ヒント
ここでちょっと応用的なヒントを10個ほど。
1、慣らしもギヤ加工の一種である。
2、速いと言われるカーボンX。
その素材はもう10年前のプラスチックだ。
3、ピンククラウンは柔らかい。オレンジクラウンは硬い。
オレンジクラウン「を」慣らそうとすると相当時間がかかる。
・・・・だからって、オレンジクラウンのマシンにピンククラウン積むとレギュ違反だよ?
4、セラミックグリスやチタングリス。
今は専ら低粘度オイルが主流だから、この二つが実戦で活躍することはそうそう無い。
でも、この二つは細かい粒子を大量に含んでる。
つまり・・・・?
5、シャーシやギヤの慣らし、やりすぎるとシャーシのプロペラシャフト受けが磨耗しちゃって
トルクが抜けちゃう寿命シャーシになっちゃう。
そんなことやっちゃ駄目だよ!
・・・・でも、よーく慣らすのは有効な手段なんだよねぇ。
「じゃあどうやれっつーんだよ!!」
そこは自分で考えよう。
6、シャーシの特性を伸ばすような改造をすると、自然にマシンは速くなる。
S1・・・・軽くて小回りが利く。
TZ・・・・ロングホイールベースで低重心。
SX・・・・駆動はVSに次いで良い、頑丈で安定性最高。
VS・・・・ショートホイールベースで小回り利く、駆動が出来良過ぎ。
MS・・・・シラネーヨ
7、タミヤの推奨してる改造は5レーン公式コース用。
だから3レーンコースで走らせても速くないんだよ。
8、スピードチェッカーを過信するな。あくまで参考速度程度に考えよう。
チェッカー速度がめちゃくちゃ速いのにコースで走らせて見ると遅い・・・・
そんなこともある。
速度も重要なんだけど、トルクも重要なんですよ。
9、他人の言葉に振り回されるな。
ミニ四駆業界は広いようで狭い。
速い人たちは、「ブラックボックス」とも言えるようなことは殆ど喋らない。
すぐ真似されて抜かされるからね・・・・
中には嘘を教える人だっているし。
10、上に似てるんだけど、ネットの情報を過信するな。
ミニ四駆の技術は日々研究され、上がっていく。
で、そういう新技術はネットに公表されることは殆ど無い。
つか、超上級ミニ四レーサーはホームページ自体持ってること少ないし。
ネットの情報は古いことが殆どだと思ったほうがいい。
・・・・と、こんな感じでヒント書いてみましたがいかがでしょうか。
俺もまだまだ初心者~中級者くらいの腕なんで自信が無いんですが;
1、慣らしもギヤ加工の一種である。
2、速いと言われるカーボンX。
その素材はもう10年前のプラスチックだ。
3、ピンククラウンは柔らかい。オレンジクラウンは硬い。
オレンジクラウン「を」慣らそうとすると相当時間がかかる。
・・・・だからって、オレンジクラウンのマシンにピンククラウン積むとレギュ違反だよ?
4、セラミックグリスやチタングリス。
今は専ら低粘度オイルが主流だから、この二つが実戦で活躍することはそうそう無い。
でも、この二つは細かい粒子を大量に含んでる。
つまり・・・・?
5、シャーシやギヤの慣らし、やりすぎるとシャーシのプロペラシャフト受けが磨耗しちゃって
トルクが抜けちゃう寿命シャーシになっちゃう。
そんなことやっちゃ駄目だよ!
・・・・でも、よーく慣らすのは有効な手段なんだよねぇ。
「じゃあどうやれっつーんだよ!!」
そこは自分で考えよう。
6、シャーシの特性を伸ばすような改造をすると、自然にマシンは速くなる。
S1・・・・軽くて小回りが利く。
TZ・・・・ロングホイールベースで低重心。
SX・・・・駆動はVSに次いで良い、頑丈で安定性最高。
VS・・・・ショートホイールベースで小回り利く、駆動が出来良過ぎ。
MS・・・・シラネーヨ
7、タミヤの推奨してる改造は5レーン公式コース用。
だから3レーンコースで走らせても速くないんだよ。
8、スピードチェッカーを過信するな。あくまで参考速度程度に考えよう。
チェッカー速度がめちゃくちゃ速いのにコースで走らせて見ると遅い・・・・
そんなこともある。
速度も重要なんだけど、トルクも重要なんですよ。
9、他人の言葉に振り回されるな。
ミニ四駆業界は広いようで狭い。
速い人たちは、「ブラックボックス」とも言えるようなことは殆ど喋らない。
すぐ真似されて抜かされるからね・・・・
中には嘘を教える人だっているし。
10、上に似てるんだけど、ネットの情報を過信するな。
ミニ四駆の技術は日々研究され、上がっていく。
で、そういう新技術はネットに公表されることは殆ど無い。
つか、超上級ミニ四レーサーはホームページ自体持ってること少ないし。
ネットの情報は古いことが殆どだと思ったほうがいい。
・・・・と、こんな感じでヒント書いてみましたがいかがでしょうか。
俺もまだまだ初心者~中級者くらいの腕なんで自信が無いんですが;
ばってりぃ
物凄く地味な悩みなんだけどさぁ・・・・
タミヤニカド1000の端子を鏡面加工したら、表面が錆びるようになっちゃった・・・・
磨くのめんどくさい!
レース前とか関係なくサビサビ(オーバーだけど)になるのはメンドクサイ!
試しにシリコンスプレー噴いて薄くコーティングしてみたけど。
解決方法とかないんだろうか?
タミヤニカド1000の端子を鏡面加工したら、表面が錆びるようになっちゃった・・・・
磨くのめんどくさい!
レース前とか関係なくサビサビ(オーバーだけど)になるのはメンドクサイ!
試しにシリコンスプレー噴いて薄くコーティングしてみたけど。
解決方法とかないんだろうか?
アップダウン3レーン用SFM
マシンガレージ7台目。
アップダウンのある3レーンコース用SFM。

