「アンチマター」系列の充電器を静音化する
皆様どうもこんにちわ。まてぃぇぅです。
世間がコロナウイルスの影響でミニ四駆も中々走らせに行けない中、こんな小ネタをやってみました。

アンチマター系列の充電器の静音化
アンチマター・リアクター・ヘマタイト等、この系列の充電器はたくさん種類がありますが(外見が違うだけで中身はほぼ一緒)、冷却ファンが結構うるさいと言うか…
フルパワーで回転している時には結構「ぶわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」って音がするんですよね(汗
まてぃぇぅは寝てる間にバッテリーをサイクル充放電することが多いんですが、寝てる最中に回ってたりするとちょっとうるさい。
温度によってオート制御させることもできますが、それでも急に回り始めたりすると起きちゃうこともありました(汗
そこで、同じようなファンで今よりも回転数が控えめのファンを購入し、交換してみようと思い立ったわけです。
******注意******
この作業は分解・部品交換・改造をしますので、メーカーの修理保証が効かなくなります。
作業する際は自己責任で。
まず、両サイドの板をプラスドライバーで外します。

この系列の充電器って、両サイドの板を外すだけで天板が外れるんですよね。
天板に繋がっているのはファンのみになりますので、ファンのコードを切らないようにそっと外します。

そうしたらファンを外していくわけですが…このファンって、星型の特殊ネジで留まっているんですよね。
むかーしゲーム機をバラした時に星型ドライバーを購入していたんですが、まさかこんな時に役に立つとは。


これが純正の冷却ファン。

型番で調べてみましたが、どうやら中国製のファンのようで、下記のサイトの「JDH4010S」というファンが該当するようです。
http://www.coolingfans-jsl.com/product/16.html
これに代わる条件として、
・40mmファンである
・動作電圧が5.0Vである
・純正の回転数が6000rpmなので、それ以下の回転数のファンを選択する
という事になります。
結構ファンの選択肢が少ないんですよね、この条件・・・(汗
何より5Vで動作するものが少ない。そして6000rpm以下って物も少ない…
そんなこんなで選択したファンがこれです。


パナソニックの冷却ファン。
モノタロウにて購入しました。
https://www.monotaro.com/p/8592/5341/?displayId=5
このファンですと、寸法もほぼ同じ、DC5.0Vで動作し、最高回転数が4500rpmと、結構回転数を抑えめに出来ます。
そしたら純正ファンの配線を外し…

スマートではないですが、線をぶった切ってハンダ付けしました(汗

絶縁はちょうどいいサイズの熱収縮チューブなどを持っていなかったのでセロハンテープ…

正直セロハンテープは使っちゃダメだと思う。うん。
そんなこんなで元通り配線を繋ぎ直し、ケースを組み立てます。

そうしたら電源を入れて、「Settings」の中の「Cooling fan」をONにしてみて…

動作を確認します。

正常に回ればOKです。
組み直して音を確認すると、めちゃくちゃ静かになりました。
純正では「ぶわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ってファンが勢い良く回っていたのが「しゅいーーーー…」といった感じになりました。
これですとすぐ近くでファンが回ってもそれほど気にならないくらいの音量です。
もしかしたら大容量のRC用バッテリーで10.0A放電とかしたら冷却不足になるかもしれませんが、単三型バッテリーで4.0A放電しても余裕で冷却できるくらいの余力があるようです。
成功ですね。
まぁあんまり需要はないかもしれませんが、静音化したいという方はご参考にしてくださいませ。
世間がコロナウイルスの影響でミニ四駆も中々走らせに行けない中、こんな小ネタをやってみました。

アンチマター系列の充電器の静音化
アンチマター・リアクター・ヘマタイト等、この系列の充電器はたくさん種類がありますが(外見が違うだけで中身はほぼ一緒)、冷却ファンが結構うるさいと言うか…
フルパワーで回転している時には結構「ぶわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」って音がするんですよね(汗
まてぃぇぅは寝てる間にバッテリーをサイクル充放電することが多いんですが、寝てる最中に回ってたりするとちょっとうるさい。
温度によってオート制御させることもできますが、それでも急に回り始めたりすると起きちゃうこともありました(汗
そこで、同じようなファンで今よりも回転数が控えめのファンを購入し、交換してみようと思い立ったわけです。
******注意******
この作業は分解・部品交換・改造をしますので、メーカーの修理保証が効かなくなります。
作業する際は自己責任で。
まず、両サイドの板をプラスドライバーで外します。

この系列の充電器って、両サイドの板を外すだけで天板が外れるんですよね。
天板に繋がっているのはファンのみになりますので、ファンのコードを切らないようにそっと外します。

そうしたらファンを外していくわけですが…このファンって、星型の特殊ネジで留まっているんですよね。
むかーしゲーム機をバラした時に星型ドライバーを購入していたんですが、まさかこんな時に役に立つとは。


これが純正の冷却ファン。

型番で調べてみましたが、どうやら中国製のファンのようで、下記のサイトの「JDH4010S」というファンが該当するようです。
http://www.coolingfans-jsl.com/product/16.html
これに代わる条件として、
・40mmファンである
・動作電圧が5.0Vである
・純正の回転数が6000rpmなので、それ以下の回転数のファンを選択する
という事になります。
結構ファンの選択肢が少ないんですよね、この条件・・・(汗
何より5Vで動作するものが少ない。そして6000rpm以下って物も少ない…
そんなこんなで選択したファンがこれです。


パナソニックの冷却ファン。
モノタロウにて購入しました。
https://www.monotaro.com/p/8592/5341/?displayId=5
このファンですと、寸法もほぼ同じ、DC5.0Vで動作し、最高回転数が4500rpmと、結構回転数を抑えめに出来ます。
そしたら純正ファンの配線を外し…

スマートではないですが、線をぶった切ってハンダ付けしました(汗

絶縁はちょうどいいサイズの熱収縮チューブなどを持っていなかったのでセロハンテープ…

正直セロハンテープは使っちゃダメだと思う。うん。
そんなこんなで元通り配線を繋ぎ直し、ケースを組み立てます。

そうしたら電源を入れて、「Settings」の中の「Cooling fan」をONにしてみて…

動作を確認します。

正常に回ればOKです。
組み直して音を確認すると、めちゃくちゃ静かになりました。
純正では「ぶわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ってファンが勢い良く回っていたのが「しゅいーーーー…」といった感じになりました。
これですとすぐ近くでファンが回ってもそれほど気にならないくらいの音量です。
もしかしたら大容量のRC用バッテリーで10.0A放電とかしたら冷却不足になるかもしれませんが、単三型バッテリーで4.0A放電しても余裕で冷却できるくらいの余力があるようです。
成功ですね。
まぁあんまり需要はないかもしれませんが、静音化したいという方はご参考にしてくださいませ。
スポンサーサイト
まてぃぇぅ流 モーター慣らしの方法
皆様ご無沙汰しております。
どうもまてぃぇぅです。
以前ツイッターで言っていましたが、久しぶりの記事はこれにします。
まてぃぇぅ流モーター慣らし
「ミニ四駆の基礎 Ver,2018」では「各自勉強し経験を積んでいただきたい」と書きましたが、もうその記事からだいぶ時間が経っておりますので・・・
ここではまてぃぇぅがいつもどのようにしてモーターを作っているかを書きたいと思います。
※注意※
以下の方法は恐らく、現時点での「速い人たち」のしているモーター慣らしの方法に比べて古いやり方だと思います。
ですが自分としては以下の方法で満足のいく速度が出せているやり方でありますので、紹介していきたいと思います。
また、自分の中でこの方法を確立しているのはカーボンブラシモーターのみとなっており、銅ブラシモーターはまだ研究中です。
まず、新品のモーターを用意しました。

