【Type-3?】ウイニングケーキ【MS?】
マシンガレージ45台目。
キメラType-3「ウイニングケーキ」

ちょっと前にポリカType-3シャーシでキメラシャーシを制作しましたが、そのシャーシを走れるように仕上げてみました。
製作は非常に楽で、トラッキンや以前のType-3シャーシと比べて1/10くらいの時間で作れました。
フロントバンパー・リアバンパーを仕上げる作業で何日もかかっていましたからね・・・・
ウイニングバードをアイボリーカラーに塗ったところ、「なんか、ケーキみたいな美味しそうな色になったなぁ・・・・」と感じたので、ケーキみたいなウイニングバードに赤いイチゴをイメージしたタイヤを組み合わせ、ウイニングケーキとしましたw
上面

下面

電池を入れていないとイゲオが地面に接触してしまうので、仮としてエネループライトを積んでいます。
前

重心を下げるため、フロントブレーキプレートに3gのセッティングウェイトを2つ載せています。
もっと増やしてもいいかもしれません・・・・Type-3の重心の高さは立体コースでは致命傷になりますからね・・・(汗
後ろ

左右


フロント回り

今回イゲオを提灯にしたものを採用しました。
最近ではヒクオの開口角度を小さくした方が挙動がいいという事を感じ、開口角度を今までで一番小さく調整しました。
イゲオの場合、ヒンジ部分にFRPを貼って削って調整になるので、その辺はちょっと面倒ですね(汗
開口角度は


これくらいです。
また、フロントブレーキを強力に効かせるため、サブブレーキプレートを追加しました。

メインプレートのブレーキスポンジも3mmスポンジに炙りを施し、斜めに接地させ、より強力になるように。

また、このイゲオにはヒンジにOリングを挟み込み、減衰させるようにしてみました。

この減衰力はOリングの締め付け具合で調整できますので、サーキット場でも調整できるようになっています。
リア周り

MSシャーシのリアバンパーを使用しておりますので、カーボンリアプレートの接続部分を削り飛ばして付けています。
本当にこれは作るのが楽でした。
こっそり六角マウントの赤を使って上側を作っています。
30mm皿ビスですと上側の長さが足りなくなってしまいますね・・・・。
フロント・リアタイヤ

スーパーX用大径5本スポークホイールに付属している赤タイヤと、CX09用カーボンホイールのフロントを組み合わせています。
これは上手くできましたね。
駆動


今回のType-3では駆動に大きな加工はしていません。
Type-3は520ベアリングを仕込んで抵抗抜きすることは勿論いいことなのですが、クラウンを削り込んでクリアランスを調整するだけでもかなりいい駆動になります。
この辺りは以前作った公式用Type-3からの移植となります。
さてさて、このキメラType-3ですが、とにかく作るのが楽でした。
以前はType-3やトラッキンシャーシというとバンパー回りを制作するだけで何日も、長いときは一週間以上かかっておりましたが、バンパーを作るのは2時間くらいですべて終了しましたからね(汗
駆動関係は以前のマシンからの移植となりますが、それでも一から作ったとしても数時間ですべて完了しますね。
実際の走行ですが、これが現代のマシンと遜色のない速度を出すことができています。
パワーダッシュやスプリントダッシュを使用すれば全く見劣りしない速度が出せていますね。
一番の問題は重心の高さですね。
Type-3は車高がクソみたいに高いため、いくらタイヤを小さくしても重心を低くすることが難しいんですね・・・・

(これは仕様がちょっと違った時の写真です)
この車高の高さにより、ジャンプした時の車体安定性やブレーキの効き、着地の跳ね具合など、現代マシンとは全く違う対策が必要になります。
ウエイトはその対策の一環ですが、これ以外にもホイールをアルミにしてウエイト代わりにするなど、そういったことが必要になります。
速度的にはいい感じでありますので、実戦に使用して活躍させたいですねw
キメラType-3「ウイニングケーキ」

ちょっと前にポリカType-3シャーシでキメラシャーシを制作しましたが、そのシャーシを走れるように仕上げてみました。
製作は非常に楽で、トラッキンや以前のType-3シャーシと比べて1/10くらいの時間で作れました。
フロントバンパー・リアバンパーを仕上げる作業で何日もかかっていましたからね・・・・
ウイニングバードをアイボリーカラーに塗ったところ、「なんか、ケーキみたいな美味しそうな色になったなぁ・・・・」と感じたので、ケーキみたいなウイニングバードに赤いイチゴをイメージしたタイヤを組み合わせ、ウイニングケーキとしましたw
上面

下面

電池を入れていないとイゲオが地面に接触してしまうので、仮としてエネループライトを積んでいます。
前

重心を下げるため、フロントブレーキプレートに3gのセッティングウェイトを2つ載せています。
もっと増やしてもいいかもしれません・・・・Type-3の重心の高さは立体コースでは致命傷になりますからね・・・(汗
後ろ

左右


フロント回り

今回イゲオを提灯にしたものを採用しました。
最近ではヒクオの開口角度を小さくした方が挙動がいいという事を感じ、開口角度を今までで一番小さく調整しました。
イゲオの場合、ヒンジ部分にFRPを貼って削って調整になるので、その辺はちょっと面倒ですね(汗
開口角度は


これくらいです。
また、フロントブレーキを強力に効かせるため、サブブレーキプレートを追加しました。

メインプレートのブレーキスポンジも3mmスポンジに炙りを施し、斜めに接地させ、より強力になるように。

また、このイゲオにはヒンジにOリングを挟み込み、減衰させるようにしてみました。

すげーわかりにくいけど、イゲオに減衰機構付けてみました。 pic.twitter.com/DbacEh4VZ0
— まてぃぇぅ (@mateiu0503) 2019年1月14日
この減衰力はOリングの締め付け具合で調整できますので、サーキット場でも調整できるようになっています。
リア周り

MSシャーシのリアバンパーを使用しておりますので、カーボンリアプレートの接続部分を削り飛ばして付けています。
本当にこれは作るのが楽でした。
こっそり六角マウントの赤を使って上側を作っています。
30mm皿ビスですと上側の長さが足りなくなってしまいますね・・・・。
フロント・リアタイヤ

スーパーX用大径5本スポークホイールに付属している赤タイヤと、CX09用カーボンホイールのフロントを組み合わせています。
これは上手くできましたね。
駆動


今回のType-3では駆動に大きな加工はしていません。
Type-3は520ベアリングを仕込んで抵抗抜きすることは勿論いいことなのですが、クラウンを削り込んでクリアランスを調整するだけでもかなりいい駆動になります。
この辺りは以前作った公式用Type-3からの移植となります。
さてさて、このキメラType-3ですが、とにかく作るのが楽でした。
以前はType-3やトラッキンシャーシというとバンパー回りを制作するだけで何日も、長いときは一週間以上かかっておりましたが、バンパーを作るのは2時間くらいですべて終了しましたからね(汗
駆動関係は以前のマシンからの移植となりますが、それでも一から作ったとしても数時間ですべて完了しますね。
実際の走行ですが、これが現代のマシンと遜色のない速度を出すことができています。
パワーダッシュやスプリントダッシュを使用すれば全く見劣りしない速度が出せていますね。
一番の問題は重心の高さですね。
Type-3は車高がクソみたいに高いため、いくらタイヤを小さくしても重心を低くすることが難しいんですね・・・・

(これは仕様がちょっと違った時の写真です)
この車高の高さにより、ジャンプした時の車体安定性やブレーキの効き、着地の跳ね具合など、現代マシンとは全く違う対策が必要になります。
ウエイトはその対策の一環ですが、これ以外にもホイールをアルミにしてウエイト代わりにするなど、そういったことが必要になります。
速度的にはいい感じでありますので、実戦に使用して活躍させたいですねw
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マテンテX 2019
マシンガレージ44台目。
マテンテX 2019

マテンテX2008、マテンテX2018、マテンテX2019と、このシリーズも3台目ですねw
まてぃぇぅのXも2019年になって新たな事に挑むことにしました。
サイドマスダンパーの突き詰め。
思うに、そこまでの難コースでなければサイドマスダンパー+ブレーキで行けるのではないか?という考えに至り、このような仕様にしてみました。
実のところ本格的なサイドマスダンパーマシンは初めてだったりします。
あと、「出来る限りキモい色に作ってみてぇ」という意味不明なこだわりが詰まっています。
上面

下面

前から

後ろ

左右


フロント回り

DoragonClawX2019と同じようにHGカーボンフロントワイドステーを削り込んで軽量化。
ここまで削り込みますと、重量は純正2.6gから1.3gと、半分になります。
また、立体用マシンでも速度を出していくと立体LCを超えるのがキツくなるのでローラーセッティングはフラット用と同じようにセットしています。
リア周り

特に変わりはありませんが、ほんの少しの軽量化で東北ダンパーをマスダンパースクエアのショートサイズにしています。
これですとノーマルマスダンパーよりも1gほど軽くなります。
制御自体はそこまで悪くなりませんでした。
マテンテと言えばアバンテのプラボディ。
だもんでプラボディをリアキャッチャーで留めるため、東北ダンパーの形が変になってしまいました(汗
サイドマスダンパー