今までの俺のマシンは殆どが(というより全部)フラットコース用マシン。
最近は3レーン用TTがタミヤから再販されたこともあり、地元の3レーンコースでもTTが設置されているレースが増えてきました。
なにしろ完走できないんだなこれが。
こりゃあそろそろ俺もアップダウンに強いマシンを、と思い、俺のトラウマシャーシであるSFMをベースにマスダンパーを取り付けたマシンを作ってみました。
上から

下面

これは肉抜きの悪い例な!(汗
SFMは「重い」ってイメージが強かったんで勢いでこんな抜いちゃいましたけど、こんな抜き方悪い方向に向かう気がしてならないッス(汗
どうでもいいけどマスダンパーが邪魔で撮りにくかった。
前後


赤ステー柔らか過ぎです(汗
左右


この写真は地面が透明だからわかりにくいけど、めっちゃ低いです。
というか低くしすぎたかも・・・・・
ギヤ周り

FM系統は構造上ギヤ周りがクソです。
いくらがんばってもギヤが静かにならないし、駆動効率は全シャーシの中でも最悪です。
下手に弄ると泥沼にはまると思ったんで、今回はよぉ~~~~く慣らしただけに留めました。
必殺歯磨き粉ブレークイン(ロストテクノロジー)発動です。
ギヤに歯磨き粉を付けてノーマルモーターで丸一日以上回してました。
当然だけど、本番用シャーシでやるなよ!走らせる前に寿命になるから!
俺がミニ四駆に復帰した一年前、抵抗抜きとか頑張って頑張ってやっとこさ静かになったSFMを、その場で素組みしたS1にあっけなく抜かされるなんて悪夢がありましてね・・・・・
タイヤ

フロントホイールは、前にKホビーの大会でもらったサバンナレオのホイールをザクザク切り刻んで作成。
精度良くないわ溶けるわで散々なホイールでした(汗
タイヤは普通のノーマル黒を削って作成。外径28.30mm。
そこまで速度を出すことを考えてないんで小さめに作成しました。
さて、トラウマシャーシであるSFMを今の技術で弄ってみたわけですが「350円モーター積んでアップダウンコースを走らせる分には結構行けるんじゃないの?」と思いました。
アップダウンがあるとどうしても速度が出せないんで、逆に速度を出せないSFMだったら行けるかもしれない・・・・・なんて思ってみたりみなかったり。
タミヤも「フロントモーターでアップダウンに強い!」って言ってるし(笑)
スプリントで速度測ってみたら47km/h出たんで十分かと。
マスダンパーですが、マシンの重さやなんやらで適切な錘の重さ、作動距離が計算できるらしいんですが、今回物凄く適当に組んじゃいました。
メンドイんだもの。
さてと・・・・次回出場する大会でTTが設置されてたらこれを走らせてみますかね。
余談ですが・・・・
ブロッケンのボディーって、今まで「重ったるいデザインでかっこ悪い」と思ってたんですが
タイヤのサイドガードを取って整形しただけで変貌したんですよ。