ハイパーダッシュ3のJ-CUP2019です。
未開封だったものを開けました。全く選別などはしていません。
それの他に、こんな物を用意します。

呉工業のCRC226、それからベアリングオイルです。
ベアリングオイルはタミヤのVGベアリングオイルとかでもいいと思います。
写真の物は昔、イエローサブマリンの大会に出場した時にジャンケン大会の景品としてもらった物ですが、恐らくスクワット辺りのベアリングオイルなんじゃないかと・・・・
元からラベルなどが全く無かったので正式な商品名がわかりません(汗
そしてこういう物も。

モーター慣らし器、それにモーターを取り付けるモーターホルダー、電流・電圧テスター。
このモーター慣らし器なんですが、これを購入した理由は二つあります。
一つは勿論モーターを慣らすことですが、もう一つは回転数を計測するときの条件を合わせるためです。
まず慣らしについてですが、俺のこの方法ですとかなりの長時間モーターを回している方法になりますので、充電電池でやっていると交換と充電が面倒なんですよね・・・・
なので、ずっと定電流を流せる慣らし器を導入しました。
二つ目の条件合わせですが・・・・
よくモーターの良し悪しを見る手段で回転数を測定しますが、その結果が電池によって変わってしまう現象がありまして・・・
まだ元気のいい電池ですと高回転を示しますが、何度も充放電を繰り返している電池ですと回転数が低いとか、そういった測定条件のバラつきが出てしまいます。
回しているうちに電圧は下がっていきますし(汗)
こういった測定条件のバラつきを極力無くす為、全く同じ電流を流せる慣らし器を導入しました。
これにより複数個のモーターを購入して選別するときの精度がグンと上がります。
しかし、この慣らし器にも弱点があります。
パワーステーションの場合ですが、本体に表示してある電圧が超適当なのでモーターの真の姿が見えないんですよね(汗

これはダイヤルを目いっぱい低電圧側、2.0Vで設定していますが、結果は2.14V。

3.0Vの位置では2.65V。

最大電圧、4.0Vの位置では4.06V。ここは誤差程度ですねw
本当の3.00Vの位置は・・・

ここ。
全く関係ない場所です(汗
なので、このように慣らし器を使用する場合はテスターは必須だと思ってます。
さて、自分はモーター慣らし器を使用していますが、無い場合は・・・

こういう風に、使わなくなったシャーシにダミー電池を付け、電池一本で回します。
電池はエネループとか容量の大きいものを使うといいでしょう。
こういった物もあるといいですね。

パソコン用12cmファン。
これはファンの下にホームセンターで買ってきた木材を接着剤(俺はセメダインのスーパーX)で張り付け、足としています。
今はUSBから電源を取り出せる冷却ファンなんてものが沢山売っているので、そういった物でしたらUSB冷却ファン+ダイソーのスマートフォン用USB電源で冷却システムができますね。
そうしたら実際に慣らしていきます。
まず、アケポンの状態での回転数を測定しました。3.00Vビッタリで計測しています。

約28000回転・・・う~ん、まぁまぁ?
これを一旦止め、まず軸にベアリングオイルを注して馴染ませます。


どうでもいいけど片手でこの写真を撮影するのえらい難しかった。
そうしたら慣らし器の電圧設定を目いっぱい低電圧側に回し・・・

モーターを低電圧で回しつつ、モーターの穴からCRC226を噴き込みます。

薬剤が飛び散ることがあるのでティッシュなどにくるみながら噴き込むといいでしょう。
俺の場合かなりたっぷり噴いています。
この状態で冷却ファンで冷却しつつ、4~5時間ほど回しっぱなしにします。

(掃除サボってるからクッソ汚いですね、すみません…)
かなり長時間回していますので、数時間経ったらCRC226を追加してやります。
回しているうちにモーターから回転数が上がったり下がったり妙な音がし始め、そのうちに全体の回転数が段々上がってくるはずです。
4時間ほどモーターを回したら、モーターを外して付着しているCRC226や汚れなどを拭き取ります。

モーターの中にもCRC226が残っているので、ティッシュでくるんでブンブン振って中身を全部出すようにしましょう。
同時にモーターホルダーもべちゃべちゃだと思うので奇麗にします(汗
これでまた3.00Vキッチリで電圧を測り・・・

回転数を測定します。

う~~~~ん・・・・まだまだですね・・・
このモーターはもう少し回してみることにしましょう。
このように、低電圧 + CRC226での慣らしを自分はしています。
この慣らし、自分の中で各モーターの最低回転数と言うのを設定しているんですが、
・ハイパーダッシュ3・・・・・30,000rpm
・パワーダッシュ・・・・・・・33,000rpm
・スプリントダッシュ・・・・・36,000~37,000rpm
・ハイパーダッシュPRO・・・30,000rpm
・マッハダッシュPRO・・・・・35,000rpm
といった具合に、このくらいの回転数になるまで回しまくるという事をしています。
正直な所、両軸のモーターはHDPはほぼ確立しているんですが、MDPだけはよくわかっていないというか…
回転が上がらないんですよね。
ブラシが硬いのかなぁ?
今までどんなに回転数が上がっても36,000rpmくらいまでしか上がったことが無いんです。
HD3とSDは比較的簡単に回転数を上げることができるんですが、PDだけは難しいですね・・・・
アタリのPDを引くと物凄い回る上にパワーモリモリでどうやっても制御しきれないくらい速いんですが、ハズレを引くと回転数が上がらないまま死んでしまいます(泣
実際のところこの方法で結構な速度域まで行くことができていますので、こういう慣らしもアリと考えています。
モーター慣らしで悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
※追記※
その後の結果が出ました。
どうもまてぃぇぅです。
以前ツイッターで言っていましたが、久しぶりの記事はこれにします。
まてぃぇぅ流モーター慣らし
「ミニ四駆の基礎 Ver,2018」では「各自勉強し経験を積んでいただきたい」と書きましたが、もうその記事からだいぶ時間が経っておりますので・・・
ここではまてぃぇぅがいつもどのようにしてモーターを作っているかを書きたいと思います。
※注意※
以下の方法は恐らく、現時点での「速い人たち」のしているモーター慣らしの方法に比べて古いやり方だと思います。
ですが自分としては以下の方法で満足のいく速度が出せているやり方でありますので、紹介していきたいと思います。
また、自分の中でこの方法を確立しているのはカーボンブラシモーターのみとなっており、銅ブラシモーターはまだ研究中です。
まず、新品のモーターを用意しました。

