルなどが全く無かったので正式な商品名がわかりません(汗
そしてこういう物も。

モーター慣らし器、それにモーターを取り付けるモーターホルダー、電流・電圧テスター。
このモーター慣らし器なんですが、これを購入した理由は二つあります。
一つは勿論モーターを慣らすことですが、もう一つは回転数を計測するときの条件を合わせるためです。
まず慣らしについてですが、俺のこの方法ですとかなりの長時間モーターを回している方法になりますので、充電電池でやっていると交換と充電が面倒なんですよね・・・・
なので、ずっと定電流を流せる慣らし器を導入しました。
二つ目の条件合わせですが・・・・
よくモーターの良し悪しを見る手段で回転数を測定しますが、その結果が電池によって変わってしまう現象がありまして・・・
まだ元気のいい電池ですと高回転を示しますが、何度も充放電を繰り返している電池ですと回転数が低いとか、そういった測定条件のバラつきが出てしまいます。
回しているうちに電圧は下がっていきますし(汗)
こういった測定条件のバラつきを極力無くす為、全く同じ電流を流せる慣らし器を導入しました。
これにより複数個のモーターを購入して選別するときの精度がグンと上がります。
しかし、この慣らし器にも弱点があります。
パワーステーションの場合ですが、本体に表示してある電圧が超適当なのでモーターの真の姿が見えないんですよね(汗

これはダイヤルを目いっぱい低電圧側、2.0Vで設定していますが、結果は2.14V。

3.0Vの位置では2.65V。

最大電圧、4.0Vの位置では4.06V。ここは誤差程度ですねw
本当の3.00Vの位置は・・・

ここ。
全く関係ない場所です(汗
なので、このように慣らし器を使用する場合はテスターは必須だと思ってます。
さて、自分はモーター慣らし器を使用していますが、無い場合は・・・

こういう風に、使わなくなったシャーシにダミー電池を付け、電池一本で回します。
電池はエネループとか容量の大きいものを使うといいでしょう。
こういった物もあるといいですね。

パソコン用12cmファン。
これはファンの下にホームセンターで買ってきた木材を接着剤(俺はセメダインのスーパーX)で張り付け、足としています。
今はUSBから電源を取り出せる冷却ファンなんてものが沢山売っているので、そういった物でしたらUSB冷却ファン+ダイソーのスマートフォン用USB電源で冷却システムができますね。
そうしたら実際に慣らしていきます。
まず、アケポンの状態での回転数を測定しました。3.00Vビッタリで計測しています。

約28000回転・・・う~ん、まぁまぁ?
これを一旦止め、まず軸にベアリングオイルを注して馴染ませます。


どうでもいいけど片手でこの写真を撮影するのえらい難しかった。
そうしたら慣らし器の電圧設定を目いっぱい低電圧側に回し・・・

モーターを低電圧で回しつつ、モーターの穴からCRC226を噴き込みます。

薬剤が飛び散ることがあるのでティッシュなどにくるみながら噴き込むといいでしょう。
俺の場合かなりたっぷり噴いています。
この状態で冷却ファンで冷却しつつ、4~5時間ほど回しっぱなしにします。

(掃除サボってるからクッソ汚いですね、すみません…)
かなり長時間回していますので、数時間経ったらCRC226を追加してやります。
回しているうちにモーターから回転数が上がったり下がったり妙な音がし始め、そのうちに全体の回転数が段々上がってくるはずです。
4時間ほどモーターを回したら、モーターを外して付着しているCRC226や汚れなどを拭き取ります。

モーターの中にもCRC226が残っているので、ティッシュでくるんでブンブン振って中身を全部出すようにしましょう。
同時にモーターホルダーもべちゃべちゃだと思うので奇麗にします(汗
これでまた3.00Vキッチリで電圧を測り・・・

