【原点に】シンプル is ベストX【立ち返って】
マシンガレージ50台目。
記念すべき50台目は、原点に立ち返った超シンプルマシン。
シンプル is ベストX「マスダンパーなんかいらねぇ!!」仕様。

いやぁ、約2年半ぶりの更新となりますが…今回は新たな指標としてマシンを製作してみました。
以前TMブレーキVer.2として制作したブレーキシステムですが、「あまりにもブレーキが効き過ぎて、総合的にめちゃくちゃ遅くなってしまう」という欠点がありました。
そこで俺は考えました。
極限まで速度を上げていけば総合的に速くできるよね?と。
そんなこんなで構想は前からあったのですが中々製作する機会がなく…完成するまでに時間がかかってしまいました。
前から

後ろ

上面

下面

巨大なTMブレーキVer.2を付けています。
今回は効きをMAXまで上げるため、余計な小細工はしないでガッツリ赤スポンジ1mmを付けています。
左右


フロントセクション

特に代わり映えのしないフロント周りですが、今回のマシンはフロントバンパーをかなり後退させるためにバンパーカットしています。
…と言っても一般的なバンパーカットではなく、必要最低限のカットでビスを最大限活用してシンプルに仕上げています。
加えて、リアブレーキを思い切り後退させてもレギュ以内に収まるようにフロントを削り落としてオーバーハングを切り詰めています。
リアセクション

リアブレーキ、リアローラーを可能な限り後退させています。
ジャンプ時にフロントが下がればいいかなーという狙いでこういう形になりました。
駆動周り

今回速度を極限まで上げるために駆動周りはフラットでのガチ仕様と同じに仕上げています。
ただ、クラウンだけはアップダウンで欠けてしまうことを考えて背面を削るだけに留めています。
さて、こんな感じでマスダンパーレス・全力ブレーキ仕様で仕上げてみたXですが…
こんだけシンプルに仕上げてあることもあり、重量はFRP時代の井桁並の73.6gと非常に軽く仕上がっています。

これだけの軽量で、超速ギアで、スプリントでブン回して走らせるんです。
もうおわかりですね?
フラット面は非常識な速度が出ます。
周りにいたガチ仕様と思われる大人のMSフレキマシンと同等かそれ以上の速度で走っていました。
ただ、完走率はやっぱりまだまだ低いですね…
この時はサーキットが非常に混んでいた事もあって殆ど走らせられなかったのですが、もっとセッティングを突き詰めれば十分戦えるマシンになるのではないかと思います。
時代の流れは「コテコテのギミックを載せて弱いブレーキでガンガン速度を出し、滑り込ませるようにサーキットを走らせていく」のが主流となっています。
そこに一石を投じたい、難しいことをしなくても速く走れるんだ、そういうことを見せつけたい。
まてぃぇぅはそんな思いでマシンを作っています。
これで大会入賞を狙うぞーーー!!
記念すべき50台目は、原点に立ち返った超シンプルマシン。
シンプル is ベストX「マスダンパーなんかいらねぇ!!」仕様。

いやぁ、約2年半ぶりの更新となりますが…今回は新たな指標としてマシンを製作してみました。
以前TMブレーキVer.2として制作したブレーキシステムですが、「あまりにもブレーキが効き過ぎて、総合的にめちゃくちゃ遅くなってしまう」という欠点がありました。
そこで俺は考えました。
極限まで速度を上げていけば総合的に速くできるよね?と。
そんなこんなで構想は前からあったのですが中々製作する機会がなく…完成するまでに時間がかかってしまいました。
前から

後ろ

上面

下面

巨大なTMブレーキVer.2を付けています。
今回は効きをMAXまで上げるため、余計な小細工はしないでガッツリ赤スポンジ1mmを付けています。
左右


フロントセクション

特に代わり映えのしないフロント周りですが、今回のマシンはフロントバンパーをかなり後退させるためにバンパーカットしています。
…と言っても一般的なバンパーカットではなく、必要最低限のカットでビスを最大限活用してシンプルに仕上げています。
加えて、リアブレーキを思い切り後退させてもレギュ以内に収まるようにフロントを削り落としてオーバーハングを切り詰めています。
リアセクション

リアブレーキ、リアローラーを可能な限り後退させています。
ジャンプ時にフロントが下がればいいかなーという狙いでこういう形になりました。
駆動周り

今回速度を極限まで上げるために駆動周りはフラットでのガチ仕様と同じに仕上げています。
ただ、クラウンだけはアップダウンで欠けてしまうことを考えて背面を削るだけに留めています。
さて、こんな感じでマスダンパーレス・全力ブレーキ仕様で仕上げてみたXですが…
こんだけシンプルに仕上げてあることもあり、重量はFRP時代の井桁並の73.6gと非常に軽く仕上がっています。