ハイパーダッシュ3のJ-CUP2019です。
未開封だったものを開けました。全く選別などはしていません。
それの他に、こんな物を用意します。

呉工業のCRC226、それからベアリングオイルです。
ベアリングオイルはタミヤのVGベアリングオイルとかでもいいと思います。
写真の物は昔、イエローサブマリンの大会に出場した時にジャンケン大会の景品としてもらった物ですが、恐らくスクワット辺りのベアリングオイルなんじゃないかと・・・・
元からラベルなどが全く無かったので正式な商品名がわかりません(汗
そしてこういう物も。

モーター慣らし器、それにモーターを取り付けるモーターホルダー、電流・電圧テスター。
このモーター慣らし器なんですが、これを購入した理由は二つあります。
一つは勿論モーターを慣らすことですが、もう一つは回転数を計測するときの条件を合わせるためです。
まず慣らしについてですが、俺のこの方法ですとかなりの長時間モーターを回している方法になりますので、充電電池でやっていると交換と充電が面倒なんですよね・・・・
なので、ずっと定電流を流せる慣らし器を導入しました。
二つ目の条件合わせですが・・・・
よくモーターの良し悪しを見る手段で回転数を測定しますが、その結果が電池によって変わってしまう現象がありまして・・・
まだ元気のいい電池ですと高回転を示しますが、何度も充放電を繰り返している電池ですと回転数が低いとか、そういった測定条件のバラつきが出てしまいます。
回しているうちに電圧は下がっていきますし(汗)
こういった測定条件のバラつきを極力無くす為、全く同じ電流を流せる慣らし器を導入しました。
これにより複数個のモーターを購入して選別するときの精度がグンと上がります。
しかし、この慣らし器にも弱点があります。
パワーステーションの場合ですが、本体に表示してある電圧が超適当なのでモーターの真の姿が見えないんですよね(汗

これはダイヤルを目いっぱい低電圧側、2.0Vで設定していますが、結果は2.14V。

3.0Vの位置では2.65V。

最大電圧、4.0Vの位置では4.06V。ここは誤差程度ですねw
本当の3.00Vの位置は・・・

ここ。
全く関係ない場所です(汗
なので、このように慣らし器を使用する場合はテスターは必須だと思ってます。
さて、自分はモーター慣らし器を使用していますが、無い場合は・・・

こういう風に、使わなくなったシャーシにダミー電池を付け、電池一本で回します。
電池はエネループとか容量の大きいものを使うといいでしょう。
こういった物もあるといいですね。

パソコン用12cmファン。
これはファンの下にホームセンターで買ってきた木材を接着剤(俺はセメダインのスーパーX)で張り付け、足としています。
今はUSBから電源を取り出せる冷却ファンなんてものが沢山売っているので、そういった物でしたらUSB冷却ファン+ダイソーのスマートフォン用USB電源で冷却システムができますね。
そうしたら実際に慣らしていきます。
まず、アケポンの状態での回転数を測定しました。3.00Vビッタリで計測しています。

約28000回転・・・う~ん、まぁまぁ?
これを一旦止め、まず軸にベアリングオイルを注して馴染ませます。


どうでもいいけど片手でこの写真を撮影するのえらい難しかった。
そうしたら慣らし器の電圧設定を目いっぱい低電圧側に回し・・・

モーターを低電圧で回しつつ、モーターの穴からCRC226を噴き込みます。

薬剤が飛び散ることがあるのでティッシュなどにくるみながら噴き込むといいでしょう。
俺の場合かなりたっぷり噴いています。
この状態で冷却ファンで冷却しつつ、4~5時間ほど回しっぱなしにします。

(掃除サボってるからクッソ汚いですね、すみません…)
かなり長時間回していますので、数時間経ったらCRC226を追加してやります。
回しているうちにモーターから回転数が上がったり下がったり妙な音がし始め、そのうちに全体の回転数が段々上がってくるはずです。
4時間ほどモーターを回したら、モーターを外して付着しているCRC226や汚れなどを拭き取ります。

モーターの中にもCRC226が残っているので、ティッシュでくるんでブンブン振って中身を全部出すようにしましょう。
同時にモーターホルダーもべちゃべちゃだと思うので奇麗にします(汗
これでまた3.00Vキッチリで電圧を測り・・・

回転数を測定します。

う~~~~ん・・・・まだまだですね・・・
このモーターはもう少し回してみることにしましょう。
このように、低電圧 + CRC226での慣らしを自分はしています。
この慣らし、自分の中で各モーターの最低回転数と言うのを設定しているんですが、
・ハイパーダッシュ3・・・・・30,000rpm
・パワーダッシュ・・・・・・・33,000rpm
・スプリントダッシュ・・・・・36,000~37,000rpm
・ハイパーダッシュPRO・・・30,000rpm
・マッハダッシュPRO・・・・・35,000rpm
といった具合に、このくらいの回転数になるまで回しまくるという事をしています。
正直な所、両軸のモーターはHDPはほぼ確立しているんですが、MDPだけはよくわかっていないというか…
回転が上がらないんですよね。
ブラシが硬いのかなぁ?
今までどんなに回転数が上がっても36,000rpmくらいまでしか上がったことが無いんです。
HD3とSDは比較的簡単に回転数を上げることができるんですが、PDだけは難しいですね・・・・
アタリのPDを引くと物凄い回る上にパワーモリモリでどうやっても制御しきれないくらい速いんですが、ハズレを引くと回転数が上がらないまま死んでしまいます(泣
実際のところこの方法で結構な速度域まで行くことができていますので、こういう慣らしもアリと考えています。
モーター慣らしで悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
※追記※
その後の結果が出ました。
HITEC X4Advanced Proを「MC3000」として使う
どうもまてぃぇぅです。
今回は、ミニ四レーサーの間でも大人気であるHITEC X4 Advanced Proについて書きたいと思います。
すみません、文字ばっかりになるかと思いますがご了承願えればと思います(汗)