回転数を測定します。

う~~~~ん・・・・まだまだですね・・・
このモーターはもう少し回してみることにしましょう。
このように、低電圧 + CRC226での慣らしを自分はしています。
この慣らし、自分の中で各モーターの最低回転数と言うのを設定しているんですが、
・ハイパーダッシュ3・・・・・30,000rpm
・パワーダッシュ・・・・・・・33,000rpm
・スプリントダッシュ・・・・・36,000~37,000rpm
・ハイパーダッシュPRO・・・30,000rpm
・マッハダッシュPRO・・・・・35,000rpm
といった具合に、このくらいの回転数になるまで回しまくるという事をしています。
正直な所、両軸のモーターはHDPはほぼ確立しているんですが、MDPだけはよくわかっていないというか…
回転が上がらないんですよね。
ブラシが硬いのかなぁ?
今までどんなに回転数が上がっても36,000rpmくらいまでしか上がったことが無いんです。
HD3とSDは比較的簡単に回転数を上げることができるんですが、PDだけは難しいですね・・・・
アタリのPDを引くと物凄い回る上にパワーモリモリでどうやっても制御しきれないくらい速いんですが、ハズレを引くと回転数が上がらないまま死んでしまいます(泣
実際のところこの方法で結構な速度域まで行くことができていますので、こういう慣らしもアリと考えています。
モーター慣らしで悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
※追記※
その後の結果が出ました。
どうもまてぃぇぅです。
以前ツイッターで言っていましたが、久しぶりの記事はこれにします。
まてぃぇぅ流モーター慣らし
「ミニ四駆の基礎 Ver,2018」では「各自勉強し経験を積んでいただきたい」と書きましたが、もうその記事からだいぶ時間が経っておりますので・・・
ここではまてぃぇぅがいつもどのようにしてモーターを作っているかを書きたいと思います。
※注意※
以下の方法は恐らく、現時点での「速い人たち」のしているモーター慣らしの方法に比べて古いやり方だと思います。
ですが自分としては以下の方法で満足のいく速度が出せているやり方でありますので、紹介していきたいと思います。
また、自分の中でこの方法を確立しているのはカーボンブラシモーターのみとなっており、銅ブラシモーターはまだ研究中です。
まず、新品のモーターを用意しました。

ハイパーダッシュ3のJ-CUP2019です。
未開封だったものを開けました。全く選別などはしていません。
それの他に、こんな物を用意します。

呉工業のCRC226、それからベアリングオイルです。
ベアリングオイルはタミヤのVGベアリングオイルとかでもいいと思います。
写真の物は昔、イエローサブマリンの大会に出場した時にジャンケン大会の景品としてもらった物ですが、恐らくスクワット辺りのベアリングオイルなんじゃないかと・・・・
元からラベルなどが全く無かったので正式な商品名がわかりません(汗
そしてこういう物も。

モーター慣らし器、それにモーターを取り付けるモーターホルダー、電流・電圧テスター。
このモーター慣らし器なんですが、これを購入した理由は二つあります。
一つは勿論モーターを慣らすことですが、もう一つは回転数を計測するときの条件を合わせるためです。
まず慣らしについてですが、俺のこの方法ですとかなりの長時間モーターを回している方法になりますので、充電電池でやっていると交換と充電が面倒なんですよね・・・・
なので、ずっと定電流を流せる慣らし器を導入しました。
二つ目の条件合わせですが・・・・
よくモーターの良し悪しを見る手段で回転数を測定しますが、その結果が電池によって変わってしまう現象がありまして・・・
まだ元気のいい電池ですと高回転を示しますが、何度も充放電を繰り返している電池ですと回転数が低いとか、そういった測定条件のバラつきが出てしまいます。
回しているうちに電圧は下がっていきますし(汗)
こういった測定条件のバラつきを極力無くす為、全く同じ電流を流せる慣らし器を導入しました。
これにより複数個のモーターを購入して選別するときの精度がグンと上がります。
しかし、この慣らし器にも弱点があります。
パワーステーションの場合ですが、本体に表示してある電圧が超適当なのでモーターの真の姿が見えないんですよね(汗