これだけの軽量で、超速ギアで、スプリントでブン回して走らせるんです。
もうおわかりですね?
フラット面は非常識な速度が出ます。
周りにいたガチ仕様と思われる大人のMSフレキマシンと同等かそれ以上の速度で走っていました。
ただ、完走率はやっぱりまだまだ低いですね…
この時はサーキットが非常に混んでいた事もあって殆ど走らせられなかったのですが、もっとセッティングを突き詰めれば十分戦えるマシンになるのではないかと思います。
時代の流れは「コテコテのギミックを載せて弱いブレーキでガンガン速度を出し、滑り込ませるようにサーキットを走らせていく」のが主流となっています。
そこに一石を投じたい、難しいことをしなくても速く走れるんだ、そういうことを見せつけたい。
まてぃぇぅはそんな思いでマシンを作っています。
これで大会入賞を狙うぞーーー!!
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フルフラットXX
マシンガレージ49台目。
フルフラットXX 超大径仕様。

先日ミニ四駆処きんぎょさんへの訪問を経て、フラットに対するモチベーションが上がりました。
そこで、約10年ぶりに本格的な超大径マシンを作ってみようと思い立ったわけです。
このマシンを作るにあたって、いくつか目標を立てました。
・以前作って自分の中でフラット最速であった、りんごじゃむ耐久用赤VS以上の速度を出す
・重量を70g以下に収める
・最大限に奇麗に作る
・現代のフルフラットの設計思想になるべく合わせて作る
上面

下面

前から

後ろ

左右


フロントセクション

830 + 520ベアリングの組み合わせでのフロントバンパー。
このように「上面ベアリングを大きく、下面ベアリングを小さく」という組み合わせにすることにより、コーナーリングでわざとアウトリフトさせることによって内側二輪走行をさせることにより速度を出す、というのが現代のフルフラットの作り方のようですね。
カーボンをふんだんに使い、ピンには中空ペラシャを使用し、軽量化を狙っています。
本当はリアセクションと同じように「上面19mmアルミベアリング + 下面17mmアルミベアリング」という組み合わせにしようと思っていたんですが、この組み合わせにしてしまうとフロントバンパーを取り付ける時にめちゃめちゃ面倒になってしまうという欠点がありました(泣
ローラーが邪魔になってしまうのでネジが絞められず、取り付けの際にいちいちローラーの取り外しをしなければならないという…
なので、フロントは装備を見直して830としました。
リアセクション

上面19mm軽量アルミベアリング + 下面17mm軽量アルミベアリング。
これもフロントと同じような感じで、上面を大きく、下面を小さく、です。
タイヤ

フロントはインナーにローフリクションタイヤ、アウターに縮みタイヤを使用し、リアにはインナー縮み・アウターハードタイヤを使用。
現代ではタイヤをメチャメチャ細く作るのが主流みたいですね。
このタイヤでもフロント約1.5mm、リアが2mmしかありません(汗
重量も細くしたことによりフロント1.9g、リア2.2gまで軽くなっています。
また、TPEタイヤは縮ませることによりタイヤから薬剤が抜けるので軽くなるという特徴があります。
駆動

最小限の加工で抵抗をなくす努力をしています。
クラウン側は以前解説したように尖らせており、スパー側は固定しております。
クラウンを尖らせると言っても耐久性が無くなってしまうのでちょっと削っただけですが、それだけでもかなり駆動音は静かになりました。
こんな感じでマシンを作ってみましたが、マシン総重量は63.4g。

XXの井桁超大径マシンとしてはかなり軽量に仕上がりました。
お宝あっとマーケットに持ち込み、フルフラットコースを走らせてみましたが、記録したタイムから計算すると
秒速7.98。
数字だけ見ると今までの俺のマシンからしたら信じられないくらい速いマシンとなったのですが、現代ではフルフラットであれば秒速8超えのマシンがゴロゴロいる時代です(大汗
それこそフラットの大会ともなれば秒速8を超えないとお話にならないレベルですし。
現代のマシンと互角に走る為にはまだまだ突き詰めないとダメなようですね。
フルフラットXX 超大径仕様。

先日ミニ四駆処きんぎょさんへの訪問を経て、フラットに対するモチベーションが上がりました。
そこで、約10年ぶりに本格的な超大径マシンを作ってみようと思い立ったわけです。
このマシンを作るにあたって、いくつか目標を立てました。
・以前作って自分の中でフラット最速であった、りんごじゃむ耐久用赤VS以上の速度を出す
・重量を70g以下に収める
・最大限に奇麗に作る
・現代のフルフラットの設計思想になるべく合わせて作る
上面

下面

前から

後ろ

左右


フロントセクション

830 + 520ベアリングの組み合わせでのフロントバンパー。
このように「上面ベアリングを大きく、下面ベアリングを小さく」という組み合わせにすることにより、コーナーリングでわざとアウトリフトさせることによって内側二輪走行をさせることにより速度を出す、というのが現代のフルフラットの作り方のようですね。
カーボンをふんだんに使い、ピンには中空ペラシャを使用し、軽量化を狙っています。
本当はリアセクションと同じように「上面19mmアルミベアリング + 下面17mmアルミベアリング」という組み合わせにしようと思っていたんですが、この組み合わせにしてしまうとフロントバンパーを取り付ける時にめちゃめちゃ面倒になってしまうという欠点がありました(泣
ローラーが邪魔になってしまうのでネジが絞められず、取り付けの際にいちいちローラーの取り外しをしなければならないという…
なので、フロントは装備を見直して830としました。
リアセクション