さて、このX4 Advancedですが、ミニ四レーサーの中でもかなり人気が高く、街角サーキットなどに行くと必ずと言っていいほど持っている人がいるかと思います(または同じくHITECのX4 AdvancedⅡ)。
この充電器の一番の特徴と言えばスマートフォンで制御でき、充電放電が行えるという所でしょう。
加えてスマートフォンで設定を行うと所謂「絞り放電」を行うことが出来るので、バッテリーの電力をスッパリ抜くことが出来る非常に優秀な充電器です。
X4以外で絞り放電が出来る放電器と言えばKエンジニアリングのFORTRESSくらいしか知りません。
しかし、この充電器、ある問題を抱えています。
HITECジャパンのやる気が無さすぎるという事です・・・・(汗
この充電器は2016年発売ですが、その間スマートフォン用アプリのアップデートや本体ファームウェアのアップデートの告知などが全くされておらず、ソフトウェア側が発売時そのままの状態となっているのです。
なぜそんな話をするのかと言いますと、このX4 Advanced Pro、あるメーカーのOEM製品だからです。
そのメーカーはSkyRC。
SkyRCではMC3000という製品名で販売されており、X4 Advanced Proが日本国内販売される前に使用していた人が少数いたようです。
ちなみにX4 AdvancedⅡは、SkyRCでは「NC2600」という名前で販売しています。
SkyRCではソフトウェアアップデート・ファームウェアアップデートが頻繁にされており、特にスマートフォン用アプリは非常に良くなっています。
実際に繋げてみましょう。

自分のスマートフォンはAndroidですので、GooglePlayからダウンロードしました。
アプリ検索で「SkyRC」や「MC3000」と検索すれば出てくるはず・・・・
この事に関して、ブログの読者の方からメールを頂き、「自分は接続できないのですが、まてぃぇぅさんはどうやって繋げているのですか?」という質問を頂きました。
自分の場合は通常のX4 Advanced Proと同様のやり方で接続できており、読者の方は失敗しており、自分は接続が成功しています。
ここで気になったのはAndroidのバージョンが違うこと。
自分のスマホは京セラの初代トルクという機種であり、Androidバージョンが4.4.2と非常に古い物になるのです。
対して読者さんのAndroidバージョンは7.0。もしかしたらAndroidのバージョンが新しすぎる物は接続できないのかもしれません。
この問題はソフトウェア側で対応してもらうしかなさそうですね・・・・
もしくは中古で古い機種のAndroid端末を購入し接続してみるとか・・・・どうしてもつなげたいと言うことであればそういった事も必要になってくるかもしれません。
さて、接続してみると、このような画面になります。

ほぼX4と変わらないメニュー画面ですが、上のタイトルがMC3000となっていますね。
操作感に関してはX4とほぼ同じで操作できます。
ただ、充放電プログラム保存画面が少々変わっています。

このように「プログラムごとにプログラム名を決める」というX4の方式ではなく、バッテリー種類とプログラム内容が表示される方式になっています。
ここは好みが分かれるところですが、自分としてはこっちの方が好きですかね。
あと、充放電の動作に関してもX4用アプリとMC3000用アプリで少々違いがあります。
1.放熱ファンの動作が違う
X4用アプリの場合、本体温度が段々上がっていくと「ジジジジジ・・・・」とファンが動作し始め、本体温度に応じてファンが可変的に動作しますよね。
MC3000用アプリの場合、本体温度が一定温度に達した瞬間に「フォオオオオオオン!」と最高速度で回転し始めます。
そして一定温度を下回るとフッとファンが止まる仕様です。
個人的にX4用アプリの動作方法ですと低回転時のファンの動作音が高周波を発して耳障りだったので、この変更は歓迎しますねw
2.放電の絞りが正確になる
X4用アプリで絞り放電をするとどうも動作が鈍いというか、狙ったバッテリー電圧よりも低い電圧まで放電しちゃう感じだったんですよね。
ネオチャンプで絞り放電をすると、充電終了電圧を0.9Vに設定しておいても0.5V程まで落ちちゃったり。放電電流を制御するのが鈍いんです。
MC3000用アプリにしたとたんその現象は改善され、終了電圧の0.9Vでバチッと安定して絞っていきます。
これはありがたいですね。
3.Bluetoothが自動でONにならない
これはちょっと不便ですね(汗
X4アプリではアプリを起動させると自動でBluetoothがONになり、アプリを終了させると自動でOFFになっていたのですが、MC3000アプリの場合手動でON・OFFを切り替えなくてはいけません。
BluetoothがOFFのままアプリを起動させるとエラーで強制終了しますね。
4.接続が正確になった
これは上記Bluetoothのことに関係してくるのかもしれませんが、X4アプリでは本体とスマホを接続させるときに接続が失敗したり接続が不安定なことがあったのですが、MC3000アプリではほぼ確実に本体とスマホを接続できます。
加えて、接続までの時間が早く、こちらはストレスが大幅に減りましたw
以上、大きな変化はこの四点でしょうか。
とにかくMC3000用アプリになって細かいバグが消されているようなので、現在X4 Advanced Proを使用している人はMC3000用を試してみることをオススメしておきます。
それから、X4にはUSBポートがあるにもかかわらず、説明書や公式サイトにはそのことには一切触れられていないんですよね(汗
これもMC3000ではちゃんと意味のあるポートであり、このポートでPCと接続することが出来ます。
PCと接続することにより、
1.ファームウェアアップデートが出来るようになる
2.PC用ソフトが使えるようになる
という利点があります。
1のファームウェアですが、簡単に言うとX4本体の基礎ソフトウェアのような物、と考えればいいでしょう。
充電電流を制御したり、プログラムを動かしたり・・・といった根本的な制御をするのがファームウェアと考えてしまっていいと思います(専門的な話になるとちょっと意味合いが違うかもしれませんが(汗))
このファームウェアのアップデートがPCを通して行えるようになります。
ファームウェアアップデートをすることによって、将来的には放電電流がもっと流せるようになるとか、充電の制御がもっと細かく出来るようになるとか、そういった進化を遂げるかもしれません(あくまで予想なので、絶対に大きく変わる!ということは保障できません(汗))
2のPC用ソフトですが、なんとMC3000はPC用のモニタリングソフトを使用できるんです。

これを使用するとPC上で放電・充電グラフを監視できるようになりますし、管理もしやすくなると思います。
各ソフトウェアなどはMC3000のホームページの「Download」のところからダウンロードできます。


ここで注意点ですが、PCとX4 Advanced Proを接続する場合、接続環境が少々シビアになるようです。
どうやら、USBケーブルの長さをなるべく短く、品質のいいものを使用し、PCとX4の間にUSBハブ等を挟んではいけない・・・・と、接続品質を良くする必要があるとの事です。
読者さんは15cmのUSBケーブルを使用して接続成功したとの事ですが、自分はまだ成功していません。
USBケーブルの長さが接続成功に関わってくるなんてむか~しの機器のようですが、とにかくUSBケーブルを短く高品質な物にするといいようです。
そんなこんなでX4の活用を書いてみた訳ですが、ホントHITECジャパンにはどうにかして欲しいもんです。
本家MC3000は着々とソフトウェアをアップデートしているのに、HITECは発売から放置されていますもんね・・・・(汗
皆さんも試してみてください。
※追記
PCとの接続に成功しました。
今回は、ミニ四レーサーの間でも大人気であるHITEC X4 Advanced Proについて書きたいと思います。
すみません、文字ばっかりになるかと思いますがご了承願えればと思います(汗)