カーボンマルチプレートを切って削って作りました。
地面により近くなるようにスペーサーで下げています。
ビスは皿ビスを使用し、できるだけ下げられるように。
フロント・リアタイヤ

緑のオフセットトレッドタイヤ+CX09用のカーボンホイールを使用し、毒々しい色に仕上げました。
ピンク・緑のタイヤ・赤いボディと、キモいマシンに仕上がりました(汗
さてさて、このマシンにはHD3を組み合わせておりますが、これが結構速いんですよね。
サイドマスダン・東北ダンパー・フロントとリアブレーキという超基本の立体マシンに仕上げてありつつ駆動回りやローラーセットなどはフラット用マシンのように仕上げてありますから、平面速度はアホみたいに出ていました。
立体用装備を外せばフラットマシンにも早変わりできるというハイブリッドマシンでもありますw
そしてこの蛍光ピンクXX。
こいつ、X系列のシャーシの中でもかなり速い部類に入りますね(汗
以前作ったピンクスイーツでもそうでしたが、平面速度が非常に出しやすいシャーシであるように感じました。
重量も

このように91g台と、立体用マシンとしては桁外れに軽いマシンに仕上がっております。
このXXとDragonClawXの2大メインを使って2019年は行きたいと思います。
マテンテX 2019

マテンテX2008、マテンテX2018、マテンテX2019と、このシリーズも3台目ですねw
まてぃぇぅのXも2019年になって新たな事に挑むことにしました。
サイドマスダンパーの突き詰め。
思うに、そこまでの難コースでなければサイドマスダンパー+ブレーキで行けるのではないか?という考えに至り、このような仕様にしてみました。
実のところ本格的なサイドマスダンパーマシンは初めてだったりします。
あと、「出来る限りキモい色に作ってみてぇ」という意味不明なこだわりが詰まっています。
上面

下面

前から

後ろ

左右


フロント回り

DoragonClawX2019と同じようにHGカーボンフロントワイドステーを削り込んで軽量化。
ここまで削り込みますと、重量は純正2.6gから1.3gと、半分になります。
ちょっとやり過ぎたかなー… pic.twitter.com/xzBosA4xLS
— まてぃぇぅ (@mateiu0503) 2018年12月2日
また、立体用マシンでも速度を出していくと立体LCを超えるのがキツくなるのでローラーセッティングはフラット用と同じようにセットしています。
リア周り

特に変わりはありませんが、ほんの少しの軽量化で東北ダンパーをマスダンパースクエアのショートサイズにしています。
これですとノーマルマスダンパーよりも1gほど軽くなります。
制御自体はそこまで悪くなりませんでした。
マテンテと言えばアバンテのプラボディ。
だもんでプラボディをリアキャッチャーで留めるため、東北ダンパーの形が変になってしまいました(汗
サイドマスダンパー

カーボンマルチプレートを切って削って作りました。
地面により近くなるようにスペーサーで下げています。
ビスは皿ビスを使用し、できるだけ下げられるように。
フロント・リアタイヤ

緑のオフセットトレッドタイヤ+CX09用のカーボンホイールを使用し、毒々しい色に仕上げました。
ピンク・緑のタイヤ・赤いボディと、キモいマシンに仕上がりました(汗
さてさて、このマシンにはHD3を組み合わせておりますが、これが結構速いんですよね。
サイドマスダン・東北ダンパー・フロントとリアブレーキという超基本の立体マシンに仕上げてありつつ駆動回りやローラーセットなどはフラット用マシンのように仕上げてありますから、平面速度はアホみたいに出ていました。
立体用装備を外せばフラットマシンにも早変わりできるというハイブリッドマシンでもありますw
そしてこの蛍光ピンクXX。
こいつ、X系列のシャーシの中でもかなり速い部類に入りますね(汗
以前作ったピンクスイーツでもそうでしたが、平面速度が非常に出しやすいシャーシであるように感じました。
重量も

このように91g台と、立体用マシンとしては桁外れに軽いマシンに仕上がっております。
このXXとDragonClawXの2大メインを使って2019年は行きたいと思います。
ミニ四駆の基礎 Ver,2018 「7.その後は・・・・」
ミニ四駆の基礎Ver,2018 目次
0.初めに
1.車体の組み方
2.ローラーセッティング
3.立体対策
4.ブレーキについて 基礎知識編
5.実際に走らせよう!~サーキット場でのこと~
6.走らせたあとは? ~メンテナンス編~
7.その後は・・・(この記事)
どーも皆様こんばんわ。まてぃぇぅでございます。
基礎編2018年版の最後の記事です。
文章ばっかりになってしまってウンザリしてしまうかもしれませんが(汗
テーマは
その後は・・・・・
前までの六つの記事を見て基礎の基礎は理解できたかと思いますが、その後に速さを追求していくと「これ以上速くするのはどうやったらいいんだよ!」という悩みにブチ当たるかと思います。
同時に「この速度でどうやってジャンプセクションを攻略すりゃあいいんだよ!」という悩みも出てくるかと思います。
ジャンプ以外の「平面の速度」の基本的な上昇には以下の要因が絡んできます。
・駆動効率の底上げ
・軽量化
・各部品の精度・加工
・部品の選別
・モーターパワー
・電池のパワー
解説していきます。
・駆動効率の底上げ
これは皆さん「抵抗抜き」や「ギヤ加工」を想像されるかと思います。
これは新しいシャーシ(FM-A、MA、AR、スーパー2、MS等)ではあまり気にしなくてもいいかもしれません。
と言うのもこれらの新しいシャーシでは駆動効率がタミヤで確立されており、ヘタにギヤやシャーシを加工するとかえって遅くなってしまう傾向があるからです。
まてぃぇぅの場合VSであれば駆動関係(ギヤやシャーシ内部)は全くの無加工でいいと思いますし、MSやMAに関しても同じく無加工が一番いいと思っています。
FM-AとAR、スーパー2に関してはまだ深いところまでいじったことが無いので何とも言えませんが、駆動を見ただけで「ああ、こりゃ速くて当然だわ(汗」となるくらい駆動が見事に作られています。
このようなシャーシに関してはその他の要因で速度アップを図るのがいいかと思いますが、問題は旧型のシャーシを使っている場合。
スーパー1やTZシャーシなどは駆動に問題が多々ありますので加工や位置調整は必須になりますね。
まてぃぇぅ愛用のスーパーX系列も駆動効率は上位に入りますが、ちょいちょい加工してやると非常に良い駆動になったりします。
これに関しては挑戦してみたいという人は挑戦してみるのもいいと思います。
ですが、必ず「ノーマルでの駆動と、加工した時の駆動」で比較してみて下さいね?
ノーマルでの駆動の速さを知らないと加工したら速くなるのか、遅くなるのかという基準がわからなくなりますのでチューニングが迷宮入りします。俺のように。
・軽量化
軽さは速度にダイレクトに響きます。
モーターがう〇こでも電池がクソでも、極限まで軽ければ周りに肉薄するほどの速度で走ることも可能です。
まてぃぇぅのXは常に軽くすることを第一目標に作成しており、一年間で軽量化の研究を続けた結果、立体対策をバリバリしているマシンでも100g以下まで軽くすることができています。