上面19mm軽量アルミベアリング + 下面17mm軽量アルミベアリング。
これもフロントと同じような感じで、上面を大きく、下面を小さく、です。
タイヤ

フロントはインナーにローフリクションタイヤ、アウターに縮みタイヤを使用し、リアにはインナー縮み・アウターハードタイヤを使用。
現代ではタイヤをメチャメチャ細く作るのが主流みたいですね。
このタイヤでもフロント約1.5mm、リアが2mmしかありません(汗
重量も細くしたことによりフロント1.9g、リア2.2gまで軽くなっています。
また、TPEタイヤは縮ませることによりタイヤから薬剤が抜けるので軽くなるという特徴があります。
駆動

最小限の加工で抵抗をなくす努力をしています。
クラウン側は以前解説したように尖らせており、スパー側は固定しております。
クラウンを尖らせると言っても耐久性が無くなってしまうのでちょっと削っただけですが、それだけでもかなり駆動音は静かになりました。
こんな感じでマシンを作ってみましたが、マシン総重量は63.4g。

XXの井桁超大径マシンとしてはかなり軽量に仕上がりました。
お宝あっとマーケットに持ち込み、フルフラットコースを走らせてみましたが、記録したタイムから計算すると
秒速7.98。
昨日のお宝でのフルフラットにて、XXで秒速7.98を記録。
— まてぃぇぅ (@mateiu0503) July 25, 2020
うーむ…これだけ出してもまだまだのレベルなのか…今の時代はちょっと速度域が高過ぎますね。 pic.twitter.com/ObMeGgzUeV
数字だけ見ると今までの俺のマシンからしたら信じられないくらい速いマシンとなったのですが、現代ではフルフラットであれば秒速8超えのマシンがゴロゴロいる時代です(大汗
それこそフラットの大会ともなれば秒速8を超えないとお話にならないレベルですし。
現代のマシンと互角に走る為にはまだまだ突き詰めないとダメなようですね。
超小径リアイゲオXX
マシンガレージ48台目。
超小径XX「二年ぶりにリア提灯マシンで行きましょう蛍光イエローXX。」仕様。

約二年前、赤ポリカXXでリアヒクオマシンを作っておりましたが、久しぶりにリアヒクオ(提灯)マシンを作ってみようと考えました。
これにも訳がありまして…
今までXのメインマシンとして、26mmの中径X、23mmの超小径Xと二台体制でレース等に挑戦していたのですが、この二台にもっと差別化ができないかな?と考えていまして…。
そこで、両方フロント提灯だったのを片方リア提灯に変更してみよう、と考えた訳です。
上面

下面

前から

後ろ

左右


フロントセクション

いつもとホントに変わらないフロント回り。
まぁ今回はフロントにイゲオを搭載していない為、更にシンプルな仕上がりになっています。
また、このマシンのフロントブレーキにも新基準のブレーキを付けています。

この方式にすると、TMブレーキよりも強力なブレーキを掛けられる + 巻きブレーキと違い、つんのめり防止テープで前側を覆わなくていい + 寿命が比較的長いといいことづくめです。
リアセクション

リアイゲオの為、パーツがリアに集中しています。
しかしイゲオ構造はパーツ点数を少なくシンプルに出来るため、そこそこ軽量に仕上げります。
また、今回はリアAパーツの押さえをリアバンパーと一体で押さえるように変更し、パーツ点数の削減・軽量化を図っています。

イゲオ

今回は13・19mmローラー用マルチ補強プレートを使用し、イゲオアームを制作。
低くする場合、通常のヒクオ構造だとホイールの間を通すのに苦労しますね。
そこで皆さん「組継ぎヒクオアーム」を作って通していると思いますが、イゲオ構造でしたら特に苦労しなくてもホイールの間ギリギリを通せるため、構造や形をシンプルに軽く仕上げることができます。
これはイゲオのアドバンテージだと思っています。
イゲオの制作ですが、これを作る場合左右のバランスやアームの傾き、左右のアームの開き具合等、最初は左右対称に制作するのに非常に苦労しました。
ですが、最近確実に奇麗に作る方法を思いついたんですよ。
シャーシを治具として直接使っちゃうんです。


こうやってアームをヒンジに固定してしまい、まずは開き具合を調整・左右の角度の整合をしてしまいます。
イゲオは開き具合を加工で自由に調整できるため、ちょっとだけの開口角度からガバァッと開く超大角度までどんな角度にもお好みに調整できます。
調整したらここに横のアームを通し・・・

左右の位置調整、水平出しをします。

水平を出したらこれを仮接着し、動かなくなったらアームを外して本接着します。
この方法で制作するとビシッと奇麗なアームを組み立てる事ができます。
ちなみに開口角度ですが。


この程度にかなり控えめにしています。
フロント・リアタイヤ

フロントには赤いハードタイヤを縮ませた23mm超小径の物を。
リアはホワイトハード小径オフセットトレッドタイヤを加工して23mmに。
今回駆動をちょっと弄ってみました。