さて、このX4 Advancedですが、ミニ四レーサーの中でもかなり人気が高く、街角サーキットなどに行くと必ずと言っていいほど持っている人がいるかと思います(または同じくHITECのX4 AdvancedⅡ)。
この充電器の一番の特徴と言えばスマートフォンで制御でき、充電放電が行えるという所でしょう。
加えてスマートフォンで設定を行うと所謂「絞り放電」を行うことが出来るので、バッテリーの電力をスッパリ抜くことが出来る非常に優秀な充電器です。
X4以外で絞り放電が出来る放電器と言えばKエンジニアリングのFORTRESSくらいしか知りません。
しかし、この充電器、ある問題を抱えています。
HITECジャパンのやる気が無さすぎるという事です・・・・(汗
この充電器は2016年発売ですが、その間スマートフォン用アプリのアップデートや本体ファームウェアのアップデートの告知などが全くされておらず、ソフトウェア側が発売時そのままの状態となっているのです。
なぜそんな話をするのかと言いますと、このX4 Advanced Pro、あるメーカーのOEM製品だからです。
そのメーカーはSkyRC。
SkyRCではMC3000という製品名で販売されており、X4 Advanced Proが日本国内販売される前に使用していた人が少数いたようです。
ちなみにX4 AdvancedⅡは、SkyRCでは「NC2600」という名前で販売しています。
SkyRCではソフトウェアアップデート・ファームウェアアップデートが頻繁にされており、特にスマートフォン用アプリは非常に良くなっています。
実際に繋げてみましょう。

自分のスマートフォンはAndroidですので、GooglePlayからダウンロードしました。
アプリ検索で「SkyRC」や「MC3000」と検索すれば出てくるはず・・・・
この事に関して、ブログの読者の方からメールを頂き、「自分は接続できないのですが、まてぃぇぅさんはどうやって繋げているのですか?」という質問を頂きました。
自分の場合は通常のX4 Advanced Proと同様のやり方で接続できており、読者の方は失敗しており、自分は接続が成功しています。
ここで気になったのはAndroidのバージョンが違うこと。
自分のスマホは京セラの初代トルクという機種であり、Androidバージョンが4.4.2と非常に古い物になるのです。
対して読者さんのAndroidバージョンは7.0。もしかしたらAndroidのバージョンが新しすぎる物は接続できないのかもしれません。
この問題はソフトウェア側で対応してもらうしかなさそうですね・・・・
もしくは中古で古い機種のAndroid端末を購入し接続してみるとか・・・・どうしてもつなげたいと言うことであればそういった事も必要になってくるかもしれません。
さて、接続してみると、このような画面になります。

ほぼX4と変わらないメニュー画面ですが、上のタイトルがMC3000となっていますね。
操作感に関してはX4とほぼ同じで操作できます。
ただ、充放電プログラム保存画面が少々変わっています。

このように「プログラムごとにプログラム名を決める」というX4の方式ではなく、バッテリー種類とプログラム内容が表示される方式になっています。
ここは好みが分かれるところですが、自分としてはこっちの方が好きですかね。
あと、充放電の動作に関してもX4用アプリとMC3000用アプリで少々違いがあります。
1.放熱ファンの動作が違う
X4用アプリの場合、本体温度が段々上がっていくと「ジジジジジ・・・・」とファンが動作し始め、本体温度に応じてファンが可変的に動作しますよね。
MC3000用アプリの場合、本体温度が一定温度に達した瞬間に「フォオオオオオオン!」と最高速度で回転し始めます。
そして一定温度を下回るとフッとファンが止まる仕様です。
個人的にX4用アプリの動作方法ですと低回転時のファンの動作音が高周波を発して耳障りだったので、この変更は歓迎しますねw
2.放電の絞りが正確になる
X4用アプリで絞り放電をするとどうも動作が鈍いというか、狙ったバッテリー電圧よりも低い電圧まで放電しちゃう感じだったんですよね。
ネオチャンプで絞り放電をすると、充電終了電圧を0.9Vに設定しておいても0.5V程まで落ちちゃったり。放電電流を制御するのが鈍いんです。
MC3000用アプリにしたとたんその現象は改善され、終了電圧の0.9Vでバチッと安定して絞っていきます。
これはありがたいですね。
3.Bluetoothが自動でONにならない
これはちょっと不便ですね(汗
X4アプリではアプリを起動させると自動でBluetoothがONになり、アプリを終了させると自動でOFFになっていたのですが、MC3000アプリの場合手動でON・OFFを切り替えなくてはいけません。
BluetoothがOFFのままアプリを起動させるとエラーで強制終了しますね。
4.接続が正確になった
これは上記Bluetoothのことに関係してくるのかもしれませんが、X4アプリでは本体とスマホを接続させるときに接続が失敗したり接続が不安定なことがあったのですが、MC3000アプリではほぼ確実に本体とスマホを接続できます。
加えて、接続までの時間が早く、こちらはストレスが大幅に減りましたw
以上、大きな変化はこの四点でしょうか。
とにかくMC3000用アプリになって細かいバグが消されているようなので、現在X4 Advanced Proを使用している人はMC3000用を試してみることをオススメしておきます。
それから、X4にはUSBポートがあるにもかかわらず、説明書や公式サイトにはそのことには一切触れられていないんですよね(汗
これもMC3000ではちゃんと意味のあるポートであり、このポートでPCと接続することが出来ます。
PCと接続することにより、
1.ファームウェアアップデートが出来るようになる
2.PC用ソフトが使えるようになる
という利点があります。
1のファームウェアですが、簡単に言うとX4本体の基礎ソフトウェアのような物、と考えればいいでしょう。
充電電流を制御したり、プログラムを動かしたり・・・といった根本的な制御をするのがファームウェアと考えてしまっていいと思います(専門的な話になるとちょっと意味合いが違うかもしれませんが(汗))
このファームウェアのアップデートがPCを通して行えるようになります。
ファームウェアアップデートをすることによって、将来的には放電電流がもっと流せるようになるとか、充電の制御がもっと細かく出来るようになるとか、そういった進化を遂げるかもしれません(あくまで予想なので、絶対に大きく変わる!ということは保障できません(汗))
2のPC用ソフトですが、なんとMC3000はPC用のモニタリングソフトを使用できるんです。

これを使用するとPC上で放電・充電グラフを監視できるようになりますし、管理もしやすくなると思います。
各ソフトウェアなどはMC3000のホームページの「Download」のところからダウンロードできます。