結構・・・・
かっこいいかも・・・・
アップダウンのある3レーンコース用SFM。

今までの俺のマシンは殆どが(というより全部)フラットコース用マシン。
最近は3レーン用TTがタミヤから再販されたこともあり、地元の3レーンコースでもTTが設置されているレースが増えてきました。
なにしろ完走できないんだなこれが。
こりゃあそろそろ俺もアップダウンに強いマシンを、と思い、俺のトラウマシャーシであるSFMをベースにマスダンパーを取り付けたマシンを作ってみました。
上から

下面

これは肉抜きの悪い例な!(汗
SFMは「重い」ってイメージが強かったんで勢いでこんな抜いちゃいましたけど、こんな抜き方悪い方向に向かう気がしてならないッス(汗
どうでもいいけどマスダンパーが邪魔で撮りにくかった。
前後


赤ステー柔らか過ぎです(汗
左右


この写真は地面が透明だからわかりにくいけど、めっちゃ低いです。
というか低くしすぎたかも・・・・・
ギヤ周り

FM系統は構造上ギヤ周りがクソです。
いくらがんばってもギヤが静かにならないし、駆動効率は全シャーシの中でも最悪です。
下手に弄ると泥沼にはまると思ったんで、今回はよぉ~~~~く慣らしただけに留めました。
必殺歯磨き粉ブレークイン(ロストテクノロジー)発動です。
ギヤに歯磨き粉を付けてノーマルモーターで丸一日以上回してました。
当然だけど、本番用シャーシでやるなよ!走らせる前に寿命になるから!
俺がミニ四駆に復帰した一年前、抵抗抜きとか頑張って頑張ってやっとこさ静かになったSFMを、その場で素組みしたS1にあっけなく抜かされるなんて悪夢がありましてね・・・・・
タイヤ

フロントホイールは、前にKホビーの大会でもらったサバンナレオのホイールをザクザク切り刻んで作成。
精度良くないわ溶けるわで散々なホイールでした(汗
タイヤは普通のノーマル黒を削って作成。外径28.30mm。
そこまで速度を出すことを考えてないんで小さめに作成しました。
さて、トラウマシャーシであるSFMを今の技術で弄ってみたわけですが「350円モーター積んでアップダウンコースを走らせる分には結構行けるんじゃないの?」と思いました。
アップダウンがあるとどうしても速度が出せないんで、逆に速度を出せないSFMだったら行けるかもしれない・・・・・なんて思ってみたりみなかったり。
タミヤも「フロントモーターでアップダウンに強い!」って言ってるし(笑)
スプリントで速度測ってみたら47km/h出たんで十分かと。
マスダンパーですが、マシンの重さやなんやらで適切な錘の重さ、作動距離が計算できるらしいんですが、今回物凄く適当に組んじゃいました。
メンドイんだもの。
さてと・・・・次回出場する大会でTTが設置されてたらこれを走らせてみますかね。
余談ですが・・・・
ブロッケンのボディーって、今まで「重ったるいデザインでかっこ悪い」と思ってたんですが
タイヤのサイドガードを取って整形しただけで変貌したんですよ。