カウンターの軸壁に蓋をし、カウンター軸をモーター側に押しています。
Xやその他のシャーシってカウンター軸のタイヤ側には何もストッパーが付いていない為、押されるとカウンターギアが壁に押し付けられるような感じなんですよね。
そこでカウンター軸をモーター側に押すことによって、ギアが壁側になるべく行かないようにし、余裕を作ってみることにしました。
これがどうなるか・・・まだテスト走行ができていないのでわかりませんが(汗
さて、このようなマシンで久々にリア提灯マシンを作ってみましたが、リア提灯にはフロント提灯にはないメリット・デメリットがあります。
メリットですが、リア提灯の場合特にリフター等を使用しなくてもアームが勝手に開くため、安定した効きを期待できることです。
以前作った時は何も開くように工作していませんでしたが、がばぁっとダイナミックに開いていて驚いた記憶があります。
デメリットですが・・・リア提灯の場合アーム類が長くなってしまうのでどうしても構造的に重くなってしまう事、そしてジャンプ直後にコースをくぐる様なレイアウトの場合だと破損の確立が非常に高いという事ですね(汗
進行方向に対して口を開くように動作するので、ジャンプの着地直後に下にくぐるレイアウトだと動作したアームがそれに引っかかり、アームを派手に折ってしまうんですよね(汗
このようなレイアウトの場合は使用しない方が賢明だと考えています。
さて、こんなマシンを作ってみましたが現在はコロナウイルスでサーキットに行けない為、テスト走行が全くできないのが残念です(泣
走らせられるようになったらどんなもんだか見てみたいですね。
超小径XX「二年ぶりにリア提灯マシンで行きましょう蛍光イエローXX。」仕様。

約二年前、赤ポリカXXでリアヒクオマシンを作っておりましたが、久しぶりにリアヒクオ(提灯)マシンを作ってみようと考えました。
これにも訳がありまして…
今までXのメインマシンとして、26mmの中径X、23mmの超小径Xと二台体制でレース等に挑戦していたのですが、この二台にもっと差別化ができないかな?と考えていまして…。
そこで、両方フロント提灯だったのを片方リア提灯に変更してみよう、と考えた訳です。
上面

下面

前から

後ろ

左右


フロントセクション

いつもとホントに変わらないフロント回り。
まぁ今回はフロントにイゲオを搭載していない為、更にシンプルな仕上がりになっています。
また、このマシンのフロントブレーキにも新基準のブレーキを付けています。

この方式にすると、TMブレーキよりも強力なブレーキを掛けられる + 巻きブレーキと違い、つんのめり防止テープで前側を覆わなくていい + 寿命が比較的長いといいことづくめです。
リアセクション

リアイゲオの為、パーツがリアに集中しています。
しかしイゲオ構造はパーツ点数を少なくシンプルに出来るため、そこそこ軽量に仕上げります。
また、今回はリアAパーツの押さえをリアバンパーと一体で押さえるように変更し、パーツ点数の削減・軽量化を図っています。

イゲオ

今回は13・19mmローラー用マルチ補強プレートを使用し、イゲオアームを制作。
低くする場合、通常のヒクオ構造だとホイールの間を通すのに苦労しますね。
そこで皆さん「組継ぎヒクオアーム」を作って通していると思いますが、イゲオ構造でしたら特に苦労しなくてもホイールの間ギリギリを通せるため、構造や形をシンプルに軽く仕上げることができます。
これはイゲオのアドバンテージだと思っています。
イゲオの制作ですが、これを作る場合左右のバランスやアームの傾き、左右のアームの開き具合等、最初は左右対称に制作するのに非常に苦労しました。
ですが、最近確実に奇麗に作る方法を思いついたんですよ。
シャーシを治具として直接使っちゃうんです。


こうやってアームをヒンジに固定してしまい、まずは開き具合を調整・左右の角度の整合をしてしまいます。
イゲオは開き具合を加工で自由に調整できるため、ちょっとだけの開口角度からガバァッと開く超大角度までどんな角度にもお好みに調整できます。
調整したらここに横のアームを通し・・・

左右の位置調整、水平出しをします。

水平を出したらこれを仮接着し、動かなくなったらアームを外して本接着します。
この方法で制作するとビシッと奇麗なアームを組み立てる事ができます。
ちなみに開口角度ですが。


この程度にかなり控えめにしています。
フロント・リアタイヤ

フロントには赤いハードタイヤを縮ませた23mm超小径の物を。
リアはホワイトハード小径オフセットトレッドタイヤを加工して23mmに。
今回駆動をちょっと弄ってみました。