ここで注意点ですが、PCとX4 Advanced Proを接続する場合、接続環境が少々シビアになるようです。
どうやら、USBケーブルの長さをなるべく短く、品質のいいものを使用し、PCとX4の間にUSBハブ等を挟んではいけない・・・・と、接続品質を良くする必要があるとの事です。
読者さんは15cmのUSBケーブルを使用して接続成功したとの事ですが、自分はまだ成功していません。
USBケーブルの長さが接続成功に関わってくるなんてむか~しの機器のようですが、とにかくUSBケーブルを短く高品質な物にするといいようです。
そんなこんなでX4の活用を書いてみた訳ですが、ホントHITECジャパンにはどうにかして欲しいもんです。
本家MC3000は着々とソフトウェアをアップデートしているのに、HITECは発売から放置されていますもんね・・・・(汗
皆さんも試してみてください。
※追記
PCとの接続に成功しました。
テンションバー巻きブレーキ
今回はひっさびさに機構解説の記事を書きたいと思います。
今日のテーマ
テンションバー巻きブレーキ
まてぃぇぅのマシンのフロントブレーキとしてほぼ標準で付けている物ですが、今回は「いったいどんな物なのか?」という事を書きたいと思います。
名前の由来は、井桁超大径マシンのフロントバンパーユニットに使用されている「テンションバー方式」というバンパーより。
まず、現代のミニ四駆、スロープ・ジャンプ付き立体コースにおいてブレーキが必須なのは最早常識となっていますね。
ブレーキの効き具合においてはフロントが一番効き、リアの方が効きが弱いというのも一般的かと思います。
そこでブレーキの効きを強めたい、もっと減速したいという事でフロントにピンクスポンジブレーキなどの強力な物を使用していくと・・・・今度は前転の危険度が増していきます。
マシンがジャンプし、フロントを低くして着地した時にフロントブレーキを接地させてしまい、そのまま前転してしまってリタイアとなってしまう、こういった経験はないでしょうか。
これには皆さん、スポンジを貼る位置をより電池側に近くしたり、ブレーキ最前面にタミヤマスキングテープを貼ったりして対策しているかと思います。
そこでまてぃぇぅは「もっと簡単に、尚且つ効き、トラブルが出にくい方式はないかな?」と考えました。
そんなこんなで作り出したのが「テンションバー巻きブレーキ」、略して「TMブレーキ」です。
TMブレーキは
1.フロント最前面はブレーキが接地しない
2.スポンジが簡単に剥がれない、長寿命を実現
3.簡単に作れる
4.多くの車種で簡単に付けられる
という4つの特徴を持っており、普通にブレーキを張り付けるよりも非常に使い勝手が良い物を実現しました。
さて、作成ですが、作るには何かしらFRPやカーボンプレートを切る・削る道具が必要になってきます。
100均ダイヤモンドヤスリは必須で、リューター(安い物でも可)も必要になってきます。
まぁ、その辺りは各自で必要かどうかを判断してもらえれば・・・・・
また、取り付ける際には皿ビスを使用しないとコースを傷つけてしまいますので、皿ビス加工は必須です。
リューター+タミヤの皿ビスビットを使用するか、一般工具の皿ビス加工用ビットを使用しましょう。
さて、それではまず、材料となるFRPやカーボンプレートを用意します。

そうしたら、上の写真の赤矢印の穴を目印にして中身をくり抜くように長穴を開けます。

このままでは穴がクソ汚いので、ヤスリを使って形を整形します。

そして、コースに接地することを考え、前側になる方のプレートのカドを削り落とします。


この削り落としの作業は必ずやりましょう。
そのままのカドが立った状態では「コースを傷つける改造」に含まれますし、本当にコースの床を削ったり繋ぎ目を削ったりする事があります。
お店や大会会場によっては非常に嫌がられます。迷惑をかけない為にも必ずここのカドは落とします!
そんなこんなで、この長穴にブレーキスポンジを巻き付けます。(諸事情で別のプレートを使用しています)



これがTMブレーキの初期型。Ver1です。
横から見ると、こんな感じ。

この形にすることでジャンプの着地ではフロント側のプレート部が接地して前転を防止し、尚且つ巻き付けてある為にかなりの長寿命になっています。
加えて強力なブレーキを効かせることが出来るので非常に有効なフロントブレーキであると思います。
しかし、こういったスポンジブレーキの弱点として「使用しているうちにブレーキスポンジが削れてきてしまい、効きが不安定になってしまう」という事があります。
「もっと効きを持続させつつ強力にブレーキング出来ないかな?」と考え、さらに強力にしたのが・・・・

TMブレーキVer2。
これはプレートを先端で2連結しており、尚且つ電池側プレートを一段下げた位置にすることで強烈に地面に接地させ、ブレーキ力の向上を狙った物です。

横から見るとこんな感じ。

しかしこれはハッキリ言って失敗作でした。
あまりにもブレーキが効きすぎ、しかもジャンプ着地でもブレーキが効いてしまい、着地後の再加速が非常に遅れるという弱点を持っていました。
結構いけると思ったんだけどなぁ・・・・
そしてVer2の失敗から反省し、効きを少々落として現在のメインになっているのが、改良したVer3です。
プレート先端で連結させるのではなく、中側で連結させています。
メインプレート、サブプレートと、橋渡しにするプレートの端材を用意します(写真撮り忘れた)。
そしたら、接着する面をヤスリで荒らし、接着の準備。