結構・・・・
かっこいいかも・・・・
次の方向性を決めた。
次に作るマシンの方向性が決まりました。
①公式に持っていけるType-3
②アップダウンに強いSFM
ポリカABS強化Type-3を使う。
エンペラーボディを乗せ、見た目最優先で作る。
350円モーターを積むこと前提で大径使用。
というかタイヤはノーマルを真円加工した物を使う。とにかく見た目を重視する。
フロントは前回の赤Type-3で得たノウハウを元に、リアも同じように井桁にする。
SFMは3レーンコースでTTが使用されているレイアウトで完走出来るように作る。
俺はマスダンパーは嫌いだけど、実験的に付けてみようと思う。
恐らくフロント井桁のリアバンパー仕様。
俺のトラウマシャーシでもあるSFM。今の技術で製作したらどうなるか。それが知りたい。
①公式に持っていけるType-3
②アップダウンに強いSFM
ポリカABS強化Type-3を使う。
エンペラーボディを乗せ、見た目最優先で作る。
350円モーターを積むこと前提で大径使用。
というかタイヤはノーマルを真円加工した物を使う。とにかく見た目を重視する。
フロントは前回の赤Type-3で得たノウハウを元に、リアも同じように井桁にする。
SFMは3レーンコースでTTが使用されているレイアウトで完走出来るように作る。
俺はマスダンパーは嫌いだけど、実験的に付けてみようと思う。
恐らくフロント井桁のリアバンパー仕様。
俺のトラウマシャーシでもあるSFM。今の技術で製作したらどうなるか。それが知りたい。
応用③・・・・タイヤの概要、作成
今回は写真を多用するよ!
今回のテーマ。
タイヤって?
前に記事で書きましたよね?
「ミニ四駆はギヤとタイヤでできている」と。
ミニ四駆はタイヤが唯一地面と接触しています。
モーターの動力がギヤへ伝わり、そこからタイヤへと伝わる・・・・
タイヤがよく出来ていれば出来ているほど、ミニ四駆はトルクを地面に伝えやすくなります。
それではまず最初に。
ミニ四駆における「最高のタイヤ」とは何なのか。
1、真円である。
2、ブレがない。
3、重量が均一である。
4、四輪全てがまったく同じ径である。
5、軽い。
6、変形しない。
7、(コースの状況によって変わるが)グリップ力は適度に。高すぎても低すぎてもNG。
8、縦方向のグリップ力は高く、横方向のグリップ力は低く。
こんなもんかな?
まぁでも、4番は不可能に近いんで、みんな径が0.05mm以内の誤差になるようにします。
3番がわかりにくいと思うんですが、これは「四輪全てが同じ重さ」というわけではありません。
タイヤをひとつだけシャフトに取り付けて、620ベアリングのみが付いたシャーシに差し込みます。
たぶんこの状態だと勝手に回りますよね?
これが回らない、タイヤのどこにも重量の偏りがない物・・・・ってことです。
さて・・・・で、ここからが本題です。
タイヤの作成方法を解説します。
今回は超大径タイヤを作成していますが、基本的に大径でも小径でも作り方は同じです。
作成する前に、こんな物があると超便利!

タイヤワークボックス
このように横から手を入れて、中で作業できるようになっています。

これはアクリル板で作ってあるけど、ダンボールに透明のビニールなんかを貼り付けた物でも出来ると思いますね。
もし作る場合、中身が取り出せるようになってると最高にGOOD。
タイヤのゴミって予想外に沢山出るからね。
今回タイヤの切削にこんな物を使いました。
プロクソンリューター。

これがあるだけで時間のかかるタイヤの切削が数時間で出来るようなります。
ガスコンロ+網+空き缶+割り箸

主にタイヤを煮込むときに使います。
暴君、しっかり煮ちゃってください。

俺の部屋って運がいいことに、流し台とガス栓が隣接してるんですよ(汗)
だから持ち運びの出来るガスコンロを部屋まで持ってきて、そこでタイヤを煮ています。
歯磨きだって自分の部屋でパソコン見ながらテレビ見ながら出来るんだぜ!
あ・・・・どうでもいい?大変失礼しました。
こんな物もあるといいです。
ダンガンレーサー用ステンレス強化シャフト。

長さが物凄くちょうどいい。
ワークマシンのみでタイヤを作成するなら全くいらないものですが、リューターを使用するなら便利です。
精度も上々ですし。
あと、タイヤを切るためのジャンク大径タイヤがあるといいです。
というか必須か。
作成方法(インナーゴムハーフ超大径タイヤ編)
まてぃぇぅはインナーゴムハーフ以外作ったことがない。
だってインナースポンジとかすっげぇめんどくさいんだもん・・・・・
接着剤も大量に使うし。
といわけで始めます。
デザインナイフ、ダイヤモンドやすりを用意してください。
まず、一番最初に素材となるホイールを用意します。