作り始めた当初は120g程でしたから、20gは軽量化できていますね。
ミニ四駆の20gは物凄くデカいですよ。ネオチャンプが一本18g程度ありますから、電池一本減らしたのと同じくらいの差があります。
わかりやすい軽量化のやり方としては、プレート類などをカーボンプレートに変えていくのが一番わかりやすいですね。
ちょっと勘違いしている人がいますが、FRPとカーボンプレートを重量で比較した場合、カーボンプレートの方が軽量になります。
そしてFRPプレートよりも頑丈で変形しにくい・割れにくくなりますので、さらに削り込んで軽量化することができます。
こうやってカーボンで固めていくとマシンのコストはうなぎのぼりに高額になっていきますが、重量はガンガン軽くなっていきます(汗
また、ミニ四駆で重量の重いものランキングで見ていくと「電池」「モーター」「タイヤ」がトップ3となります。
なので後述するペラタイヤなどでタイヤのゴム部分を減らすことでかなりの軽量化になっていきます。
こうやって少しずつ少しずつ研ぎ澄ますように軽量化していくことで、塵も積もればなんとやらという訳ですね。
シャーシ肉抜きに関しては抜いていい部分と抜いちゃマズい部分があり、駆動に絡んでくる部分もありますので、その辺りは研究したり先人の知恵を借りるのもいいかもしれません。
軽量化を突き詰めたいというのであればデジタルスケール(デジタル秤)を購入しましょう。
0.01g単位で計測できるものが2000円ほどで購入できます。これが無いと軽量化の突き詰めは難しいです。
・各部品の精度・加工
ミニ四駆は大量生産品です。
特にタイヤに関しては工場出荷状態ではブレブレのガタガタですから、これを加工してやって真円に限りなく近くしてやるのが一番いいです。
最近の流行では「ペラタイヤ」としてタイヤを限りなく薄くして加工するのが定番ですね。
こうやってタイヤを精度よくしてやることでパワーは効率よく地面に伝わるようになりますから、速度は自然と出るようになります。
あとはギヤなども各部品でブレ・公差などがありますからそれをちょいちょい加工してやって精度を出してやったりすると速度は上がっていきます。
・部品の選別
これをやり始めるともう大変。お金と場所と時間がいくらあっても足りません(汗
まてぃぇぅは殆どやらない事ですが、最低限「真っ直ぐなドライブシャフト」だけは選別しています。
それ以外ですと「良く回るボールベアリング(ローラー)」「歪んでいないシャーシ」「ブレていないギヤ」「ブレていないホイール」等がありますね。
まぁ、これをやり始めてしまうと廃人となってしまいますのでホドホドでいいでしょう(汗
というか最初のうちはやらなくてもいいと思います。
・モーターパワー
これはミニ四駆の速度において重要な要素ですね。
いっくらシャーシやタイヤを精度良く作って部品を選別しても、モーターがヘロヘロだと本来の速度が出ません。
最近のパワーのあるモーターはアタリモーターとハズレモーターの落差が極端に激しいので、やっぱり速度を上げるには何個か買って一番速いものを選別することが必要になってきます。
あと、慣らしの仕方も重要になってきます。
パワーのあるスプリントダッシュやパワーダッシュ、マッハダッシュPRO等は慣らしの仕方で速度に大きな差が出ますので、良いモーターを作るには慣らしの仕方も勉強するのがいいと思います。
ここは各自勉強し経験を積んでいただきたい気持ちがあるので、具体的な方法は記載しないでおこうと思います。
最近ではYoutubeやホームページ・ブログ等で慣らし方法が腐るほど出てきますので色々試してみるのがいいと思います。
・電池のパワー
これは一番お金のかかるところでしょうかね・・・・(汗
電池と言いますが、それすなわち「ネオチャンプ(充電電池)の育成」の事です。
これは以前ネオチャンプの育成設定を記事にしたことがありますが、こういうちょっと凝った機材をそろえないと中々難しいものがあります。
入門用としてライトユーザー向けの充電器を一台購入してもいいと思いますが、それでも1万円程してしまいます。
電池の育成には機材とノウハウが必要になりますが、それでもバチッと作った電池は凄まじいパワーが出ます。
こういった電池の育成も廃人への第一歩となってしまいますので、やりたい方だけやればいいかと(汗
ここで言っている入門向け充電器、今買えるもので言うと
・YOKOMO YZ-114 PLUS
・イーグル模型 AC/DC CDC D2チャージャー
・HITEC X4 Advanced Pro
・HITEC X4 AdvancedⅡ・Ⅲ
・ISDT C4 Smart Charger
等が挙げられますね。
初心者向けで使いやすい物というとこの中ではC4チャージャーが一番おすすめです。
具体的な「平面での速度アップ」は以上ですかね。
次は「立体での制御」になりますが・・・・
これに関しては自分も実験・研究中であり、どんな方法がいいのか模索しています。
現在流行りのチューンと言えば・・・・
・ヒクオ
これは画像検索などで溢れるほど出てきますが、10年ほど前に登場した「提灯改造」を「より低い位置に」とした物です。
これの制振性、着地の安定さは非常に優れています。
・東北ダンパー
一時期より流行りだしたリヤに付けるスイング式マスダンパー。
簡単な作りでリヤのバウンドがかなり抑えられます。
これは簡単・コストも抑えられる・制振性もいいと優れた装備ですね。
この機構はタミヤからGUPとして販売しています。
・MSフレキ
MSシャーシ限定でのチューニング。
MSシャーシの分割できるシャーシ特性を利用し、その分割部を稼働可能にし、スプリング・ショックアブソバー(減衰システム)を組み込んだもの。
制振性はバツグンで、速度もMSシャーシの駆動効率の高さから非常に速く、現在主流の改造。
・ATバンパー
オートトラックバンパーの略で、ローラーを後ろ方向に稼働させるもの。
以前ロッキング対策としてXにも試験的に取り付けていました。
最近ではこれを前後上下に動かすことにより、立体セクション着地でCoしそうになった際にもローラーが動いてコース内に収まる、という仕組みが流行っています。
これに関してはまてぃぇぅは本気で作ったことが無く、前後方向は動かすことはできますが上下方向の動かし方がよくわかっていない状態ですので、その解説は割愛させてください(汗
・アンカーシステム
リアバンパーをスプリングとビス一本で支持し、ぐりんぐりん動かすもの。
これもATバンパーと同じく着地で引っかかりそうになった時に動いてコース内に留めるものですね。
また、もちろん前後左右にグリグリ動くダンパーであるので、スライドダンパーと同じく衝撃吸収の効果もあります。
「もうこれ以上どうすればいいかわからない!」というのであれば上記のような機構をまずは見よう見まねで組んでみるのもいいと思います。
MSフレキは動画や実際の走行で何度も見ていますが、驚異的な立体のクリア率を誇りますし、作るのがそれほど難しくなさそうです。
「加工とか怖くてできない・・・・失敗したらどうしよう・・・」と躊躇する必要はありません。
まぁ失敗したらその分お金がかかるかもしれませんが、なにも何十万も吹っ飛ぶわけじゃありませんし、なんでもトライしてみるのがいいと思いますよ。
なんだったら「サイドマスダンパーを極めてみる」のもいいと思いますし、さらに「マスダンパーレスでどれだけできるか挑戦してみる!」のもアリだと思いますよ!w
そうやって自分なりの「正解」と「失敗」を見つけていく、それがミニ四駆の楽しみ方であると思います。
まてぃぇぅの方針は一貫して
「Xで大会で上位に食い込む」
という事を第一目標として制作しています。
実際にレースに出場してみるとわかると思いますが、周りはMSフレキだらけ、本当に見渡す限りMSという状態ですからね(汗
そんな状況つまんねぇ!Xで旋風を巻き起こす!それがまてぃぇぅの方針です。
そんな感じでありますから「世間一般の常識・定番チューン」なんて適応できません。
上記MSフレキやATバンパー、アンカーシステムを詳細に解説できないのはこれが原因です(汗
もはやマシンがガラパゴス的に独自進化していっている、そう感じますねw
いいんです、ミニ四駆はどこまで行っても「遊び」「趣味」でありますから、(周りに迷惑をかけなければ)どんなことをしたっていいんです。
この記事でも書いていますが、一番大事なのは
マシンに愛情を注ぐこと
これです。
とりあえずこれ組んどきゃあいいだろー!ぱぱーっと組んでハイ完成!
というマシンは不思議と速くならないもの。
どうやればいいか考えて考えて、それでやっとこさ完成したマシンがコースを走る、そうやって愛情を込めてやればマシンは応えてくれるはずです。
さて、まてぃぇぅが言える基礎のような部分はこんなもんでしょうかね。
あと、ミニ四駆に関してはTwitter内での交流や新たな機構の発見などが盛んにおこなわれています。
通常のブログやホームページなどよりも掲載スピードや技術の進歩は速い傾向があるようなので、できればTwitter内でのミニ四駆情報はチェックしてみるといいかもしれません。
あと、ミニ四駆サーキット場の営業時間変更やコースレイアウト情報、最新情報の発表などをTwitterでのみ行っているお店が多々あります。
あのお店に行ってみたいけど、まだコースはあるかな?今日は営業時間は何時からやっているだろう?等の情報がいち早く閲覧できますので、ぜひそう言った情報はチェックすることが望ましいですね。
それではこれで「基礎編 2018年版」を一旦終わりたいと思います。
皆様も楽しんでミニ四駆やりましょうね!
0.初めに
1.車体の組み方
2.ローラーセッティング
3.立体対策
4.ブレーキについて 基礎知識編
5.実際に走らせよう!~サーキット場でのこと~
6.走らせたあとは? ~メンテナンス編~
7.その後は・・・(この記事)
どーも皆様こんばんわ。まてぃぇぅでございます。
基礎編2018年版の最後の記事です。
文章ばっかりになってしまってウンザリしてしまうかもしれませんが(汗
テーマは
その後は・・・・・
前までの六つの記事を見て基礎の基礎は理解できたかと思いますが、その後に速さを追求していくと「これ以上速くするのはどうやったらいいんだよ!」という悩みにブチ当たるかと思います。
同時に「この速度でどうやってジャンプセクションを攻略すりゃあいいんだよ!」という悩みも出てくるかと思います。
ジャンプ以外の「平面の速度」の基本的な上昇には以下の要因が絡んできます。
・駆動効率の底上げ
・軽量化
・各部品の精度・加工
・部品の選別
・モーターパワー
・電池のパワー
解説していきます。
・駆動効率の底上げ
これは皆さん「抵抗抜き」や「ギヤ加工」を想像されるかと思います。
これは新しいシャーシ(FM-A、MA、AR、スーパー2、MS等)ではあまり気にしなくてもいいかもしれません。
と言うのもこれらの新しいシャーシでは駆動効率がタミヤで確立されており、ヘタにギヤやシャーシを加工するとかえって遅くなってしまう傾向があるからです。
まてぃぇぅの場合VSであれば駆動関係(ギヤやシャーシ内部)は全くの無加工でいいと思いますし、MSやMAに関しても同じく無加工が一番いいと思っています。
FM-AとAR、スーパー2に関してはまだ深いところまでいじったことが無いので何とも言えませんが、駆動を見ただけで「ああ、こりゃ速くて当然だわ(汗」となるくらい駆動が見事に作られています。
このようなシャーシに関してはその他の要因で速度アップを図るのがいいかと思いますが、問題は旧型のシャーシを使っている場合。
スーパー1やTZシャーシなどは駆動に問題が多々ありますので加工や位置調整は必須になりますね。
まてぃぇぅ愛用のスーパーX系列も駆動効率は上位に入りますが、ちょいちょい加工してやると非常に良い駆動になったりします。
これに関しては挑戦してみたいという人は挑戦してみるのもいいと思います。
ですが、必ず「ノーマルでの駆動と、加工した時の駆動」で比較してみて下さいね?
ノーマルでの駆動の速さを知らないと加工したら速くなるのか、遅くなるのかという基準がわからなくなりますのでチューニングが迷宮入りします。俺のように。
・軽量化
軽さは速度にダイレクトに響きます。
モーターがう〇こでも電池がクソでも、極限まで軽ければ周りに肉薄するほどの速度で走ることも可能です。
まてぃぇぅのXは常に軽くすることを第一目標に作成しており、一年間で軽量化の研究を続けた結果、立体対策をバリバリしているマシンでも100g以下まで軽くすることができています。