そしたらこれを橋渡しにするように接着します。


接着剤が乾いたところではみ出ていたりカドになっている部分のプレートを削り落とします。

そうしたら、これにブレーキスポンジを巻き付けて・・・・


完成。


横から見るとこんな感じ。

これですとバッテリー側に押さえとなるサブプレートがある為、かなり安定して効きを持続させることが出来ます。
加えてそこまで複雑な構造ではないし、幅広い車種に簡単に付けることが出来ます。
現在のまてぃぇぅのマシンのフロントブレーキにはVer1、またはVer3のTMブレーキを付けており、もはや「フロントブレーキはこれだけで良くね?」状態となっています。
興味のある方は是非とも使用してみてください。
今日のテーマ
テンションバー巻きブレーキ
まてぃぇぅのマシンのフロントブレーキとしてほぼ標準で付けている物ですが、今回は「いったいどんな物なのか?」という事を書きたいと思います。
名前の由来は、井桁超大径マシンのフロントバンパーユニットに使用されている「テンションバー方式」というバンパーより。
まず、現代のミニ四駆、スロープ・ジャンプ付き立体コースにおいてブレーキが必須なのは最早常識となっていますね。
ブレーキの効き具合においてはフロントが一番効き、リアの方が効きが弱いというのも一般的かと思います。
そこでブレーキの効きを強めたい、もっと減速したいという事でフロントにピンクスポンジブレーキなどの強力な物を使用していくと・・・・今度は前転の危険度が増していきます。
マシンがジャンプし、フロントを低くして着地した時にフロントブレーキを接地させてしまい、そのまま前転してしまってリタイアとなってしまう、こういった経験はないでしょうか。
これには皆さん、スポンジを貼る位置をより電池側に近くしたり、ブレーキ最前面にタミヤマスキングテープを貼ったりして対策しているかと思います。
そこでまてぃぇぅは「もっと簡単に、尚且つ効き、トラブルが出にくい方式はないかな?」と考えました。
そんなこんなで作り出したのが「テンションバー巻きブレーキ」、略して「TMブレーキ」です。
TMブレーキは
1.フロント最前面はブレーキが接地しない
2.スポンジが簡単に剥がれない、長寿命を実現
3.簡単に作れる
4.多くの車種で簡単に付けられる
という4つの特徴を持っており、普通にブレーキを張り付けるよりも非常に使い勝手が良い物を実現しました。
さて、作成ですが、作るには何かしらFRPやカーボンプレートを切る・削る道具が必要になってきます。
100均ダイヤモンドヤスリは必須で、リューター(安い物でも可)も必要になってきます。
まぁ、その辺りは各自で必要かどうかを判断してもらえれば・・・・・
また、取り付ける際には皿ビスを使用しないとコースを傷つけてしまいますので、皿ビス加工は必須です。
リューター+タミヤの皿ビスビットを使用するか、一般工具の皿ビス加工用ビットを使用しましょう。
さて、それではまず、材料となるFRPやカーボンプレートを用意します。

そうしたら、上の写真の赤矢印の穴を目印にして中身をくり抜くように長穴を開けます。

このままでは穴がクソ汚いので、ヤスリを使って形を整形します。

そして、コースに接地することを考え、前側になる方のプレートのカドを削り落とします。


この削り落としの作業は必ずやりましょう。
そのままのカドが立った状態では「コースを傷つける改造」に含まれますし、本当にコースの床を削ったり繋ぎ目を削ったりする事があります。
お店や大会会場によっては非常に嫌がられます。迷惑をかけない為にも必ずここのカドは落とします!
そんなこんなで、この長穴にブレーキスポンジを巻き付けます。(諸事情で別のプレートを使用しています)



これがTMブレーキの初期型。Ver1です。
横から見ると、こんな感じ。

この形にすることでジャンプの着地ではフロント側のプレート部が接地して前転を防止し、尚且つ巻き付けてある為にかなりの長寿命になっています。
加えて強力なブレーキを効かせることが出来るので非常に有効なフロントブレーキであると思います。
しかし、こういったスポンジブレーキの弱点として「使用しているうちにブレーキスポンジが削れてきてしまい、効きが不安定になってしまう」という事があります。
「もっと効きを持続させつつ強力にブレーキング出来ないかな?」と考え、さらに強力にしたのが・・・・

TMブレーキVer2。
これはプレートを先端で2連結しており、尚且つ電池側プレートを一段下げた位置にすることで強烈に地面に接地させ、ブレーキ力の向上を狙った物です。

横から見るとこんな感じ。

しかしこれはハッキリ言って失敗作でした。
あまりにもブレーキが効きすぎ、しかもジャンプ着地でもブレーキが効いてしまい、着地後の再加速が非常に遅れるという弱点を持っていました。
結構いけると思ったんだけどなぁ・・・・
そしてVer2の失敗から反省し、効きを少々落として現在のメインになっているのが、改良したVer3です。
プレート先端で連結させるのではなく、中側で連結させています。
メインプレート、サブプレートと、橋渡しにするプレートの端材を用意します(写真撮り忘れた)。
そしたら、接着する面をヤスリで荒らし、接着の準備。

そしたらこれを橋渡しにするように接着します。


接着剤が乾いたところではみ出ていたりカドになっている部分のプレートを削り落とします。

そうしたら、これにブレーキスポンジを巻き付けて・・・・


完成。


横から見るとこんな感じ。

これですとバッテリー側に押さえとなるサブプレートがある為、かなり安定して効きを持続させることが出来ます。
加えてそこまで複雑な構造ではないし、幅広い車種に簡単に付けることが出来ます。
現在のまてぃぇぅのマシンのフロントブレーキにはVer1、またはVer3のTMブレーキを付けており、もはや「フロントブレーキはこれだけで良くね?」状態となっています。
興味のある方は是非とも使用してみてください。
バッテリーをカツる
ネオチャンプをカツってます。

ウチの充電環境はミニ四駆にしてみればオーバースペックかと思います。
フラットオンリーだった頃に充電器に凝ってましたから、どうせ購入するならと最高峰の充電器を揃えてあるんですね。

Kエンジニアリングのフロントラインコンペティション。
恐らく、「ニッケル水素電池を充電する」という目的に対しては日本一の性能を持つ充電器だと思います。
ここまで細かく、尚且つ豊富な充電設定を選択できる充電器は他に見たことがありません。
Kエンジニアリング公式サイト内の紹介
まてぃぇぅの設定。
育成単セルの場合
1st充電:3.5A リニア充電 350mAhまで。
2nd充電:4.0A リニア充電 600mAhまで。
3rd充電:5.0A リニア充電 1100mAhまで。
デルタピークは15mV。超深い充電をします。
フロントラインや同じくKエンジニアリング製のレコードブレイカーの場合、単セル充電ではパルス系の充電をしてはいけません。必ず単セルではリニア充電をします。でないと電池内部がぶっ壊れます。
温度カットは45℃で設定しますが、ここまで温度が上がった所を見たことがありません。上がっても32℃くらいまでですね。
単セルで上記充電をしてやると、充電中の電池電圧が1.9Vを超えます。
育成2セルの場合
1st充電:3.5A インパクトパルス充電 300mAhまで。
2nd充電:4.0A スタティックパルス充電 600mAhまで。
3rd充電:5.0A スタティックパルス充電 1100mAhまで。
デルタピークは10mV。
ちなみに、インパクトパルスで充電すると物凄い電力を食うので、安定化電源、ACアダプタの容量が10A以上必要になります。
レース用2セルの場合
1st充電:3.5A スタティックパルス充電 300mAhまで。
2nd充電:4.0A スタティックパルス充電 600mAhまで。
3rd充電:5.0A リニア充電 1100mAhまで。
デルタピークは10mV。
これでだいたいネオチャンプ2セルで1000~1070mAhくらいまで入ります。
上を見て「!?」と思った方は電池ヲタクです(笑)
ネオチャンプに対して最終的に5C充電をしています。これは非常識な充電力ですね。
ですが、ネオチャンプは相当性能がいいので、5Cくらいになら耐えられるようです。
パンチも結構出るようになります。
俺の師匠のサイトでもネオチャンプ5C充電推奨ですしw
あんまりタラタラ充電していると電池が休眠状態に陥りやすくなるようですね。
あ、上記のように充電して育成していくと、内部抵抗が65mΩを切るようになるので非常に状態は良くなります。