昔買ったオレンジVSシャーシに付いて来たカーボンホイール。
実は全国大会Finalのときに使ったものです。
今まで大径で使っていたのですが、最近は全く使い道が無かったのでタイヤを削り落として再利用するという貧乏性。
俺の場合、まずホイールの端面のしきりをデザインナイフを使って削り飛ばします。
そしてホイールの幅がだいたい8mm位になるように切ります。

これでだいたい8.5mmくらい。
このあとにデザインナイフを使って真円度を高める人がいますが、その辺はお好みということで・・・・
ホイールが用意できたら次はインナータイヤの素材を用意します。

これはダンガンレーサー用の・・・なんつったかな・・・・ナントカタイヤ(笑)
インナーの種類でタイヤの特性が変わります。
例えば白スリックタイヤにすれば硬くて丈夫なタイヤになるし、ショック吸収タイヤにすれば自動車で言うショックアブソバーの役割をしたり。
俺は今回適当に選んだがな!
安かったから!(泣
したらばこのタイヤを茹でます。

ぐっつぐっつぐっつぐっつ煮込みま~す。

じっくり♪コトッコトっ煮込んだタ~イヤ~♪
そしたらこれをジャンクの大径タイヤに履かせるんだけど、めっさ熱いから注意な!
そしたらジャンクの大径タイヤにはめて、回転させながら余分な部分をデザインナイフで切ります。

そしたら本番用のホイールにはめて接着だ!
ホイールの表面を400番くらいのヤスリで荒らしておくのを忘れずに。

この赤の矢印のように、内側に余裕を持たせて接着しましょう。
俺の場合、ここから削る順番は
①ホイールの内側を削って端面の精度を出す
②タイヤの外側を削って、タイヤ自体の大体の幅を決める
③タイヤの外周を削って精度を出す
こんな感じですね。

これでインナータイヤは完成です。
次にアウタータイヤ。
まずは材料の準備です。

今回はアウターにバレルタイヤを使用します。
下の写真の赤い線のところくらいでカットして、全体を細くします。

↓

そしたらこの細くしたタイヤをまた煮て、グイグイ伸ばしてさっき作ったインナータイヤの外側に被せます。
ここで注意。
下の写真を見てください。

これ、タイヤを裏返したところなんですが、一本線が見えるのがわかりますか?
この部分はタイヤの継ぎ目です。
恐らく一枚のゴムの板を丸めてここで溶かしてくっ付けてるんでしょうね。
ここを引っ張ると千切れます。
そりゃもう綺麗にブチッと。
ここだけは引っ張っちゃダメ!
で、被せたらまた内側に余裕を持って接着します。

外側の方まで接着剤がしっかり染み込むようにネ!

そうしたらあとはさっきと同じように
①内側を整形して精度、平面を出す。
②外側を整形して自分のしたいタイヤの太さにする。
③外周を整形して精度を出す。
をします。
整形したら・・・・・

このようにラウンド加工。

この時、外周は35.1~35.2mmにしておきます。(←ココ重要)
形の整形が終わったら、このようにタイヤとホイールの境界に接着剤でコーティングしておきましょう。


仕上げ作業に移ります。
仕上げには必ずワークマシンを使用します。
本番に使うシャフト、本番に使うベアリング(620ベアリングが望ましい)をワークマシンにセットします。

後はひたすらタイヤの外形が35mm以内に収まるように削って削って削りまくるだけです。
この時に、精度が出ているか簡単な測定方法があります。
パソコンのディスプレイ(CRTモニタの方ががいいかな?)に白い画面を表示させます。

タイヤをモーターで回転させて、その白い画面にかざして片目で見てみてください。
精度が出ていないタイヤはブレているのがわかると思います。
この方法で簡単にタイヤがブレているかブレていないか見極めることが出来ます。
そして一番重要なのは、ホイールをシャフトのどの位置に取り付けてワークマシンで削ったかです。
必ずどの位置で削ったかわかるようにマジックペンとかで印をつけておきましょう。
マシンに取り付けるときにそれを目印にして取り付けます。
左右どちらで削ったかの見分けも必ずつけておきましょう。
まぁこんな感じでタイヤを作成して、4本とも外形35mm以内、誤差0.05mm以内に収めるわけです。
忘れちゃいけないのはダミータイヤの作成。