作り始めた当初は120g程でしたから、20gは軽量化できていますね。
ミニ四駆の20gは物凄くデカいですよ。ネオチャンプが一本18g程度ありますから、電池一本減らしたのと同じくらいの差があります。
わかりやすい軽量化のやり方としては、プレート類などをカーボンプレートに変えていくのが一番わかりやすいですね。
ちょっと勘違いしている人がいますが、FRPとカーボンプレートを重量で比較した場合、カーボンプレートの方が軽量になります。
そしてFRPプレートよりも頑丈で変形しにくい・割れにくくなりますので、さらに削り込んで軽量化することができます。
こうやってカーボンで固めていくとマシンのコストはうなぎのぼりに高額になっていきますが、重量はガンガン軽くなっていきます(汗
また、ミニ四駆で重量の重いものランキングで見ていくと「電池」「モーター」「タイヤ」がトップ3となります。
なので後述するペラタイヤなどでタイヤのゴム部分を減らすことでかなりの軽量化になっていきます。
こうやって少しずつ少しずつ研ぎ澄ますように軽量化していくことで、塵も積もればなんとやらという訳ですね。
シャーシ肉抜きに関しては抜いていい部分と抜いちゃマズい部分があり、駆動に絡んでくる部分もありますので、その辺りは研究したり先人の知恵を借りるのもいいかもしれません。
軽量化を突き詰めたいというのであればデジタルスケール(デジタル秤)を購入しましょう。
0.01g単位で計測できるものが2000円ほどで購入できます。これが無いと軽量化の突き詰めは難しいです。
・各部品の精度・加工
ミニ四駆は大量生産品です。
特にタイヤに関しては工場出荷状態ではブレブレのガタガタですから、これを加工してやって真円に限りなく近くしてやるのが一番いいです。
最近の流行では「ペラタイヤ」としてタイヤを限りなく薄くして加工するのが定番ですね。
こうやってタイヤを精度よくしてやることでパワーは効率よく地面に伝わるようになりますから、速度は自然と出るようになります。
あとはギヤなども各部品でブレ・公差などがありますからそれをちょいちょい加工してやって精度を出してやったりすると速度は上がっていきます。
・部品の選別
これをやり始めるともう大変。お金と場所と時間がいくらあっても足りません(汗
まてぃぇぅは殆どやらない事ですが、最低限「真っ直ぐなドライブシャフト」だけは選別しています。
それ以外ですと「良く回るボールベアリング(ローラー)」「歪んでいないシャーシ」「ブレていないギヤ」「ブレていないホイール」等がありますね。
まぁ、これをやり始めてしまうと廃人となってしまいますのでホドホドでいいでしょう(汗
というか最初のうちはやらなくてもいいと思います。
・モーターパワー
これはミニ四駆の速度において重要な要素ですね。
いっくらシャーシやタイヤを精度良く作って部品を選別しても、モーターがヘロヘロだと本来の速度が出ません。
最近のパワーのあるモーターはアタリモーターとハズレモーターの落差が極端に激しいので、やっぱり速度を上げるには何個か買って一番速いものを選別することが必要になってきます。
あと、慣らしの仕方も重要になってきます。
パワーのあるスプリントダッシュやパワーダッシュ、マッハダッシュPRO等は慣らしの仕方で速度に大きな差が出ますので、良いモーターを作るには慣らしの仕方も勉強するのがいいと思います。
ここは各自勉強し経験を積んでいただきたい気持ちがあるので、具体的な方法は記載しないでおこうと思います。
最近ではYoutubeやホームページ・ブログ等で慣らし方法が腐るほど出てきますので色々試してみるのがいいと思います。
・電池のパワー
これは一番お金のかかるところでしょうかね・・・・(汗
電池と言いますが、それすなわち「ネオチャンプ(充電電池)の育成」の事です。
これは以前ネオチャンプの育成設定を記事にしたことがありますが、こういうちょっと凝った機材をそろえないと中々難しいものがあります。
入門用としてライトユーザー向けの充電器を一台購入してもいいと思いますが、それでも1万円程してしまいます。
電池の育成には機材とノウハウが必要になりますが、それでもバチッと作った電池は凄まじいパワーが出ます。
こういった電池の育成も廃人への第一歩となってしまいますので、やりたい方だけやればいいかと(汗
ここで言っている入門向け充電器、今買えるもので言うと
・YOKOMO YZ-114 PLUS
・イーグル模型 AC/DC CDC D2チャージャー
・HITEC X4 Advanced Pro
・HITEC X4 AdvancedⅡ・Ⅲ
・ISDT C4 Smart Charger
等が挙げられますね。
初心者向けで使いやすい物というとこの中ではC4チャージャーが一番おすすめです。
具体的な「平面での速度アップ」は以上ですかね。
次は「立体での制御」になりますが・・・・
これに関しては自分も実験・研究中であり、どんな方法がいいのか模索しています。
現在流行りのチューンと言えば・・・・
・ヒクオ
これは画像検索などで溢れるほど出てきますが、10年ほど前に登場した「提灯改造」を「より低い位置に」とした物です。
これの制振性、着地の安定さは非常に優れています。
・東北ダンパー
一時期より流行りだしたリヤに付けるスイング式マスダンパー。
簡単な作りでリヤのバウンドがかなり抑えられます。
これは簡単・コストも抑えられる・制振性もいいと優れた装備ですね。
この機構はタミヤからGUPとして販売しています。
・MSフレキ
MSシャーシ限定でのチューニング。
MSシャーシの分割できるシャーシ特性を利用し、その分割部を稼働可能にし、スプリング・ショックアブソバー(減衰システム)を組み込んだもの。
制振性はバツグンで、速度もMSシャーシの駆動効率の高さから非常に速く、現在主流の改造。
・ATバンパー
オートトラックバンパーの略で、ローラーを後ろ方向に稼働させるもの。
以前ロッキング対策としてXにも試験的に取り付けていました。
最近ではこれを前後上下に動かすことにより、立体セクション着地でCoしそうになった際にもローラーが動いてコース内に収まる、という仕組みが流行っています。
これに関してはまてぃぇぅは本気で作ったことが無く、前後方向は動かすことはできますが上下方向の動かし方がよくわかっていない状態ですので、その解説は割愛させてください(汗
・アンカーシステム
リアバンパーをスプリングとビス一本で支持し、ぐりんぐりん動かすもの。
これもATバンパーと同じく着地で引っかかりそうになった時に動いてコース内に留めるものですね。
また、もちろん前後左右にグリグリ動くダンパーであるので、スライドダンパーと同じく衝撃吸収の効果もあります。
「もうこれ以上どうすればいいかわからない!」というのであれば上記のような機構をまずは見よう見まねで組んでみるのもいいと思います。
MSフレキは動画や実際の走行で何度も見ていますが、驚異的な立体のクリア率を誇りますし、作るのがそれほど難しくなさそうです。
「加工とか怖くてできない・・・・失敗したらどうしよう・・・」と躊躇する必要はありません。
まぁ失敗したらその分お金がかかるかもしれませんが、なにも何十万も吹っ飛ぶわけじゃありませんし、なんでもトライしてみるのがいいと思いますよ。
なんだったら「サイドマスダンパーを極めてみる」のもいいと思いますし、さらに「マスダンパーレスでどれだけできるか挑戦してみる!」のもアリだと思いますよ!w
そうやって自分なりの「正解」と「失敗」を見つけていく、それがミニ四駆の楽しみ方であると思います。
まてぃぇぅの方針は一貫して
「Xで大会で上位に食い込む」
という事を第一目標として制作しています。
実際にレースに出場してみるとわかると思いますが、周りはMSフレキだらけ、本当に見渡す限りMSという状態ですからね(汗
そんな状況つまんねぇ!Xで旋風を巻き起こす!それがまてぃぇぅの方針です。
そんな感じでありますから「世間一般の常識・定番チューン」なんて適応できません。
上記MSフレキやATバンパー、アンカーシステムを詳細に解説できないのはこれが原因です(汗
もはやマシンがガラパゴス的に独自進化していっている、そう感じますねw
いいんです、ミニ四駆はどこまで行っても「遊び」「趣味」でありますから、(周りに迷惑をかけなければ)どんなことをしたっていいんです。
この記事でも書いていますが、一番大事なのは
マシンに愛情を注ぐこと
これです。
とりあえずこれ組んどきゃあいいだろー!ぱぱーっと組んでハイ完成!
というマシンは不思議と速くならないもの。
どうやればいいか考えて考えて、それでやっとこさ完成したマシンがコースを走る、そうやって愛情を込めてやればマシンは応えてくれるはずです。
さて、まてぃぇぅが言える基礎のような部分はこんなもんでしょうかね。
あと、ミニ四駆に関してはTwitter内での交流や新たな機構の発見などが盛んにおこなわれています。
通常のブログやホームページなどよりも掲載スピードや技術の進歩は速い傾向があるようなので、できればTwitter内でのミニ四駆情報はチェックしてみるといいかもしれません。
あと、ミニ四駆サーキット場の営業時間変更やコースレイアウト情報、最新情報の発表などをTwitterでのみ行っているお店が多々あります。
あのお店に行ってみたいけど、まだコースはあるかな?今日は営業時間は何時からやっているだろう?等の情報がいち早く閲覧できますので、ぜひそう言った情報はチェックすることが望ましいですね。
それではこれで「基礎編 2018年版」を一旦終わりたいと思います。
皆様も楽しんでミニ四駆やりましょうね!
Dragon Claw X Ver,2019
マシンガレージ43台目
Dragon ClawX Ver,2019