こちらは上と同じくKエンジニアリングのフォートレス。
これも「ニッケル水素電池を放電する」という目的に対しては日本一、いや、世界一かもしれません。
最大35.0A放電というバカとしか思えない放電能力があり、3ステップダウン放電が出来るというロストテクノロジー的な超技術力が詰まっていますw
Kエンジニアリング公式サイト内の紹介
まてぃぇぅの設定。
育成用 & レース終了後保管の単セル放電の場合
1st放電:4.0A 0.9Vカット
2nd放電:1.0A 0.9Vカット
3rd放電:0.5A 0.9Vカット
育成用2セル放電の場合
1st放電:4.0A 1.8Vカット
2nd放電:1.0A 1.8Vカット
3rd放電:0.5A 1.8Vカット
これはわかる人がいるんじゃないかなぁ。
ニッケル水素1セルに対して0.9Vまで放電しています。かなり深い放電です。
いつも電池に無理矢理押し込んでるように充電してるんで、スパーンと全部電気を抜き取ってやるイメージですね。
そして・・・・
ネオチャンプに対して4C放電をしています。これは相当な放電力です。
しかし、ここからが重要なんですが、充電電池は放電の方が重要になってきます。
大容量でバーンと放電してやることにより、電池に「一気に電気を放出させる」というクセを付けてやるのです。
まぁこの辺は上の師匠のサイトに詳しく解説が載っているので読んでいただければとw
それに、俺が主に使用しているパワーダッシュは消費電力が最大3300mAh。つまり3.3Ahです。
スプリントダッシュは3800mAh。3.8Ahです。
この数字に近い、ちょっとだけ大きめの放電力で放電させてやることで、実践に近い放電をし、尚且つドカンと電気を放出させるように電池にクセを付けてやるというわけです。
ちなみに、プラズマダッシュ放電をやってやるとこの放電に近い放電が出来ます(プラズマダッシュの消費電力は4.2Ah)。
充電ヲタクになっていくとこんな風にバッテリーの知識が増えていくけどお金が10万単位で飛んでいくよ!(泣

ウチの充電環境はミニ四駆にしてみればオーバースペックかと思います。
フラットオンリーだった頃に充電器に凝ってましたから、どうせ購入するならと最高峰の充電器を揃えてあるんですね。

Kエンジニアリングのフロントラインコンペティション。
恐らく、「ニッケル水素電池を充電する」という目的に対しては日本一の性能を持つ充電器だと思います。
ここまで細かく、尚且つ豊富な充電設定を選択できる充電器は他に見たことがありません。
Kエンジニアリング公式サイト内の紹介
まてぃぇぅの設定。
育成単セルの場合
1st充電:3.5A リニア充電 350mAhまで。
2nd充電:4.0A リニア充電 600mAhまで。
3rd充電:5.0A リニア充電 1100mAhまで。
デルタピークは15mV。超深い充電をします。
フロントラインや同じくKエンジニアリング製のレコードブレイカーの場合、単セル充電ではパルス系の充電をしてはいけません。必ず単セルではリニア充電をします。でないと電池内部がぶっ壊れます。
温度カットは45℃で設定しますが、ここまで温度が上がった所を見たことがありません。上がっても32℃くらいまでですね。
単セルで上記充電をしてやると、充電中の電池電圧が1.9Vを超えます。
育成2セルの場合
1st充電:3.5A インパクトパルス充電 300mAhまで。
2nd充電:4.0A スタティックパルス充電 600mAhまで。
3rd充電:5.0A スタティックパルス充電 1100mAhまで。
デルタピークは10mV。
ちなみに、インパクトパルスで充電すると物凄い電力を食うので、安定化電源、ACアダプタの容量が10A以上必要になります。
レース用2セルの場合
1st充電:3.5A スタティックパルス充電 300mAhまで。
2nd充電:4.0A スタティックパルス充電 600mAhまで。
3rd充電:5.0A リニア充電 1100mAhまで。
デルタピークは10mV。
これでだいたいネオチャンプ2セルで1000~1070mAhくらいまで入ります。
上を見て「!?」と思った方は電池ヲタクです(笑)
ネオチャンプに対して最終的に5C充電をしています。これは非常識な充電力ですね。
ですが、ネオチャンプは相当性能がいいので、5Cくらいになら耐えられるようです。
パンチも結構出るようになります。
俺の師匠のサイトでもネオチャンプ5C充電推奨ですしw
あんまりタラタラ充電していると電池が休眠状態に陥りやすくなるようですね。
あ、上記のように充電して育成していくと、内部抵抗が65mΩを切るようになるので非常に状態は良くなります。

こちらは上と同じくKエンジニアリングのフォートレス。
これも「ニッケル水素電池を放電する」という目的に対しては日本一、いや、世界一かもしれません。
最大35.0A放電というバカとしか思えない放電能力があり、3ステップダウン放電が出来るというロストテクノロジー的な超技術力が詰まっていますw
Kエンジニアリング公式サイト内の紹介
まてぃぇぅの設定。
育成用 & レース終了後保管の単セル放電の場合
1st放電:4.0A 0.9Vカット
2nd放電:1.0A 0.9Vカット
3rd放電:0.5A 0.9Vカット
育成用2セル放電の場合
1st放電:4.0A 1.8Vカット
2nd放電:1.0A 1.8Vカット
3rd放電:0.5A 1.8Vカット
これはわかる人がいるんじゃないかなぁ。
ニッケル水素1セルに対して0.9Vまで放電しています。かなり深い放電です。
いつも電池に無理矢理押し込んでるように充電してるんで、スパーンと全部電気を抜き取ってやるイメージですね。
そして・・・・
ネオチャンプに対して4C放電をしています。これは相当な放電力です。
しかし、ここからが重要なんですが、充電電池は放電の方が重要になってきます。
大容量でバーンと放電してやることにより、電池に「一気に電気を放出させる」というクセを付けてやるのです。
まぁこの辺は上の師匠のサイトに詳しく解説が載っているので読んでいただければとw
それに、俺が主に使用しているパワーダッシュは消費電力が最大3300mAh。つまり3.3Ahです。
スプリントダッシュは3800mAh。3.8Ahです。
この数字に近い、ちょっとだけ大きめの放電力で放電させてやることで、実践に近い放電をし、尚且つドカンと電気を放出させるように電池にクセを付けてやるというわけです。
ちなみに、プラズマダッシュ放電をやってやるとこの放電に近い放電が出来ます(プラズマダッシュの消費電力は4.2Ah)。
充電ヲタクになっていくとこんな風にバッテリーの知識が増えていくけどお金が10万単位で飛んでいくよ!(泣