スポンジタイヤを薄く削って、さっき作ったタイヤのホイール剥き出しの部分に合わせてカットし、被せます。
以上の手順で完成したものはこうなりました。


物凄く丁寧に説明したつもりでしたが、いかがでしょうか。
ちなみに俺はリューターを使用していますが、ワークマシンのみでも作れます。
俺はワークマシンのみで作ったときには一本一週間かかりましたが・・・・
これでタイヤの作成は完璧でしょう。
今回のテーマ。
タイヤって?
前に記事で書きましたよね?
「ミニ四駆はギヤとタイヤでできている」と。
ミニ四駆はタイヤが唯一地面と接触しています。
モーターの動力がギヤへ伝わり、そこからタイヤへと伝わる・・・・
タイヤがよく出来ていれば出来ているほど、ミニ四駆はトルクを地面に伝えやすくなります。
それではまず最初に。
ミニ四駆における「最高のタイヤ」とは何なのか。
1、真円である。
2、ブレがない。
3、重量が均一である。
4、四輪全てがまったく同じ径である。
5、軽い。
6、変形しない。
7、(コースの状況によって変わるが)グリップ力は適度に。高すぎても低すぎてもNG。
8、縦方向のグリップ力は高く、横方向のグリップ力は低く。
こんなもんかな?
まぁでも、4番は不可能に近いんで、みんな径が0.05mm以内の誤差になるようにします。
3番がわかりにくいと思うんですが、これは「四輪全てが同じ重さ」というわけではありません。
タイヤをひとつだけシャフトに取り付けて、620ベアリングのみが付いたシャーシに差し込みます。
たぶんこの状態だと勝手に回りますよね?
これが回らない、タイヤのどこにも重量の偏りがない物・・・・ってことです。
さて・・・・で、ここからが本題です。
タイヤの作成方法を解説します。
今回は超大径タイヤを作成していますが、基本的に大径でも小径でも作り方は同じです。
作成する前に、こんな物があると超便利!

タイヤワークボックス
このように横から手を入れて、中で作業できるようになっています。

これはアクリル板で作ってあるけど、ダンボールに透明のビニールなんかを貼り付けた物でも出来ると思いますね。
もし作る場合、中身が取り出せるようになってると最高にGOOD。
タイヤのゴミって予想外に沢山出るからね。
今回タイヤの切削にこんな物を使いました。
プロクソンリューター。

これがあるだけで時間のかかるタイヤの切削が数時間で出来るようなります。
ガスコンロ+網+空き缶+割り箸

主にタイヤを煮込むときに使います。
暴君、しっかり煮ちゃってください。

俺の部屋って運がいいことに、流し台とガス栓が隣接してるんですよ(汗)
だから持ち運びの出来るガスコンロを部屋まで持ってきて、そこでタイヤを煮ています。
歯磨きだって自分の部屋でパソコン見ながらテレビ見ながら出来るんだぜ!
あ・・・・どうでもいい?大変失礼しました。
こんな物もあるといいです。
ダンガンレーサー用ステンレス強化シャフト。

長さが物凄くちょうどいい。
ワークマシンのみでタイヤを作成するなら全くいらないものですが、リューターを使用するなら便利です。
精度も上々ですし。
あと、タイヤを切るためのジャンク大径タイヤがあるといいです。
というか必須か。
作成方法(インナーゴムハーフ超大径タイヤ編)
まてぃぇぅはインナーゴムハーフ以外作ったことがない。
だってインナースポンジとかすっげぇめんどくさいんだもん・・・・・
接着剤も大量に使うし。
といわけで始めます。
デザインナイフ、ダイヤモンドやすりを用意してください。
まず、一番最初に素材となるホイールを用意します。

昔買ったオレンジVSシャーシに付いて来たカーボンホイール。
実は全国大会Finalのときに使ったものです。
今まで大径で使っていたのですが、最近は全く使い道が無かったのでタイヤを削り落として再利用するという貧乏性。
俺の場合、まずホイールの端面のしきりをデザインナイフを使って削り飛ばします。
そしてホイールの幅がだいたい8mm位になるように切ります。

これでだいたい8.5mmくらい。
このあとにデザインナイフを使って真円度を高める人がいますが、その辺はお好みということで・・・・
ホイールが用意できたら次はインナータイヤの素材を用意します。