2018年にミニ四駆に復帰してから早一年。
その一年の集大成としてポリカ赤Xにて超小径でXを作成いたしました。
上面

下面

肉抜きの仕方などはいつも通り。
前から

今回のマシンではTMブレーキは使用していません。
残念なことにTMブレーキですとある一定の速度以上は制御が難しく、最近まてぃぇぅのマシンの平均速度が上がってきたことも相まって採用を見送りました。
HD3くらいの速度でしたら非常にいいブレーキなのですが・・・・。
後ろ

左右


サイドのヒクオが超低く、この状態では最低地上高1mmを割ってしまっていますが、バッテリーを積んでアームがバッテリーの上に乗ると1mm以上に上がるように設定してあります。
フロント周り

HG カーボンフロントワイドステーを削り込んで装着しています。
このプレート、形がかなり歪な形をしておりますが、ローラーベースをかなり短くすることができるため、ガリガリ削り込んで軽量化して使用しました。
Xは他のシャーシに比べて「長い・広い」ため、ローラーベース・トレッドを狭めることで他のシャーシのコーナースピードに追随できるように作っています。
また、最近のまてぃぇぅのフロントヒクオの標準装備であるキャッチャーヒクオを採用しています。
キャッチャー素材ですがそのままだとちょっと強度が足りないかな?といった具合でした。
そこでわざと二分割して真ん中を橋渡しにするように接着することでガーンと強度を上げることに成功。
FRPには届きませんが、かなりガチっとしたヒクオにすることができました。
安い・作るのが簡単・軽い・非常に壊れにくいと、キャチャーヒクオはカナーリ優秀な物と思いますw
リア周り

シャーシの色に合わせ、レッドに統一。
構造を前よりも簡素に、パーツ点数を少なく、整備性をよく・・・・と仕上げていきました。
結果、結構軽量化につながりました。
リア東北ダンパーですが、Xで東北ダンパーを装着する場合ダンパー重量が軽すぎるとバウンドした時にリアが前に行こうとするようです。
つまり一回転してしまいます。
リア東北ダンパーの設定としては4g以上にすると良さそうですね。
タイヤ

フロントは緑のオフセットトレッドタイヤを縮ませ、リアは灰色ハードタイヤを使用して23mmの超小径タイヤとしています。
本当は22.10mmで作成した時もあったのですが、そうするとモーターマウント周りが最低地上高1mmを割ってしまうので、23mmにて作っています。
ギア周り

スプリントダッシュ・超小径にスーパーカウンターを組み合わせています。
このスプリントは40,000回転回っており、かなり高回転型まで慣らすことに成功しました。
ミニ四駆の速度計算サイトにて速度を計算してみたのですが、40,000rpmのモーター・23mmのタイヤ・4:1ギヤで計算すると秒速12m出る結果なんですね。
実際の走行で秒速12mなんて出るわけがないので、もしかしてスーパーカウンターでトルクを増した方がいいのでは?という考えにて選択。
場合によっては5:1標準ギヤでもいいのでは?なんて考えています(汗


今回、カウンターギヤシャフトの支えを変えてみました。
以前はシャフトのツバ部分を押さえる感じだったのですが、今度は直接シャフト軸を押さえる感じに。
この方法ですともちろんシャフトがガッチリ支えられるのがいいのですが、如何せん接着が非常に難しく、尚且つキャッチャー素材をすんごい小さい破片に切らなきゃいけないのでめちゃくちゃ施工が大変です(汗
このXですが、年末にヨドバシカメラのミニ四駆コースにて走らせてきました。
この時は超速ギヤで走らせてきましたが、このくらいのサイズのコースですと加速力がちょっと足りないかなぁという感じでしたね。
しかし速度的にはかなり満足のいく速度が出ておりましたので、今度は大会にて実践投入してみたいと思っています。
このXで今年こそ入賞したい!
Dragon ClawX Ver,2019

2018年にミニ四駆に復帰してから早一年。
その一年の集大成としてポリカ赤Xにて超小径でXを作成いたしました。
上面

下面

肉抜きの仕方などはいつも通り。
前から

今回のマシンではTMブレーキは使用していません。
残念なことにTMブレーキですとある一定の速度以上は制御が難しく、最近まてぃぇぅのマシンの平均速度が上がってきたことも相まって採用を見送りました。
HD3くらいの速度でしたら非常にいいブレーキなのですが・・・・。
後ろ

左右


サイドのヒクオが超低く、この状態では最低地上高1mmを割ってしまっていますが、バッテリーを積んでアームがバッテリーの上に乗ると1mm以上に上がるように設定してあります。
フロント周り

HG カーボンフロントワイドステーを削り込んで装着しています。
このプレート、形がかなり歪な形をしておりますが、ローラーベースをかなり短くすることができるため、ガリガリ削り込んで軽量化して使用しました。
Xは他のシャーシに比べて「長い・広い」ため、ローラーベース・トレッドを狭めることで他のシャーシのコーナースピードに追随できるように作っています。
また、最近のまてぃぇぅのフロントヒクオの標準装備であるキャッチャーヒクオを採用しています。
キャッチャー素材ですがそのままだとちょっと強度が足りないかな?といった具合でした。
そこでわざと二分割して真ん中を橋渡しにするように接着することでガーンと強度を上げることに成功。
FRPには届きませんが、かなりガチっとしたヒクオにすることができました。
安い・作るのが簡単・軽い・非常に壊れにくいと、キャチャーヒクオはカナーリ優秀な物と思いますw
リア周り

シャーシの色に合わせ、レッドに統一。
構造を前よりも簡素に、パーツ点数を少なく、整備性をよく・・・・と仕上げていきました。
結果、結構軽量化につながりました。
リア東北ダンパーですが、Xで東北ダンパーを装着する場合ダンパー重量が軽すぎるとバウンドした時にリアが前に行こうとするようです。
つまり一回転してしまいます。
リア東北ダンパーの設定としては4g以上にすると良さそうですね。
タイヤ

フロントは緑のオフセットトレッドタイヤを縮ませ、リアは灰色ハードタイヤを使用して23mmの超小径タイヤとしています。
本当は22.10mmで作成した時もあったのですが、そうするとモーターマウント周りが最低地上高1mmを割ってしまうので、23mmにて作っています。
ギア周り

スプリントダッシュ・超小径にスーパーカウンターを組み合わせています。
このスプリントは40,000回転回っており、かなり高回転型まで慣らすことに成功しました。
ミニ四駆の速度計算サイトにて速度を計算してみたのですが、40,000rpmのモーター・23mmのタイヤ・4:1ギヤで計算すると秒速12m出る結果なんですね。
実際の走行で秒速12mなんて出るわけがないので、もしかしてスーパーカウンターでトルクを増した方がいいのでは?という考えにて選択。
場合によっては5:1標準ギヤでもいいのでは?なんて考えています(汗