カウンターの軸壁に蓋をし、カウンター軸をモーター側に押しています。
Xやその他のシャーシってカウンター軸のタイヤ側には何もストッパーが付いていない為、押されるとカウンターギアが壁に押し付けられるような感じなんですよね。
そこでカウンター軸をモーター側に押すことによって、ギアが壁側になるべく行かないようにし、余裕を作ってみることにしました。
これがどうなるか・・・まだテスト走行ができていないのでわかりませんが(汗
さて、このようなマシンで久々にリア提灯マシンを作ってみましたが、リア提灯にはフロント提灯にはないメリット・デメリットがあります。
メリットですが、リア提灯の場合特にリフター等を使用しなくてもアームが勝手に開くため、安定した効きを期待できることです。
以前作った時は何も開くように工作していませんでしたが、がばぁっとダイナミックに開いていて驚いた記憶があります。
デメリットですが・・・リア提灯の場合アーム類が長くなってしまうのでどうしても構造的に重くなってしまう事、そしてジャンプ直後にコースをくぐる様なレイアウトの場合だと破損の確立が非常に高いという事ですね(汗
進行方向に対して口を開くように動作するので、ジャンプの着地直後に下にくぐるレイアウトだと動作したアームがそれに引っかかり、アームを派手に折ってしまうんですよね(汗
このようなレイアウトの場合は使用しない方が賢明だと考えています。
さて、こんなマシンを作ってみましたが現在はコロナウイルスでサーキットに行けない為、テスト走行が全くできないのが残念です(泣
走らせられるようになったらどんなもんだか見てみたいですね。
蛍光イエローMA
マシンガレージ47台目。
超小径MA「普通に超小径で作ってみようじゃん」仕様。

前々からMAの戦闘力の高さは認知しておりますが、今度は超小径で制作してみました。
特に奇抜なギミックや新機構等は積んでいませんが、基本に忠実なマシンを制作することを意識しました。
上面

下面

今回のMAでもバッサリ肉抜きし、剛性を落としています。
MAの肉抜きってクッッッソ面倒なので、正直あんまりやりたくないんですが剛性があまりにも高すぎるんでしょうがないんですよね…
前から

後ろ

左右


フロントセクション

今回のフロント提灯ではイゲオ構造は使用せず、ホントに普通の提灯構造で組んでみました。
この方が重量的には軽量に作れる気がしますので、重量が気になるMAではこの構造の方が軽量に仕上がるのではないかと思います。
カーボン + ハトメ仕込みにより動作もカッチリしているのでいい感じですかね。
また、バンパーから直接提灯を生やした場合バンパーとギアカバーの高低差により提灯の動作範囲が極端に狭くなってしまう為、提灯をちょっと浮かせた位置から伸ばしています。
リアセクション

特に変わったことはありませんが、リアローラーをちょっと弄っています。
19mm系、というか520ベアリングを軸受けに使用しているローラーって520をかなり強く圧入していることが多く、ベアリングの動きが阻害されて回らないものが多いんですよね。
そこで今回から520を一旦ローラーから外し、4.99mmのソリッドリーマーでローラー穴を広げ、ネジロックで520を固定するという手法を施しています。
この方法は昔からかなりポピュラーな方法でしたが、昔は金欠でしたので・・・(汗
この加工をすると、全く回らなかったローラーがシャーシャー回るようになります。
よくよく考えてみれば、「良く回るローラーを探す」よりもローラー軸を「回るように加工」した方が結果的に節約になる、という事に最近気づくという・・・
ちなみに使用しているのは・・・
リーマ
ネジロック
タイヤ

フロントはローフリクションのハーフタイヤ23mm。
リアはオフセットトレッドタイヤのハードイエローのハーフタイヤ23mm。
リアタイヤはノーマル黒で制作するとすぐに擦り減ってしまって径が小さくなってしまうので、最低でもハードタイヤ以上ですね・・・。
ハードタイヤほどの硬さでしたら十分なグリップが確保できます。
また、多くのミニ四駆のシャーシではタイヤ径が24mmを下回るとシャーシ底面の車高が1mmを割ってしまい、レギュレーション違反となります。
そんな時はタイヤ径を大きくするか、シャーシ底面を削り落とす必要がありますが、削り落とす場合はこのような物があると便利。


巨大なダイヤモンドヤスリ、もとい、砥石です。
これを使用するとシャーシを掴みながらゴリゴリ底面を削ることが出来るので非常に楽です。
自分が使用しているのはこれですね。
ギア周り

全くの無加工です。
MA、MSのギア周りは弄る必要が無いですね。
モーターは35,000rpm程のマッハダッシュPROです。
重量

102.8g。
う~~ん…やっぱりMAで100gを切るのは中々難しいですね・・・。
今回はカーボンをフルに活用して制作しましたが。
あと、マスダンパーの重量を減らしていけば100gを切るのはできると思いますが、ダッシュ系でトバすマシンですとこれ以上マスダンパーを軽くすると安定性が極端に低下するため、これがいっぱいいっぱいですね(;´Д`)
さて、このマシン、お宝あっとマーケット町田店のコースで走らせてきました。
全体の速度は非常に満足できる出来です。
ウチのマシンの中でもかなり上位に入る速度ですね。
ただ、燃費がめちゃくちゃ悪い・・・(汗
一回走らせた後に連続で走らせようとすると明らかに速度が落ちているのがわかります。
私のモーターの作り方で慣らしていると、速度は出るけど電力食いモーターになってしまうような傾向がありますね・・・。
タイムアタックや3レーンレースでしたら十分に戦えるマシンですが、時と場合・レース形式によっては凄く不利になりえるマシンですね。
まぁとても普通に速いマシンですので、大会参加も視野に入れて調整していきたいと思います。
超小径MA「普通に超小径で作ってみようじゃん」仕様。