これはダイヤルを目いっぱい低電圧側、2.0Vで設定していますが、結果は2.14V。

3.0Vの位置では2.65V。

最大電圧、4.0Vの位置では4.06V。ここは誤差程度ですねw
本当の3.00Vの位置は・・・

ここ。
全く関係ない場所です(汗
なので、このように慣らし器を使用する場合はテスターは必須だと思ってます。
さて、自分はモーター慣らし器を使用していますが、無い場合は・・・

こういう風に、使わなくなったシャーシにダミー電池を付け、電池一本で回します。
電池はエネループとか容量の大きいものを使うといいでしょう。
こういった物もあるといいですね。

パソコン用12cmファン。
これはファンの下にホームセンターで買ってきた木材を接着剤(俺はセメダインのスーパーX)で張り付け、足としています。
今はUSBから電源を取り出せる冷却ファンなんてものが沢山売っているので、そういった物でしたらUSB冷却ファン+ダイソーのスマートフォン用USB電源で冷却システムができますね。
そうしたら実際に慣らしていきます。
まず、アケポンの状態での回転数を測定しました。3.00Vビッタリで計測しています。

約28000回転・・・う~ん、まぁまぁ?
これを一旦止め、まず軸にベアリングオイルを注して馴染ませます。


どうでもいいけど片手でこの写真を撮影するのえらい難しかった。
そうしたら慣らし器の電圧設定を目いっぱい低電圧側に回し・・・

モーターを低電圧で回しつつ、モーターの穴からCRC226を噴き込みます。

薬剤が飛び散ることがあるのでティッシュなどにくるみながら噴き込むといいでしょう。
俺の場合かなりたっぷり噴いています。
この状態で冷却ファンで冷却しつつ、4~5時間ほど回しっぱなしにします。

(掃除サボってるからクッソ汚いですね、すみません…)
かなり長時間回していますので、数時間経ったらCRC226を追加してやります。
回しているうちにモーターから回転数が上がったり下がったり妙な音がし始め、そのうちに全体の回転数が段々上がってくるはずです。
4時間ほどモーターを回したら、モーターを外して付着しているCRC226や汚れなどを拭き取ります。

モーターの中にもCRC226が残っているので、ティッシュでくるんでブンブン振って中身を全部出すようにしましょう。
同時にモーターホルダーもべちゃべちゃだと思うので奇麗にします(汗
これでまた3.00Vキッチリで電圧を測り・・・

回転数を測定します。

う~~~~ん・・・・まだまだですね・・・
このモーターはもう少し回してみることにしましょう。
このように、低電圧 + CRC226での慣らしを自分はしています。
この慣らし、自分の中で各モーターの最低回転数と言うのを設定しているんですが、
・ハイパーダッシュ3・・・・・30,000rpm
・パワーダッシュ・・・・・・・33,000rpm
・スプリントダッシュ・・・・・36,000~37,000rpm
・ハイパーダッシュPRO・・・30,000rpm
・マッハダッシュPRO・・・・・35,000rpm
といった具合に、このくらいの回転数になるまで回しまくるという事をしています。
正直な所、両軸のモーターはHDPはほぼ確立しているんですが、MDPだけはよくわかっていないというか…
回転が上がらないんですよね。
ブラシが硬いのかなぁ?
今までどんなに回転数が上がっても36,000rpmくらいまでしか上がったことが無いんです。
HD3とSDは比較的簡単に回転数を上げることができるんですが、PDだけは難しいですね・・・・
アタリのPDを引くと物凄い回る上にパワーモリモリでどうやっても制御しきれないくらい速いんですが、ハズレを引くと回転数が上がらないまま死んでしまいます(泣
実際のところこの方法で結構な速度域まで行くことができていますので、こういう慣らしもアリと考えています。
モーター慣らしで悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
※追記※
その後の結果が出ました。
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