今回、カウンターギヤシャフトの支えを変えてみました。
以前はシャフトのツバ部分を押さえる感じだったのですが、今度は直接シャフト軸を押さえる感じに。
この方法ですともちろんシャフトがガッチリ支えられるのがいいのですが、如何せん接着が非常に難しく、尚且つキャッチャー素材をすんごい小さい破片に切らなきゃいけないのでめちゃくちゃ施工が大変です(汗
このXですが、年末にヨドバシカメラのミニ四駆コースにて走らせてきました。
今年の走り納めはヨドバシの地下コースでした。
— まてぃぇぅ (@mateiu0503) 2018年12月30日
超小径Xスプリントダッシュです。
撮影が下手すぎて見にくいのは勘弁な!!(テヘペロ) pic.twitter.com/R28o39SzYm
この時は超速ギヤで走らせてきましたが、このくらいのサイズのコースですと加速力がちょっと足りないかなぁという感じでしたね。
しかし速度的にはかなり満足のいく速度が出ておりましたので、今度は大会にて実践投入してみたいと思っています。
このXで今年こそ入賞したい!
キメラシャーシ
皆様どうもこんにちわ。まてぃぇぅです。
まてぃぇぅがType-3系統が好きなことは周知の事実かと思いますが、Type-3を作るにあたって物凄く大変な所があります。
フロントバンパーとリアバンパーです。
Type-3の三大苦行と言えば
・フロントバンパー補強
・リアバンパー制作
・駆動回りの見直し
だと個人的には思っておりますが、そのフロントバンパーとリアバンパーの制作が非常に楽になる方法を試してみました。
これは古くは俺の友人であるセバスチャンの行っていた手法なのですが、他のシャーシのバンパーをそのまんま移植してしまう方法です。




セバスチャンは生粋のTZ使いなので、TZのバンパーを他のシャーシから移植することが大半です。
通称「キメラシャーシ」
無駄に頑丈なMSシャーシのフロントバンパーとリアバンパーを、そのまんまType-3に移植してしまおうという物です。
それではやっていきたいと思います。
まず、大元となるType-3シャーシを用意します。

もう貴重になりつつあるポリカType-3です。
未開封の最後の一枚を使用しました。
このType-3のほかに、MSシャーシのフロントバンパー・リアバンパーを用意します。
俺はろぼとまさんにてバンパー単品で買ってきました。

そうしたら、おもむろにType-3のパンパーを切り落とします。

切り落としたら、その面が奇麗になるようにヤスリで整形し、接着がしやすいようにします。

MSのフロントバンパーも適当な位置で切り落とし、接着面が平らになるようにヤスリで整形し、接着できるように準備。

Type-3の場合、MSセンターシャーシと接合するための穴の辺りで切断するとちょうどいいかな?といった具合でしたので、その辺りで合わせました。
接着してから思ったのですが、この位置ですとちょっとバンパーが短い位置になってしまいます。
ポリカボディを加工して載せるというのであれば問題ないのですが、プラボディを載せるという場合、この位置ですと全長が短くなってしまうのでリアキャッチの位置が狂ってしまいます。
もしプラボディを載せるのであればもう少しフロントバンパーは長めに切る必要があります。
接着の準備が出来たらこれを使用して接着します。

プラリペア
これは接着というよりも「溶接」か「水っぽいパテ」のような感覚ですね。
化学結合で溶着するため、非常に強力に接合できます。
セバスチャン曰く、「バンパーが逝くよりも先にFRPが折れる」ということですから(汗
施工はプラリペアの使用方法のそのまんまでやっていきます。
Youtubeにやり方がありますが、そのまんまニードル法で付けました。
この時にバンパーが傾かないように気を付けてやる感じですね。
俺は冶具やホルダーとかは使用しないんで、まてぃぇぅ8bit勘ピューターで計算しながら付けました。
施工中は忙しかったので写真は無し。
固まるまでが5分しか余裕がないもんで・・・・(汗
そんなこんなで完成。

リアバンパーはギアボックスの形に合わせるように整形し溶着。

高さはシャーシの高さに合わせました。

ちょっとダウンスラスト気味になっちゃったかなぁ・・・・
シャーシ下側にかなりはみ出ており、結構ズレていますが、プラリペアで隙間を埋めるように溶着すると全く問題ありません。

この状態でバンパーを持ちながらグイグイ捻っても全くビクともしません。
それに、施工をした後にシャーシ全体を水洗いしてバンパーを持ちながらブンブン振って水を切りましたが、これも全く問題なしです。
これはいいですね!
これを応用すればType-2シャーシも現代基準でチューンできますし、他のガッチリ接着したい部分にも応用できそうです。
今度は完成したType-3を仕上げてみましょうか。
まてぃぇぅがType-3系統が好きなことは周知の事実かと思いますが、Type-3を作るにあたって物凄く大変な所があります。
フロントバンパーとリアバンパーです。
Type-3の三大苦行と言えば
・フロントバンパー補強
・リアバンパー制作
・駆動回りの見直し
だと個人的には思っておりますが、そのフロントバンパーとリアバンパーの制作が非常に楽になる方法を試してみました。
これは古くは俺の友人であるセバスチャンの行っていた手法なのですが、他のシャーシのバンパーをそのまんま移植してしまう方法です。




セバスチャンは生粋のTZ使いなので、TZのバンパーを他のシャーシから移植することが大半です。
通称「キメラシャーシ」
無駄に頑丈なMSシャーシのフロントバンパーとリアバンパーを、そのまんまType-3に移植してしまおうという物です。
それではやっていきたいと思います。
まず、大元となるType-3シャーシを用意します。

もう貴重になりつつあるポリカType-3です。
未開封の最後の一枚を使用しました。
このType-3のほかに、MSシャーシのフロントバンパー・リアバンパーを用意します。
俺はろぼとまさんにてバンパー単品で買ってきました。

そうしたら、おもむろにType-3のパンパーを切り落とします。

切り落としたら、その面が奇麗になるようにヤスリで整形し、接着がしやすいようにします。

MSのフロントバンパーも適当な位置で切り落とし、接着面が平らになるようにヤスリで整形し、接着できるように準備。

Type-3の場合、MSセンターシャーシと接合するための穴の辺りで切断するとちょうどいいかな?といった具合でしたので、その辺りで合わせました。
接着してから思ったのですが、この位置ですとちょっとバンパーが短い位置になってしまいます。
ポリカボディを加工して載せるというのであれば問題ないのですが、プラボディを載せるという場合、この位置ですと全長が短くなってしまうのでリアキャッチの位置が狂ってしまいます。
もしプラボディを載せるのであればもう少しフロントバンパーは長めに切る必要があります。
接着の準備が出来たらこれを使用して接着します。

プラリペア
これは接着というよりも「溶接」か「水っぽいパテ」のような感覚ですね。
化学結合で溶着するため、非常に強力に接合できます。
セバスチャン曰く、「バンパーが逝くよりも先にFRPが折れる」ということですから(汗
施工はプラリペアの使用方法のそのまんまでやっていきます。
Youtubeにやり方がありますが、そのまんまニードル法で付けました。
この時にバンパーが傾かないように気を付けてやる感じですね。
俺は冶具やホルダーとかは使用しないんで、まてぃぇぅ8bit勘ピューターで計算しながら付けました。
施工中は忙しかったので写真は無し。
固まるまでが5分しか余裕がないもんで・・・・(汗
そんなこんなで完成。

リアバンパーはギアボックスの形に合わせるように整形し溶着。

高さはシャーシの高さに合わせました。

ちょっとダウンスラスト気味になっちゃったかなぁ・・・・
シャーシ下側にかなりはみ出ており、結構ズレていますが、プラリペアで隙間を埋めるように溶着すると全く問題ありません。

この状態でバンパーを持ちながらグイグイ捻っても全くビクともしません。
それに、施工をした後にシャーシ全体を水洗いしてバンパーを持ちながらブンブン振って水を切りましたが、これも全く問題なしです。
これはいいですね!
これを応用すればType-2シャーシも現代基準でチューンできますし、他のガッチリ接着したい部分にも応用できそうです。
今度は完成したType-3を仕上げてみましょうか。
ミニ四駆の基礎 Ver,2018 「6.走らせたあとは? ~メンテナンス編~」
ミニ四駆の基礎Ver,2018 目次
0.初めに
1.車体の組み方
2.ローラーセッティング
3.立体対策
4.ブレーキについて 基礎知識編
5.実際に走らせよう!~サーキット場でのこと~
6.走らせたあとは? ~メンテナンス編~(この記事)
7.その後は・・・
どもども皆様こんばんわ。まてぃぇぅです。
どうですか?マシンは走らせましたか?ガンガンCOさせてきましたか?w
こんなガンガンに走らせて来ると、絶対必要な作業があります。
そんなこんなで今回のテーマ。
走らせたあとは? ~メンテナンス編~
マシンを走らせると絶対に汚れますし、各部分が痛み、消耗し、場合によっては壊れる物もあります。
そんな時でもメンテナンスをすればかなり長期間マシンのコンディションを維持できますし、長くマシンを触っていればそれなりの癖やセッティングの方向性も見えてきます。
正直な所、メンテナンスという作業はもんの凄くメンドクサイ物です。
こんなことは言いたくありませんが、シャーシを一回限りで交換してギヤ類なども使い捨て、タイヤも使い捨てにしてしまえば楽と言えます。
しかしそんなことはこのブログ読者にはしてほしくありません。
まてぃぇぅも昔はそういう傾向がありましたが、そうやって一回一回使い捨てにしていくたびに大事な所が抜けてしまい、大切な基本を忘れてしまい、中々速くならなかった、成長できなかった、そういう経験があります。
それに。
各摩耗部分が走行させることによって慣れてきて、回転部分がスムーズになっていく(所謂「アタリがつく」)、メンテナンスで寿命を延ばして使っていくとそういったメリットもあります。
特にシャーシとギヤの接触部分はその傾向が強いです。
まぁ、片軸モーターの場合はプロペラシャフトの受けの摩耗が一番問題になってきますが、それだって半年とかは持続できる物です。
そんなこんなでメンテナンスしていきましょう!
まず、マシンをバラしていきます。