前々からMAの戦闘力の高さは認知しておりますが、今度は超小径で制作してみました。
特に奇抜なギミックや新機構等は積んでいませんが、基本に忠実なマシンを制作することを意識しました。
上面

下面

今回のMAでもバッサリ肉抜きし、剛性を落としています。
MAの肉抜きってクッッッソ面倒なので、正直あんまりやりたくないんですが剛性があまりにも高すぎるんでしょうがないんですよね…
前から

後ろ

左右


フロントセクション

今回のフロント提灯ではイゲオ構造は使用せず、ホントに普通の提灯構造で組んでみました。
この方が重量的には軽量に作れる気がしますので、重量が気になるMAではこの構造の方が軽量に仕上がるのではないかと思います。
カーボン + ハトメ仕込みにより動作もカッチリしているのでいい感じですかね。
また、バンパーから直接提灯を生やした場合バンパーとギアカバーの高低差により提灯の動作範囲が極端に狭くなってしまう為、提灯をちょっと浮かせた位置から伸ばしています。
リアセクション

特に変わったことはありませんが、リアローラーをちょっと弄っています。
19mm系、というか520ベアリングを軸受けに使用しているローラーって520をかなり強く圧入していることが多く、ベアリングの動きが阻害されて回らないものが多いんですよね。
そこで今回から520を一旦ローラーから外し、4.99mmのソリッドリーマーでローラー穴を広げ、ネジロックで520を固定するという手法を施しています。
この方法は昔からかなりポピュラーな方法でしたが、昔は金欠でしたので・・・(汗
この加工をすると、全く回らなかったローラーがシャーシャー回るようになります。
よくよく考えてみれば、「良く回るローラーを探す」よりもローラー軸を「回るように加工」した方が結果的に節約になる、という事に最近気づくという・・・
ちなみに使用しているのは・・・
リーマ
ネジロック
タイヤ

フロントはローフリクションのハーフタイヤ23mm。
リアはオフセットトレッドタイヤのハードイエローのハーフタイヤ23mm。
リアタイヤはノーマル黒で制作するとすぐに擦り減ってしまって径が小さくなってしまうので、最低でもハードタイヤ以上ですね・・・。
ハードタイヤほどの硬さでしたら十分なグリップが確保できます。
また、多くのミニ四駆のシャーシではタイヤ径が24mmを下回るとシャーシ底面の車高が1mmを割ってしまい、レギュレーション違反となります。
そんな時はタイヤ径を大きくするか、シャーシ底面を削り落とす必要がありますが、削り落とす場合はこのような物があると便利。


巨大なダイヤモンドヤスリ、もとい、砥石です。
これを使用するとシャーシを掴みながらゴリゴリ底面を削ることが出来るので非常に楽です。
自分が使用しているのはこれですね。
ギア周り

全くの無加工です。
MA、MSのギア周りは弄る必要が無いですね。
モーターは35,000rpm程のマッハダッシュPROです。
重量

102.8g。
う~~ん…やっぱりMAで100gを切るのは中々難しいですね・・・。
今回はカーボンをフルに活用して制作しましたが。
あと、マスダンパーの重量を減らしていけば100gを切るのはできると思いますが、ダッシュ系でトバすマシンですとこれ以上マスダンパーを軽くすると安定性が極端に低下するため、これがいっぱいいっぱいですね(;´Д`)
さて、このマシン、お宝あっとマーケット町田店のコースで走らせてきました。
全体の速度は非常に満足できる出来です。
ウチのマシンの中でもかなり上位に入る速度ですね。
ただ、燃費がめちゃくちゃ悪い・・・(汗
一回走らせた後に連続で走らせようとすると明らかに速度が落ちているのがわかります。
私のモーターの作り方で慣らしていると、速度は出るけど電力食いモーターになってしまうような傾向がありますね・・・。
タイムアタックや3レーンレースでしたら十分に戦えるマシンですが、時と場合・レース形式によっては凄く不利になりえるマシンですね。
まぁとても普通に速いマシンですので、大会参加も視野に入れて調整していきたいと思います。
まてぃぇぅ流MAシャーシ
マシンガレージ46台目。
MAシャーシ「まてぃぇぅがMAを料理したらどんな感じになるの?」仕様。

7年ぶりにミニ四駆に復帰した当初、最新のシャーシという事でMAにちょっとだけ手を加えたことがありました。
この時はファーストトライパーツ + α程度のマシンだったのですが、それでさえMAの速さ、恐ろしさを感じていました。
そんな時、「もし今のXのノリでMAを料理したら、どんなマシンが出来上がるかな?」と思い立ち、XでのノウハウをMAに輸入して本気マシンを作ってみることにしました。
上面

下面

バッサリ肉抜きしています。
MAはあまりにも硬すぎると思いました。
作って試作としていた最初はサイドシル(?)を残して肉抜きしていたのですが、これでもガチガチに硬く感じました。
ジャンプの着地などでコースから弾かれるんです。
そこでサイドシル部分までバッサリ切り取り、シャーシを支える部分は中央のモーターマウント部分のみとしています。
これが調整としては良い所にまとまっているようで、挙動がかなり安定しました。
前から