これはダンガンレーサー用の・・・なんつったかな・・・・ナントカタイヤ(笑)
インナーの種類でタイヤの特性が変わります。
例えば白スリックタイヤにすれば硬くて丈夫なタイヤになるし、ショック吸収タイヤにすれば自動車で言うショックアブソバーの役割をしたり。
俺は今回適当に選んだがな!
安かったから!(泣
したらばこのタイヤを茹でます。

ぐっつぐっつぐっつぐっつ煮込みま~す。

じっくり♪コトッコトっ煮込んだタ~イヤ~♪
そしたらこれをジャンクの大径タイヤに履かせるんだけど、めっさ熱いから注意な!
そしたらジャンクの大径タイヤにはめて、回転させながら余分な部分をデザインナイフで切ります。

そしたら本番用のホイールにはめて接着だ!
ホイールの表面を400番くらいのヤスリで荒らしておくのを忘れずに。

この赤の矢印のように、内側に余裕を持たせて接着しましょう。
俺の場合、ここから削る順番は
①ホイールの内側を削って端面の精度を出す
②タイヤの外側を削って、タイヤ自体の大体の幅を決める
③タイヤの外周を削って精度を出す
こんな感じですね。

これでインナータイヤは完成です。
次にアウタータイヤ。
まずは材料の準備です。

今回はアウターにバレルタイヤを使用します。
下の写真の赤い線のところくらいでカットして、全体を細くします。

↓

そしたらこの細くしたタイヤをまた煮て、グイグイ伸ばしてさっき作ったインナータイヤの外側に被せます。
ここで注意。
下の写真を見てください。

これ、タイヤを裏返したところなんですが、一本線が見えるのがわかりますか?
この部分はタイヤの継ぎ目です。
恐らく一枚のゴムの板を丸めてここで溶かしてくっ付けてるんでしょうね。
ここを引っ張ると千切れます。
そりゃもう綺麗にブチッと。
ここだけは引っ張っちゃダメ!
で、被せたらまた内側に余裕を持って接着します。

外側の方まで接着剤がしっかり染み込むようにネ!

そうしたらあとはさっきと同じように
①内側を整形して精度、平面を出す。
②外側を整形して自分のしたいタイヤの太さにする。
③外周を整形して精度を出す。
をします。
整形したら・・・・・

このようにラウンド加工。

この時、外周は35.1~35.2mmにしておきます。(←ココ重要)
形の整形が終わったら、このようにタイヤとホイールの境界に接着剤でコーティングしておきましょう。


仕上げ作業に移ります。
仕上げには必ずワークマシンを使用します。
本番に使うシャフト、本番に使うベアリング(620ベアリングが望ましい)をワークマシンにセットします。

後はひたすらタイヤの外形が35mm以内に収まるように削って削って削りまくるだけです。
この時に、精度が出ているか簡単な測定方法があります。
パソコンのディスプレイ(CRTモニタの方ががいいかな?)に白い画面を表示させます。

タイヤをモーターで回転させて、その白い画面にかざして片目で見てみてください。
精度が出ていないタイヤはブレているのがわかると思います。
この方法で簡単にタイヤがブレているかブレていないか見極めることが出来ます。
そして一番重要なのは、ホイールをシャフトのどの位置に取り付けてワークマシンで削ったかです。
必ずどの位置で削ったかわかるようにマジックペンとかで印をつけておきましょう。
マシンに取り付けるときにそれを目印にして取り付けます。
左右どちらで削ったかの見分けも必ずつけておきましょう。
まぁこんな感じでタイヤを作成して、4本とも外形35mm以内、誤差0.05mm以内に収めるわけです。
忘れちゃいけないのはダミータイヤの作成。

スポンジタイヤを薄く削って、さっき作ったタイヤのホイール剥き出しの部分に合わせてカットし、被せます。
以上の手順で完成したものはこうなりました。


物凄く丁寧に説明したつもりでしたが、いかがでしょうか。
ちなみに俺はリューターを使用していますが、ワークマシンのみでも作れます。
俺はワークマシンのみで作ったときには一本一週間かかりましたが・・・・
これでタイヤの作成は完璧でしょう。
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