これが一番面倒(汗)
最低でもフロントバンパー・リアバンパーは外し、ギヤ周り、各ベアリング、タイヤなどを外します。
まずは駆動関係の清掃ですね。
綿棒やティッシュを使用して古いグリスをきれいにふき取り、各ギヤを掃除していきます。
まぁギヤの隙間までふき取れなんて言いませんから、ギヤがきれいになるくらいまで拭きましょうw
シャーシ内部も古いグリスでベトベトだと思うんで、綿棒を使用してきれいにしていきます。




低摩擦軸受け等は、外してティッシュで拭き取った後に綿棒で中身をきれいにします。


軸受けやローラーにボールベアリングを使用している場合はこの記事に書いてあるように灯油やジッポオイルの入っている瓶に投入し、再脱脂・・・・というか、灯油でベアリングを洗浄します。
ハトメ軸受けの場合は・・・・まぁ、ハトメは新品に交換するのがいいですね。
予備が無い場合はティッシュで拭き取って奇麗にするのもいいですし、後述のパーツクリーナーでグリスを吹き飛ばすのもいいかもしれません。
ターミナル類も清掃しましょう。

ターミナル類などは素手で触らないようにピンセットなどでつまみ上げ、ホームセンターや薬局などで売っている「金属磨き布」を使用して掃除するといいでしょう。



電池の端子などがターミナルに触れるとやっぱり汚れて接触不良の原因になります。金属磨き布で拭くことにより接点が復活します。
まぁ、モーター側のターミナルは面倒な時はモーターホルダーに付けたまま拭いていますが(汗
注意点ですが、金属磨き布を使った後は必ずティッシュなどでターミナルを拭いておきましょう。アルコールなどで拭くのもいいかもしれません。
金属磨き布には研磨剤がコーティングしてあります。この研磨剤がターミナルに残っているとやっぱり接触不良の原因になりますので、忘れずに拭き取っておきましょう。
シャーシが終了したらタイヤとブレーキです。
一回サーキットを走行させると、一番汚れがひどくなるのがタイヤとブレーキスポンジです。
コースの汚れという汚れを掻き上げてガサガサになります(汗)
タイヤが汚れるとコース上でグリップしなくなり、「なんだかスリップしているような音がして遅いし、加速しない」という状態になります。
ブレーキスポンジも汚れるとブレーキが効かなくなり、正常なブレーキ力を発揮できません。
これはパーツクリーナーを使用します。
ホームセンターに行くと300~400円ほどでやっすいパーツクリーナーが売っていますので、それを購入します。
そして汚れたタイヤやスポンジにシューーッ!と噴きかけます。
※注意!①
パーツクリーナーの種類によって、「溶かす能力(洗浄力)」が強すぎるものがあり、そういうものは汚れを落とす以上にタイヤやシャーシまでも溶かしてしまう可能性があります。
選ぶコツとしては「キャブクリーナー」と記載してあるようなものは強力すぎる傾向があり、ただ単に「パーツクリーナー」と書いてあるものはソコソコの洗浄力であるようです。
あとは値段ですね。
高価なパーツクリーナー・キャブクリーナーになるとそれだけ洗浄力が強く、安いものになるとそれほどでもないという感じです。
まてぃぇぅの使用しているパーツクリーナーは840ml入りで288円と、激安ですw


風呂場が汚いなぁ・・・・
噴きかけたら乾かないうちにすぐに雑巾やウエスでキュキュッと拭き取ります。



そうするとタイヤやスポンジの表面の汚れがゴッソリ取れます。
白い系のタイヤになると表面がみるみるうちに奇麗になっていきますので見ていて気持ちがいいですw
※注意!②
この作業はパーツクリーナーを風呂場で使用していますが、できる限りこの作業は外で行わなければなりません。
パーツクリーナーのガスは可燃性ガスであり、室内で大量に使ったりすると爆発する危険性があるので、読者の皆様はできる限り外で使用するようにしてください!!
これでシャーシ基部の掃除は終了ですね。
そうしたら車体の組み方編にあったようにグリスアップポイントに気を付けながら丁寧に組み上げていきます。
片軸モーターシャーシの場合はもちろんプロペラシャフトの長さを調整しながら組み上げましょう。
シャーシ部が終わったらバンパー・ローラーをチェックします。

FRP・カーボンプレートに亀裂や割れがないかどうかチェックし、同時にビス類に曲がりが無いかもチェックします。

COさせているとフロントスタビなどはダメージをモロに受けますので一番曲がりやすい部分になります。
曲がってしまったら、軽いものであればラジペンなどでグイっと曲がりを修正してしまったりしますね。
あんまり酷いものになると交換しています。
プレート類は亀裂が入ってしまったり割れてしまったら交換しかありませんね。
ローラーも出来れば全て外し、プラローラーの場合は古いグリスやオイルなどを拭き取って奇麗にします。


ボールベアリング系のローラーの場合は、軸受けのボールベアリングと同じように灯油やジッポオイルに入れて洗浄します。
あと、コースとの接触面が金属のベアリングローラーの場合、コースの汚れをこびり付かせていることが多々あります。

これは独特の汚れなのですが、これを爪やティッシュなどを駆使して拭き取っておきましょう。
かなりガンコな汚れなので爪で削り落とすくらいの勢いでやらないと取れません(汗

バンパーやローラーの掃除も終わったら車体全体を組みなおしていきます。

今回メンテナンス中に気になったところがあったので多少手を加えました。
リアの19mm低摩擦プラローラーがちょっと個体差で厚いのか、ネジをちょっと締めただけで回らなくなってしまうので、軸を削って薄くしました。


バリとホコリを取ればよく回る低摩擦プラローラーになります。
また、リアブレーキスポンジが剥がれかけていた & 効きがちょっと強すぎるかな?と思ったので、青スポンジを切り出して作り直しました。

同時に高さもちょっとだけ高くしました。

ホイールですが、一回シャフトから取っただけでスカスカになってしまいました(汗
なのでGUPで売っているローハイト小径タイヤに変更。

こんな感じでシャーシ関係・タイヤ・ブレーキ・ローラー類をきれいにしておくように心がければ驚くほど長い期間コンディションを維持できます。
普通のノーマルABS樹脂のシャーシだって半年は使えますし、ポリカABSの強化シャーシであればもっともっと長持ちします。
そうやって長持ちさせていけばシャーシに愛着も沸きますし、何より「マシンを走らせるとどの部分が一番痛むのか」がわかるようになります。
それがわかってくると、今度はその部分を壊れないようにという発想も浮かびますし、レース中に急に遅くなったといったトラブル時に「ああ、ここが壊れた(トラブった)な」と原因がすぐにわかるようになります。
マシンに触れる機会も増えますからどのようにしたら一番いいコンディションにできるのか、どういう風に組み上げたら一番調子が良くなるのか、そういうことも手先で理解できるようになってきます。
さてさて、今までの基礎編2018年版を見ていれば、一番最初の取っ掛かりやマシンのいじり方、メンテナンスなど基礎知識はばっちり入ったと思います。
これから後は各自の自由に改造して無限大の世界を楽しむのが一番良いミニ四駆の楽しみ方ですねw
次は基礎編2018年版の最後の記事となりますが・・・・内容としては「応用編」になるかもしれませんね(汗
0.初めに
1.車体の組み方
2.ローラーセッティング
3.立体対策
4.ブレーキについて 基礎知識編
5.実際に走らせよう!~サーキット場でのこと~
6.走らせたあとは? ~メンテナンス編~(この記事)
7.その後は・・・
どもども皆様こんばんわ。まてぃぇぅです。
どうですか?マシンは走らせましたか?ガンガンCOさせてきましたか?w
こんなガンガンに走らせて来ると、絶対必要な作業があります。
そんなこんなで今回のテーマ。
走らせたあとは? ~メンテナンス編~
マシンを走らせると絶対に汚れますし、各部分が痛み、消耗し、場合によっては壊れる物もあります。
そんな時でもメンテナンスをすればかなり長期間マシンのコンディションを維持できますし、長くマシンを触っていればそれなりの癖やセッティングの方向性も見えてきます。
正直な所、メンテナンスという作業はもんの凄くメンドクサイ物です。
こんなことは言いたくありませんが、シャーシを一回限りで交換してギヤ類なども使い捨て、タイヤも使い捨てにしてしまえば楽と言えます。
しかしそんなことはこのブログ読者にはしてほしくありません。
まてぃぇぅも昔はそういう傾向がありましたが、そうやって一回一回使い捨てにしていくたびに大事な所が抜けてしまい、大切な基本を忘れてしまい、中々速くならなかった、成長できなかった、そういう経験があります。
それに。
各摩耗部分が走行させることによって慣れてきて、回転部分がスムーズになっていく(所謂「アタリがつく」)、メンテナンスで寿命を延ばして使っていくとそういったメリットもあります。
特にシャーシとギヤの接触部分はその傾向が強いです。
まぁ、片軸モーターの場合はプロペラシャフトの受けの摩耗が一番問題になってきますが、それだって半年とかは持続できる物です。
そんなこんなでメンテナンスしていきましょう!
まず、マシンをバラしていきます。