ここ最近、マシンにリフターを付け始めました。
XやこのMA等複数のマシンにリフターを付けておりますが、段々使い方がわかってきましたね。
まてぃぇぅのマシンセッティングでリフターを付けると、浮力を強くすれば強くするほどマシンが前傾姿勢でジャンプします。
これはジャンプ後のストレート枚数でセットが決まってきますが、ストレート枚数が多いレイアウトでリフターを強く効かせると前傾姿勢になり過ぎ、スコーンと前転します。
これはブレーキスポンジを弱くしていても物凄い勢いで前転しますね、だってマシンが垂直になるくらい前傾姿勢になるんですもん(汗
こういった着地点に余裕のあるレイアウトではリフターを弱くしないと完走率が極度に低くなってしまいます。
逆に着地がストレート1~2枚のレイアウトの場合、リフターを強くしていると頭を低くして飛んでくれるので完走率がグンと上がります。
コンパクトなレイアウトの場合ですと強めのリフターは凄い戦力になりますね。
ここはセッティング能力が問われる部分だと思います。
後ろ

特筆する部分が無いですね(汗
強いて言うならばリアブレーキを少々強めに効かせたかったので、赤スポンジの3mmを使用しているといったところでしょうか。
MAはフロントよりもリアブレーキを主軸として考えるといい走りをしてくれるような気がします。
左右


フロントセクション

このMAはあまりコストをかけたくなかったので、ヒクオアームをすべてFRPにて制作しました。
FRPでもしっかり作ってやればけっこう見栄えはいいでしょ?w
試作段階ではフロントバンパーは極力残して作っていたのですが、MAのフロントバンパーってかなり低いので、フロントブレーキの選択肢が極端に限られてしまうんですよね・・・・
本当は切りたくなかったのですが、思い切って根元から切り落とし、バンパーレス + リアマルチプレートを整形してフロントバンパーとしています。
また、フロントブレーキにはTMブレーキは使用せず、新たな形のブレーキを採用しています。

このようにプレート前側を削り落としてブレーキスポンジをちょっとだけ後退させることによって、マシンが前傾になった際に両端のFRP部分だけが接触するようになり、前転を防ごうという狙いで制作しました。
しかも巻きブレーキであるのでスポンジの耐久性・走行時の安定性は非常に高く、使い勝手は良いですね。
ちなみにこの形はフロントアンダーガードの前側にブレーキスポンジを貼り付けた形を参考にして発展させました。
アンダーガードすげぇ。
リアセクション

あまり考えないで作りました。
FRPをふんだんに使用(笑)し、コストを抑えています。
また、リアに使用している軽量19mmオールアルミローラーですが、このガンメタのモデル、メチャクチャ回るんですよね・・・・
以前にピンクのモデルも購入していますが、それよりも回ります。
単なるアタリなのかわかりませんが・・・・
フロント・リアタイヤ

普通のカーボンホイールを使用し、フロントは26mmの縮み干しタイヤ、リアはグリップそのままのハーフタイヤとしています。
シャーシについて
シャーシの肉抜きについては上記の通り、かなり思い切った肉抜きをしています。


ここまでやってやっとこさXの軽い肉抜き状態と同じくらいの柔らかさになりますね(汗
しかしモーター・ギアカバーを取り付けるとやっぱりガチガチになってしまうので、モーター部分も抜いています。
また、使用しているうちにMAの弱点を見つけたのですが、電池がグリグリ動くというか、シャーシの中にしっかり保持されないんですよね。
電池受けの各部に隙間が空いているため、電池が動いてしまい、時々接触不良を起こすんです。
これは走行中にも起こっています。


バッテリーホルダー・バッテリーボックスリア部分に1mm青スポンジを貼り、保持力を高めています。
これはかなり効果がありますね。
さて、このMAですが、数か月間テスト走行・改良を積み重ねたマシンとなります。
普段HDPを積み、4:1のギアを付けて走行させていますが、これが結構速い。
メインマシンのXのトップスピードには敵いませんが、それでも十分な速度が出ており、時と場合とレイアウトによってはXよりも好タイムを叩き出すマシンとなってしましました(汗
大会には数回出場させ、先日のYorozuyaCupにも参戦させておりますが、かなりの好成績です。
両軸特有の症状としてジャンプ時に多少車体が捻じれながら飛ぶ傾向がありますが、着地の安定性やその後の再加速の鋭さ等で相殺できてしまう速さが出ていますね。
新し目のシャーシでは、S2、AR、MA、FM-Aと一通り触ってみましたが、自分としてはMAが一番肌に合っていると感じました。
十分戦えるマシンが作れますね。
今後はMAマシンも制作の頻度を増やしていこうと思います。
MAシャーシ「まてぃぇぅがMAを料理したらどんな感じになるの?」仕様。

7年ぶりにミニ四駆に復帰した当初、最新のシャーシという事でMAにちょっとだけ手を加えたことがありました。
この時はファーストトライパーツ + α程度のマシンだったのですが、それでさえMAの速さ、恐ろしさを感じていました。
そんな時、「もし今のXのノリでMAを料理したら、どんなマシンが出来上がるかな?」と思い立ち、XでのノウハウをMAに輸入して本気マシンを作ってみることにしました。
上面