これが一番面倒(汗)
最低でもフロントバンパー・リアバンパーは外し、ギヤ周り、各ベアリング、タイヤなどを外します。
まずは駆動関係の清掃ですね。
綿棒やティッシュを使用して古いグリスをきれいにふき取り、各ギヤを掃除していきます。
まぁギヤの隙間までふき取れなんて言いませんから、ギヤがきれいになるくらいまで拭きましょうw
シャーシ内部も古いグリスでベトベトだと思うんで、綿棒を使用してきれいにしていきます。




低摩擦軸受け等は、外してティッシュで拭き取った後に綿棒で中身をきれいにします。


軸受けやローラーにボールベアリングを使用している場合はこの記事に書いてあるように灯油やジッポオイルの入っている瓶に投入し、再脱脂・・・・というか、灯油でベアリングを洗浄します。
ハトメ軸受けの場合は・・・・まぁ、ハトメは新品に交換するのがいいですね。
予備が無い場合はティッシュで拭き取って奇麗にするのもいいですし、後述のパーツクリーナーでグリスを吹き飛ばすのもいいかもしれません。
ターミナル類も清掃しましょう。

ターミナル類などは素手で触らないようにピンセットなどでつまみ上げ、ホームセンターや薬局などで売っている「金属磨き布」を使用して掃除するといいでしょう。



電池の端子などがターミナルに触れるとやっぱり汚れて接触不良の原因になります。金属磨き布で拭くことにより接点が復活します。
まぁ、モーター側のターミナルは面倒な時はモーターホルダーに付けたまま拭いていますが(汗
注意点ですが、金属磨き布を使った後は必ずティッシュなどでターミナルを拭いておきましょう。アルコールなどで拭くのもいいかもしれません。
金属磨き布には研磨剤がコーティングしてあります。この研磨剤がターミナルに残っているとやっぱり接触不良の原因になりますので、忘れずに拭き取っておきましょう。
シャーシが終了したらタイヤとブレーキです。
一回サーキットを走行させると、一番汚れがひどくなるのがタイヤとブレーキスポンジです。
コースの汚れという汚れを掻き上げてガサガサになります(汗)
タイヤが汚れるとコース上でグリップしなくなり、「なんだかスリップしているような音がして遅いし、加速しない」という状態になります。
ブレーキスポンジも汚れるとブレーキが効かなくなり、正常なブレーキ力を発揮できません。
これはパーツクリーナーを使用します。
ホームセンターに行くと300~400円ほどでやっすいパーツクリーナーが売っていますので、それを購入します。
そして汚れたタイヤやスポンジにシューーッ!と噴きかけます。
※注意!①
パーツクリーナーの種類によって、「溶かす能力(洗浄力)」が強すぎるものがあり、そういうものは汚れを落とす以上にタイヤやシャーシまでも溶かしてしまう可能性があります。
選ぶコツとしては「キャブクリーナー」と記載してあるようなものは強力すぎる傾向があり、ただ単に「パーツクリーナー」と書いてあるものはソコソコの洗浄力であるようです。
あとは値段ですね。
高価なパーツクリーナー・キャブクリーナーになるとそれだけ洗浄力が強く、安いものになるとそれほどでもないという感じです。
まてぃぇぅの使用しているパーツクリーナーは840ml入りで288円と、激安ですw


風呂場が汚いなぁ・・・・
噴きかけたら乾かないうちにすぐに雑巾やウエスでキュキュッと拭き取ります。



そうするとタイヤやスポンジの表面の汚れがゴッソリ取れます。
白い系のタイヤになると表面がみるみるうちに奇麗になっていきますので見ていて気持ちがいいですw
※注意!②
この作業はパーツクリーナーを風呂場で使用していますが、できる限りこの作業は外で行わなければなりません。
パーツクリーナーのガスは可燃性ガスであり、室内で大量に使ったりすると爆発する危険性があるので、読者の皆様はできる限り外で使用するようにしてください!!
これでシャーシ基部の掃除は終了ですね。
そうしたら車体の組み方編にあったようにグリスアップポイントに気を付けながら丁寧に組み上げていきます。
片軸モーターシャーシの場合はもちろんプロペラシャフトの長さを調整しながら組み上げましょう。
シャーシ部が終わったらバンパー・ローラーをチェックします。

FRP・カーボンプレートに亀裂や割れがないかどうかチェックし、同時にビス類に曲がりが無いかもチェックします。

COさせているとフロントスタビなどはダメージをモロに受けますので一番曲がりやすい部分になります。
曲がってしまったら、軽いものであればラジペンなどでグイっと曲がりを修正してしまったりしますね。
あんまり酷いものになると交換しています。
プレート類は亀裂が入ってしまったり割れてしまったら交換しかありませんね。
ローラーも出来れば全て外し、プラローラーの場合は古いグリスやオイルなどを拭き取って奇麗にします。


ボールベアリング系のローラーの場合は、軸受けのボールベアリングと同じように灯油やジッポオイルに入れて洗浄します。
あと、コースとの接触面が金属のベアリングローラーの場合、コースの汚れをこびり付かせていることが多々あります。

これは独特の汚れなのですが、これを爪やティッシュなどを駆使して拭き取っておきましょう。
かなりガンコな汚れなので爪で削り落とすくらいの勢いでやらないと取れません(汗

バンパーやローラーの掃除も終わったら車体全体を組みなおしていきます。

今回メンテナンス中に気になったところがあったので多少手を加えました。
リアの19mm低摩擦プラローラーがちょっと個体差で厚いのか、ネジをちょっと締めただけで回らなくなってしまうので、軸を削って薄くしました。


バリとホコリを取ればよく回る低摩擦プラローラーになります。
また、リアブレーキスポンジが剥がれかけていた & 効きがちょっと強すぎるかな?と思ったので、青スポンジを切り出して作り直しました。

同時に高さもちょっとだけ高くしました。

ホイールですが、一回シャフトから取っただけでスカスカになってしまいました(汗
なのでGUPで売っているローハイト小径タイヤに変更。

こんな感じでシャーシ関係・タイヤ・ブレーキ・ローラー類をきれいにしておくように心がければ驚くほど長い期間コンディションを維持できます。
普通のノーマルABS樹脂のシャーシだって半年は使えますし、ポリカABSの強化シャーシであればもっともっと長持ちします。
そうやって長持ちさせていけばシャーシに愛着も沸きますし、何より「マシンを走らせるとどの部分が一番痛むのか」がわかるようになります。
それがわかってくると、今度はその部分を壊れないようにという発想も浮かびますし、レース中に急に遅くなったといったトラブル時に「ああ、ここが壊れた(トラブった)な」と原因がすぐにわかるようになります。
マシンに触れる機会も増えますからどのようにしたら一番いいコンディションにできるのか、どういう風に組み上げたら一番調子が良くなるのか、そういうことも手先で理解できるようになってきます。
さてさて、今までの基礎編2018年版を見ていれば、一番最初の取っ掛かりやマシンのいじり方、メンテナンスなど基礎知識はばっちり入ったと思います。
これから後は各自の自由に改造して無限大の世界を楽しむのが一番良いミニ四駆の楽しみ方ですねw
次は基礎編2018年版の最後の記事となりますが・・・・内容としては「応用編」になるかもしれませんね(汗
遅れましたがご挨拶
皆様、明けましておめでとう御座います。
まてぃぇぅです。
2018年にまてぃぇぅが本格的に復帰してから1年が経ちました。
色々なことがありましたが、1年間で相当成長できたのではないかなぁと思います。
2019年も打倒MSで、Xで攻めることは変わらずに行きたいと思います。
一つしくじったことと言えば、「ミニ四駆の基礎 2018年Ver」が2018年中に書き終わらなかったことですね(汗
それでは皆様、2019年もよろしくお願いいたします。
まてぃぇぅです。
2018年にまてぃぇぅが本格的に復帰してから1年が経ちました。
色々なことがありましたが、1年間で相当成長できたのではないかなぁと思います。
2019年も打倒MSで、Xで攻めることは変わらずに行きたいと思います。
一つしくじったことと言えば、「ミニ四駆の基礎 2018年Ver」が2018年中に書き終わらなかったことですね(汗
それでは皆様、2019年もよろしくお願いいたします。
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