下面

バッサリ肉抜きしています。
MAはあまりにも硬すぎると思いました。
作って試作としていた最初はサイドシル(?)を残して肉抜きしていたのですが、これでもガチガチに硬く感じました。
ジャンプの着地などでコースから弾かれるんです。
そこでサイドシル部分までバッサリ切り取り、シャーシを支える部分は中央のモーターマウント部分のみとしています。
これが調整としては良い所にまとまっているようで、挙動がかなり安定しました。
前から

ここ最近、マシンにリフターを付け始めました。
XやこのMA等複数のマシンにリフターを付けておりますが、段々使い方がわかってきましたね。
まてぃぇぅのマシンセッティングでリフターを付けると、浮力を強くすれば強くするほどマシンが前傾姿勢でジャンプします。
これはジャンプ後のストレート枚数でセットが決まってきますが、ストレート枚数が多いレイアウトでリフターを強く効かせると前傾姿勢になり過ぎ、スコーンと前転します。
これはブレーキスポンジを弱くしていても物凄い勢いで前転しますね、だってマシンが垂直になるくらい前傾姿勢になるんですもん(汗
こういった着地点に余裕のあるレイアウトではリフターを弱くしないと完走率が極度に低くなってしまいます。
逆に着地がストレート1~2枚のレイアウトの場合、リフターを強くしていると頭を低くして飛んでくれるので完走率がグンと上がります。
コンパクトなレイアウトの場合ですと強めのリフターは凄い戦力になりますね。
ここはセッティング能力が問われる部分だと思います。
後ろ

特筆する部分が無いですね(汗
強いて言うならばリアブレーキを少々強めに効かせたかったので、赤スポンジの3mmを使用しているといったところでしょうか。
MAはフロントよりもリアブレーキを主軸として考えるといい走りをしてくれるような気がします。
左右


フロントセクション

このMAはあまりコストをかけたくなかったので、ヒクオアームをすべてFRPにて制作しました。
FRPでもしっかり作ってやればけっこう見栄えはいいでしょ?w
試作段階ではフロントバンパーは極力残して作っていたのですが、MAのフロントバンパーってかなり低いので、フロントブレーキの選択肢が極端に限られてしまうんですよね・・・・
本当は切りたくなかったのですが、思い切って根元から切り落とし、バンパーレス + リアマルチプレートを整形してフロントバンパーとしています。
また、フロントブレーキにはTMブレーキは使用せず、新たな形のブレーキを採用しています。

このようにプレート前側を削り落としてブレーキスポンジをちょっとだけ後退させることによって、マシンが前傾になった際に両端のFRP部分だけが接触するようになり、前転を防ごうという狙いで制作しました。
しかも巻きブレーキであるのでスポンジの耐久性・走行時の安定性は非常に高く、使い勝手は良いですね。
ちなみにこの形はフロントアンダーガードの前側にブレーキスポンジを貼り付けた形を参考にして発展させました。
アンダーガードすげぇ。
リアセクション

あまり考えないで作りました。
FRPをふんだんに使用(笑)し、コストを抑えています。
また、リアに使用している軽量19mmオールアルミローラーですが、このガンメタのモデル、メチャクチャ回るんですよね・・・・
以前にピンクのモデルも購入していますが、それよりも回ります。
単なるアタリなのかわかりませんが・・・・
フロント・リアタイヤ

普通のカーボンホイールを使用し、フロントは26mmの縮み干しタイヤ、リアはグリップそのままのハーフタイヤとしています。
シャーシについて
シャーシの肉抜きについては上記の通り、かなり思い切った肉抜きをしています。


ここまでやってやっとこさXの軽い肉抜き状態と同じくらいの柔らかさになりますね(汗
しかしモーター・ギアカバーを取り付けるとやっぱりガチガチになってしまうので、モーター部分も抜いています。
また、使用しているうちにMAの弱点を見つけたのですが、電池がグリグリ動くというか、シャーシの中にしっかり保持されないんですよね。
電池受けの各部に隙間が空いているため、電池が動いてしまい、時々接触不良を起こすんです。
これは走行中にも起こっています。


バッテリーホルダー・バッテリーボックスリア部分に1mm青スポンジを貼り、保持力を高めています。
これはかなり効果がありますね。
さて、このMAですが、数か月間テスト走行・改良を積み重ねたマシンとなります。
普段HDPを積み、4:1のギアを付けて走行させていますが、これが結構速い。
メインマシンのXのトップスピードには敵いませんが、それでも十分な速度が出ており、時と場合とレイアウトによってはXよりも好タイムを叩き出すマシンとなってしましました(汗
大会には数回出場させ、先日のYorozuyaCupにも参戦させておりますが、かなりの好成績です。
両軸特有の症状としてジャンプ時に多少車体が捻じれながら飛ぶ傾向がありますが、着地の安定性やその後の再加速の鋭さ等で相殺できてしまう速さが出ていますね。
新し目のシャーシでは、S2、AR、MA、FM-Aと一通り触ってみましたが、自分としてはMAが一番肌に合っていると感じました。
十分戦えるマシンが作れますね。
今後はMAマシンも制作の頻度を増やしていこうと思います。